- ボードゲームを始めてみたいけれど、何を買えばいいかわからない
- いくつか持っているけど、次にどんなゲームを買おうか迷っている
- 概要とおすすめポイントを一気にチェックしたい
テレビやネットでも、最近だんだんと話題になってきているボードゲーム。
ですが、新しいゲームやめずらしいゲームではなく、本当に初心者に合うゲームってどんなゲームかわからない方も多いように感じます。
僕は、2014年からボードゲームにハマり、400個以上のゲームを所持しています。
それも、すべて購入した順番を記録しています。
この記事では、初心者の人が迷わずにボードゲームが選べるように、僕が実際に購入した順番で20個のボードゲームを紹介します。ゲーム名の後ろにあるナンバーが、購入した順番です。
今回は、No.041~060に紹介したゲームをまとめました。
👉No.001~020に紹介したゲームのまとめ記事は、こちら。
要点をだけまとめていますので、
詳しく知りたい方は個別の記事もご覧ください!
この記事を読めば、1人のボードゲーマーが実際に購入した順番で紹介されたゲームの中から、 自分に合うボードゲームを探すことができます。
ボードゲームのジャンルごとに紹介していますので、頭から読むだけではなく「気になるジャンル」からでもからでも読んでみてくださいね!
迷ったらコレ! – ペンギンパーティ –
これから20個のゲームを紹介しますが、
多すぎて選べない……。
という方もいるのではないでしょうか。そんな方にズバッと1つおすすめするなら、『ペンギンパーティ』です!
おすすめする理由は、
- 色を使ったゲームなので、子どもとも遊びやすい
- 適度なけかけひきが生まれ、ゲームをプレイした満足感もある
- 1ゲームもそこまで長くない
などがあげられます。気になったら、詳細記事もご覧ください。
おすすめゲームフローチャート
それでも「いろんなゲームから自分にあうのを探してみたい」という方には、
【おすすめゲームフローチャート】を作成してみたので、活用してみてください。
ハンドマネージメント 4個
ハンドマネージメントとは、山札などから引いたカード等を手札とし、手札枚数の上限等の制限のある中でプレイするようなゲームジャンルです。
フラムルルイエ【No.051】
フラムルルイエは、クトゥルフ神話をテーマとした、 入札を行って場札を獲得するカードゲームです。
親プレイヤーは、今回獲得できる点数のカードを先に確認し、 その後手札から1枚カードを選び、表向きに入札するカードを出します。
子プレイヤーは、それを見て入札するカードを裏向きで出します。
全員のカードがでそろったら一斉に公開し、最も大きい値のカードを出したプレイヤーは、 場の点数を獲得します。
場札を獲得したプレイヤーは、入札したカードを失点として受け取り、 負けたプレイヤーは、入札したカードを-1点として受け取ります。
これを12ラウンドくり返し、最も点数が大きいプレイヤーがゲームに勝利します。
ただし、全プレイヤーがマイナスの点数だった場合、 最も点数が小さいプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | フラムルルイエ |
メーカー | BakaFire Party |
ゲームデザイナー | れらしう |
人数 | 3~5人 |
時間 | 15~20分 |
年齢 | 12才~ |
価格 | 2,000円(税込) |
・駆け引きがおもしろい
どの強さのパワーカードなら勝てるのか、勝っても点数はプラスになるのか。
1枚カードを選ぶだけなのに、他プレイヤーとの駆け引きがおもしろいですね。
最後プラスに収めるのは、結構難しいですよ。
・全体の状況を把握するのが少し大変
みんなじゃんじゃんカードを獲得していきます。
自分の計算も大変ですが、他プレイヤーの計算までとなると、 なかなか状況把握が大変な面があります。
宝物カードの予想やマイナス点の計算するために、 時々獲得しているカードをお互いに確認する時間を設けるといいかもしれません。
ゴー・ダッ・チーズ【No.052】
ゴー・ダッ・チーズは、円形に並んだ得点のチーズカードに事前にカードを仕込んでおくカードゲームです。
プレイヤーは、赤・青・黄・緑・黒の5色のうち1色を選び、「ネズミ」・「ネコ」・「イヌ」等の種類がある動物カードを15枚受け取ります。
得点として円形に並べられたチーズカードに対して、3枚づつカードをおいていきます。
全員が15枚のカードをおききったら、誰のどのカードが得点できたのかを確認します。
動物ごとに異なる点数を合計し、最も得点の多いプレイヤーはゲームに勝利します。
ゲーム名 | ゴー・ダッ・チーズ |
メーカー | OKAZU brand |
ゲームデザイナー | 林 尚志 |
人数 | 3~5人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 1,900円(税込) |
・カードを出すタイミングの見極めが重要
できるだけ前にいてチーズがにありつきたいけど、 先に出すとネコなどで邪魔される。
どのカードをどこで出すのか、1枚目は裏向きなのでどのカードに使うかなどの駆け引きがおもしろいですね。
・場所がそこそこ必要
放射線状にカードを並べていくので、机いっぱいにカードを並べることになります。
広めの場所が取れない場合は、チーズカードの並べ方を横並びにするなどの工夫をして遊ぶといいかもしれません。
猛牛が倒せない【No.056】
猛牛が倒せないは、中央の猛牛に3本目の剣を刺すこと目指し、手札のカードを交換したり牛から剣を抜いたりするハンドマネージメントゲームです。
プレイヤーは、闘牛士となって猛牛を倒そうと剣を刺していきます。 最初に4枚配られた手札を使用して、他プレイヤーと手札を交換したり、邪魔したりします。
最終的に、猛牛に3本目の剣を刺すことができたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
ゲーム名 | 猛牛が倒せない |
メーカー | こたつパーティー |
ゲームデザイナー | Naoki Eifuku(Nico) Yu Takada |
人数 | 2~4人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 1,000円(税込) |
・相手の手札の読み合いが楽しい
自分の手札だけでは勝利にたどり着けません。
誰が剣のカードを持っているかを考えて、 上手く3本目になるように動くといった読み合いが楽しいですね。
・運要素は大きい
配られた手札で勝負するとなると、やはり運の要素は強い印象。
ですが、最初に4枚配ってから1枚決めて左に回し…というのをくり返して自分の手札を決める「ドラフト」のルールを採用すると、よりおもしろくなりますよ。
ペンギンパーティ【No.059】
ペンギンパーティは、5色のカードをルールに従ってピラミッド状に並べていき、 出し切ることを目指すハンドマネージメントゲームです。
ペンギンカードは、5色あって全部で36枚あります。
プレイヤーは、全員同じ枚数になるようにペンギンカードを配り切って手札とします。
手番がきたプレイヤーは、1枚選んで場に出していきます。
作るピラミッドは8段で、一番下には8枚までカードが並びます。
ルールに従って並べていく時、カードが出せなくなったら失点します。
プレイ人数分のラウンドを行い、最も失点が少ないプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | ペンギンパーティ |
メーカー | ニューゲームズオーダー |
ゲームデザイナー | Reiner Knizia (ライナー・クニツィア) |
人数 | 2~6人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 1,540円(税込) |
・初めてのゲームに最適
色がわかれば誰でも遊べるので、ボードゲームが初めての方はもちろん、 お子さんと遊ぶゲームとしても最適です。
カバンに入れていてもかさばらない小箱なので、 常に持ち歩きたくなりますね。
・カードの引き運はどうしてもある
色がすごいかたよってしまったりすると、 一気に失点になることもあり得てしまいます。
ラウンドが終了するごとに、しっかりと混ぜておくようにしましょう。
おすすめの混ぜ方は『焼きそば混ぜ』という、 裏向きのカードを両手でかき混ぜる麻雀の混ぜ方に似た方法です。
セットコレクション 3個
セットコレクション系とは、カード等を一定の組み合わせにすることで特別な効果や点数が得られるゲームのことを言います。
王宮のささやき【No.042】
王宮のささやきは、7種類あるキャラクターカードを自分の前にプレイしていく中で、同じ種類のカードを2枚出さないように避けるゲームです。
手番が来たらキャラクターカードをプレイします。そこには、種類ごとの効果と次のプレイヤーが誰なのかが表されています。
同じカードを出さないように避けつつゲームを進めていきますが、それが避けられない時は、他プレイヤーが得点します。
また、全部で7種類のうち6種類被らず出せたら、出せたプレイヤー1人が得点します。
これらをくり返していき、人数ごとに定められた点数に達したプレイヤーは、ゲームに勝利します。
ゲーム名 | 王宮のささやき |
メーカー | cosaic |
ゲームデザイナー | Michael Rieneck(ミヒャエル・リーネック) |
人数 | 3~5人 |
時間 | 45~60分 |
年齢 | 10才~ |
価格 | 1,980円(税込) |
・思わず声が出てしまう
ポーカーフェイスを維持したいけど、「同じキャラのカードを押し付けられた」 となれば、そうはいかなくなります。
どの瞬間がおもしろいのかがわかりやすいので、声を出して盛り上がれますね。
・計画的に勝つのは難しい
「誰かが1人負け」していくゲームなので、なかなか他プレイヤーより抜きんでるのは難しいです。
少しゲームが長いと感じるかもしれないので、バリエーションルールの「2. グループSNEルール」を採用した方がいいですね。
ゼロ【No.047】
ゼロは、9枚の手札を場にあるカードと交換していき、できるだけ失点を抑えるゲームです。
1~8までの数字が書かれたカードが7色あります。
手札にある数字分失点してしまうのですが、手札の同じ数字は一度だけ数えます。
また、「同じ数字のカードが5枚以上」になるか、「同じ色のカードが5枚以上」になると0点となります。
それらを目指して場のカードと交換し、全体で2回パスが行われたらラウンドが終了して計算を行います。
これをプレイ人数分のラウンドをくり返し、最も失点の少ないプレイヤーはゲームに勝利します。
ゲーム名 | ゼロ |
メーカー | テンデイズゲームズ |
ゲームデザイナー | Reiner Knizia (ライナー・クニツィア) |
人数 | 3~5人 |
時間 | 20分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 1,650円(税込) |
・どこまで攻めるか見極めるのが楽しい
なかなかゼロにすることは難しいので、どこまで点数を減らせるかを見極めるのは重要です。
早めに点数を減らしてノックをするなど、他プレイヤーとの駆け引きが楽しいです。
・派手さはあまりない
場のカードと交換するかパスをするかだけなので、 他プレイヤーに直接干渉したりはありません。
何度かプレイすると徐々に上手くなってきて、 その魅力に気付けるかなと思いますよ。
くだものあつめ【No.058】
くだものあつめは、たねコマをまいて果物を購入して決められたセットの完成を目指すゲームです。
各プレイヤーは、畑と呼ばれる7枚のカードを円形に並べた物を 自分の手元に持っています。
果物の上におかれた「たねコマ」を時計回りに1個ずつ、カードの上にまいていきます。
『マンカラ』と呼ばれるゲームと同じような動きです。
たねコマがお金替わりなので、徐々にたねコマを増やしつつ、 「家」と呼ばれるカード上にあるコマを支払って果物のカードを購入します。
果物のカードを購入していく中で特定のセットをそろえた場合、 他プレイヤーがあと1手番行えばゲームは終了します。
果物のカードを特定のセットで購入できたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
この記事では、僕が持っている「インディーズ版」を元に書いています。 現在流通している「製品版」とは、内容物が異なっています。
ゲーム名 | くだものあつめ |
メーカー | うずまきスイッチ アークライト |
ゲームデザイナー | Junichi Shinde |
人数 | 1~4人 |
時間 | 15~30分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 3,300円(税込) |
・畑が成長していくのが楽しい
徐々にたねコマが増え、おうちカードにもたねコマがたまってカードを購入できる。
カードの取り合いで競争はあるものの、畑は自分の操作だけで成長していくので、愛着がわいてきて楽しいですよ。
・たねコマをなくしやすい
たねコマは非常に小さく転がりやすいので、注意が必要です。
今流通している製品版はインディーズ版より少し大きいかわいい木ゴマなので、遊びやすくなっていますよ。
トリックテイキング 2個
トリックテイキングとは、トリックと呼ばれる小さな勝負をくり返し、ポイントを獲得していくゲームのことをいいます。
トリックテイキングって何?という方は、こちらのトリックテイキングの解説もご覧ください。
5本のキュウリ【No.046】
5本のキュウリは、7ラウンド目に勝利してしまうと失点としてキュウリトークンを取らされるトリックテイキングです。
マークのない1~15までの数字のカードを使います。
7枚手札が配られ、前のプレイヤーが出した数字と同じかそれより大きい数字のカードを出していきます。
ただし、出せなかったり出したくない場合には、手札の中で一番小さいい数字のカードを出さなければいけません。
それを7ラウンド目までくり返し、7ラウンド目に勝利してしまった場合、そのカードに描かれているきゅうりの本数分キュウリトークンを受け取ります。
これをくり返し、6本以上キュウリトークンを獲得してしまうと負け抜けとなり、最後まで残った1
ゲーム名 | 5本のキュウリ |
メーカー | アークライト |
ゲームデザイナー | Friedemann Friese (フリードマン・フリーゼ) |
人数 | 2~6人 |
時間 | 25分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 1,980円(税込) |
・サクッと遊べる
考えることがシンプルなので、短い時間で遊ぶことができます。
1ゲーム終わってすぐにもう一回遊びたくなっても、気軽に遊べていいですね。
・脱落すると暇な時間がある
カード運に左右される部分もある為、すぐに負け抜けしてしまう事もあります。
みんなが終わるまで待ち時間になるので、人数が多い時は、
「誰かが6本以上になった時点で、一番キュウリが少ない人の勝ち」
といった調整をして待ち時間をなくす工夫もいいかもしれませんね。
ヴァス・シュティッヒ【No.060】
ヴァス・シュティッヒは、課題チップと呼ばれるゲームの目標を達成するために、自身の手札選びから行うトリックテイキングです。
プレイヤーの中から1人「ディーラー」を選びます。
そのディーラーだけは、このラウンドにおける「切札の色」と「切札の数字」を知っています。
確認した後全カードからルールに従って各プレイヤーは手札を選び、 全員の手札が決まったら今回の「切札の色」と「切札の数字」が公開されます。
その後ディーラーを除いた各プレイヤーは、自分がこのラウンドでクリアしたい課題チップを提示します。
課題のクリアを目指してトリックテイキングを行っていくのをくり返し、 誰かが規定数の課題をクリア出来たらゲームは終了し、そのプレイヤーはゲームに勝利します。
ゲーム名 | ヴァス・シュティッヒ |
メーカー | ニューゲームズオーダー |
ゲームデザイナー | Karl-Heinz Schmiel(カール-ハインツ・シュミール) |
人数 | 3~4人 |
時間 | 60分 |
年齢 | 12才~ |
価格 | 1,800円(税込) |
・ずっと頭をフル回転
課題チップを選ぶところから、手札選び、トリックテイキングの実践まで、ずっと考えっぱなしです。
カードゲームなのに、重厚なプレイ感と成功した時の達成感はすごいですよ。
・トリックテイキングに慣れていることが前提
手札の出し方や勝ち負けの判定を間違うと、トリックテイキングというゲームは破綻してしまいます。
ゲーム前に切札を選んでどれが強いかの確認をするなど、トリックテイキングを理解してからのプレイが望ましいです。
推理系 2個
推理系とは、自分の手札や場の情報等から相手のカードや行動を推理するようなゲームジャンルです。
幻影探偵団【No.041】
幻影探偵団は、それぞれ3~4名の探偵団を1つ担当し、お互いのメンバーが誰なのかを捜査する推理ゲームです。
プレイヤーは、美女の連続殺人事件の調査を行う探偵団を1つ担当し、お互いの探偵団内に潜む犯人「髑髏王」を突き止めることを目的とします。
推理シートに情報をメモしていき、正体がわからないキャラクター達が、それぞれどこの探偵団のメンバーか、誰も担当していない怪人・「髑髏王」がどのキャラクターかを調査によって絞り込んでいきます。
制限時間が来るとゲームは終了して答え合わせを行い、正体を当てるなどで合計得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | 幻影探偵団 |
メーカー | ハッピーゲームズ |
ゲームデザイナー | 福島 了 |
人数 | 3~4人 |
時間 | 60分 |
年齢 | 12才~ |
価格 | 4,400円(税込) |
・重厚な推理が楽しい
メモを取りながら髑髏王をあぶりだす感覚は、本当に探偵になったと思えるぐらいの没入感があります。
遊べる機会があれば、一度は体験して欲しいですね。
・1人に質問が集中すると良くない
正体がわかりそうな人がいると、質問が1人に集中しがちになります。
実際は、宝石で正体がバレることもあるので、 まんべんなく情報がわかっていく方がバランスが良くなりやすいです。
あまり固執しないプレイが望ましいと思います。
ドメモ【No.055】
ドメモは、自分の前に裏向きにおかれたタイルの数字を、他プレイヤーのタイルを見て当てる推理ゲームです。
タイルには1~7の数字が書かれていて、 1が1枚・2が2枚といったように、数字と同じだけのそのタイルは存在します。
自分以外のプレイヤーの持っているタイルや、中央におかれた場のタイルなどから自分の持っているタイルを予想して宣言します。
最も早く自分のタイルを全て当てたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
この記事では、僕が持っている「プラスチック版」を元に書いています。
現在流通している「木製版」とは、タイルが異なっています。
ゲーム名 | ドメモ |
メーカー | クロノス 幻冬舎 |
ゲームデザイナー | Alex Randolph (アレックス・ランドルフ) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 5~15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 3,080円(税込) |
・幅広い場面で遊べる
子どもから大人まで、全く同じ土俵で遊べます。
ボードゲーム会のスキマ時間や、飲み会の場面でも盛り上がること間違いなしです。
このゲーム程、「持っていても損はない」と言い切れるゲームはないかもしれないぐらい、どんな場面でも気軽に遊べる良作です。
・木製版だと上下が確認できない
プラスチック版では、裏面に矢印があったので上下が裏からでもわかりました。
木製にはそういった目印がないので、他プレイヤーに直してもらわないといけません。
持っている本人は関係ないので、周囲が気にならないのであればそのままでもいいかもしれませんね。
ダイス 1個
ダイスは、サイコロを振って行動を選択したり効果が発揮される様なゲームジャンルです。
王への請願【No.043】
王への請願は、サイコロを振った結果でカードを獲得していき、 サイコロ7つのゾロ目を目指すゲームです。
プレイヤーは、最初3つのサイコロを振る権利を与えられます。
場にはサイコロを増やしたり、出目を操作するカードが並んでいます。
カードには、獲得するために必要なコスト(サイコロの目)があります。
サイコロを振って出た目に応じたカードを獲得していきます。
サイコロ7つをゾロ目にできればゲームの終了条件となり、最終ラウンドで勝利したらゲームに勝利します。
ゲーム名 | 王への請願 |
メーカー | cosaic |
ゲームデザイナー | Thomas Lehmann(トーマス・レーマン) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 45分 |
年齢 | 10才~ |
価格 | 2,750円(税込) |
・たくさんサイコロを振るのが楽しい
サイコロを振るゲームは数あれど、同時に7個扱うゲームはなかなかないと思います。
トレイ状になった箱にじゃらじゃら投げ入れるのは、単純に気持ちいいですね。
・先を見通すのが苦手だと辛い
ゴールは見えているけど、ただ取れるカードを取ることしか考えていなければ、作業になってしまいます。
「まずはサイコロを増やそう」とか、「出目の操作を集めよう」等、小さな目標を立てながら遊ぶと、遊びやすくなると思いますよ。
タイル配置 1個
タイル配置とは、地形などの上に自分や共通の場所にタイルなどを配置するようなゲームジャンルです。
カルカソンヌ【No.044】
カルカソンヌとは、地形が描かれたタイルを引いて道や都市を形成していく、タイル配置ゲームです。
手番が来たプレイヤーは、山からタイルを1枚引き、全員共通の場にある 他のタイルに絵が繋がるように配置します。
タイルには、「道路」「都市」「修道院」などが描かれています。
タイルを配置した時、そのタイルに対してコマをおくことができます。
コマをおいた地形が完成すると、種類に応じた点数を獲得します。
これをタイルがなくなるまでくり返すとゲームは終了し、 得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | カルカソンヌ |
メーカー | メビウスゲームズ |
ゲームデザイナー | Klaus-Jürgen Wrede (クラウス=ユルガン・レード) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 30~45分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 3,500円(税込) |
・他プレイヤーとの駆け引きがおもしろい
完成しそうな所に相乗りしたり、むしろなかなか完成しないように邪魔したり。
タイルを並べるだけなのに、それぞれの思惑が出て来るおもしろさがあります。
慣れた頃に草原ルールを入れると、より読み合いも生まれておもしろくなりますよ。
・点数計算が少し大変
完成の度に点数を数えて記録していくので、数え間違いや記録もれ等も起こり得ます。
慣れるまでは、全員で確認しながら記録するようにしましょう。
アクション 1個
アクションは、手や体を動かして素早く取ったりポーズを取ったりするようなゲームジャンルです。
ゴビット【No.045】
ゴビットは、4種の生物の食物連鎖にしたがって 素早くカードを叩く、反射神経が重要なアクションゲームです。
プレイヤーは、自身の山札からカードを1枚めくって前に置きます。
次のプレイヤーも同様に、1枚ずつめくっていきます。
途中、ルールにしたがってカードの取り合いが発生します。
どんどん山札がなくなっていく中、最後の1人まで生き残ればゲームは終了し、最後1人のプレイヤーはゲームに勝利します。
現在、旧版も新版もあまり流通しておらず、入手は難しいと思いますがご了承ください。
ゲーム名 | ゴビット |
メーカー | オールドチャップ・エディションズ |
ゲームデザイナー | Paul-Adrien Tournier(ポール=アドリアン・トゥルニエ) Jean-Baptiste Fremaux (ジャン・バチスト) Thomas Luzurier (トマ=リュズリエ・フレモー) |
人数 | (旧)2~8人 (新)3~8人 |
時間 | 10~20分 |
年齢 | (旧)6才~ (新)8才~ |
価格 | 2,200円(税込) |
・盛り上がるポイントがわかりやすい
静かな時から突然対決が発生する、その時が一番盛り上がります。
アクション系のゲームなので、変化が起こる瞬間が楽しいですね。
・ケンカには気を付ける
手と手が触れる可能性のあるゲームなので、強く叩きすぎてケンカにならないように注意しましょう。
拡大再生産 1個
拡大再生産とは、手元の資産や勝利点等を増やしていくようなゲームジャンルです。
街コロ【No.048】
街コロは、サイコロを振って出た目に応じて資金を調達し、街を発展させていくゲームです。
プレイヤーは企業のオーナーとして、自分の街の発展をライバル達よりも早く発展させることを目指します。
施設が描かれたカードには、「どのサイコロの目に対応して効果が発揮されるか」、「どういった効果があるか」等が書かれています。
初期から与えられた施設を元にどんどんと街を発展させ、「ランドマーク」という4つの施設をいち早く建設したプレイヤーは、ゲームに勝利します。
ゲーム名 | 街コロ |
メーカー | グランディング |
ゲームデザイナー | 菅沼 正夫 |
人数 | 2~4人 |
時間 | 30分 |
年齢 | 7才~ |
価格 | 3,667円(税込) |
・コンボや戦略をが上手くいくと気持ちいい
幅広い出目に対応できるように建物を建てるもよし、上手くいったら一気に稼げるように街を設計するもよし。
カードも15種類あり拡張も出ているので、 いろいろと考えて試してみるのが楽しいです。
・サイコロ運に左右される
サイコロの出目からしか収入源はないので、 自分の建物の目が出ないとなかなか収入を得られません。
拡張を入れると収入が得やすくなったり、 さらなる戦略が生まれるので、ぜひ入れて遊んでみて欲しいです。
エリアマジョリティ 1個
エリアマジョリティとは、メインボード上のマスに自分のコマを配置していき、その数の大小で得点を決定するようなゲームジャンルです。
アムステルダムの運河【No.049】
アムステルダムの運河は、運河コマで区切ったエリアの影響力の大きさを争う陣取りゲームです。
各プレイヤー毎に、影響力タイルと呼ばれる1~4の数字が書かれたタイルを手元に裏向きで持っています。
手番で1枚表向きに、ボード上に影響力として配置するか、その数分の運河コマを配置するかを行います。
ボードには、影響力争いで勝利したら得られる得点のチップが配置されています。
区切られたエリア毎の勝者が全て決まるか、全ての影響力タイルや運河コマが尽きたらゲームは終了。
合計得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | アムステルダムの運河 |
メーカー | ガーデンゲームズ |
ゲームデザイナー | 樫尾 忠英 |
人数 | 2~4人 |
時間 | 15分~30分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 2,800円(税込) |
・ジレンマが楽しい
影響力が高い方が点数は取れそうだけど、上手く運河で囲えないと点数にならない。
めっくったタイルを配置するか運河コマにするか、悩ましく考えるのが楽しいですね。
・タイルの引き運はどうしてもある
戦略的に進めたくても、いいタイルが引けないと思い通りにいきません。
そこが楽しいという側面もありますが、どうにかしたいなという方は、 ヴァリアントルールの「1. 戦略ゲーム」をぜひ採用してみてください。
正体隠匿系 1個
正体隠匿系とは、人狼ゲームをはじめとした、いくつかのチームに分かれてお互いの役割を知らないままゲームが進行していき、チームでの勝利を目指すようなゲームジャンルです。
ワー!ワーウルフ【No.050】
ワー!ワーウルフは、村を表したタイルやプレイヤーのコマを 使いながら行う人狼ゲームです。
通常の人狼とは異なり、GMを必要としません。
机上のコマと議論を行う中、それぞれが所属する陣営の勝利を目指しましょう。
ゲーム名 | ワー!ワーウルフ |
メーカー | リトルフューチャー |
ゲームデザイナー | エミ ユウスケ |
人数 | 5~16人 |
時間 | 15分~40分 |
年齢 | 10才~ |
価格 | 3,400円(税込) |
・状況がわかりやすい
通常の人狼とは異なり、各キャラクターを示すマーカーがあったり、
村を表したマップがあります。
状況の整理はもちろん、人狼陣営の行動もなんとなく読み取れることもあり、
推理がしやすいのがいいですね。
・大人数になるとプレイしづらい
最大人数が16人となっていますが、全員が机の上のマップを 見られる状況でプレイしようと思うと、
10人前後が限界かなと思います。
役職カードのみでプレイすることもできるので、 より多い人数の場合はその方がいいかもしれません。
レース 1個
レースとは、他プレイヤーと争って自分のコマが1位になるように目指したり、1番を予想したりするようなゲームジャンルです。
ブレーメンズ【No.053】
ブレーメンズは、自分の担当する3つのコマをいち早くゴールさせることを目指すレースゲームです。
プレイヤーは、同色のネコ(小)・イヌ(中)・ロバ(大)の3種類のコマを担当します。
数字カードを選んで伏せ、一斉にオープンします。
数字の一番大きい人以外は、その後に出した動物カードにあたるコマを数字分進めることができます。
数字の一番大きい人は、ニワトリのコマをカードに書かれたニワトリの数字分進めることができます。
小さいコマは大きいコマに乗ることができますが、同じか小さいコマが前にあったり、ニワトリコマが乗っている場合はそのコマを動かせません。
一番最初に3つのコマ全てをゴールさせたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
ゲーム名 | ブレーメンズ |
メーカー | 大気圏内ゲームズ |
ゲームデザイナー | 大気圏内ゲームズ |
人数 | 3~5人 |
時間 | 30~45分 |
年齢 | 12才~ |
価格 | 2,500円(税込) |
・ジレンマが楽しい
レースなので、早くゴールにたどり着きたければ大きい数字を出したい。
でも、そうすると自分の動物が動かせないというジレンマがあります。
数字カードやスペシャルカードの出し所、動かす動物の順番など、 悩ましく考えるのが楽しいですね。
・スペシャルカードの効果が確認しづらい
スペシャルカードの効果は、7種とてもこだわりがあります。
ですが、カードだけ見ても少しわかりづらいかもしれません。
ルールにも効果一覧はあるので、みんなが見える位置においておく方がいいでしょう。
アブストラクト 1個
アブストラクトは、参加プレイヤーの間で情報格差がなく、更に運要素もないゲームジャンルです。
ランカ【No.054】
ランカは、三角形のコマを使ってお互いのコマを取り合う、囲碁を簡単にしたようなゲームです。
プレイヤーは、手番が来ると交互に三角形のコマをおいていきます。
相手のコマの3辺が自分のコマやボード端の壁で囲まれた場合、取ることができます。
これを交互に手番をくり返していき、先に相手のコマを5個以上取ることができた場合、そのプレイヤーはゲームに勝利します。
ゲーム名 | ランカ |
メーカー | タンサンアンドカンパニー |
ゲームデザイナー | タンサンアンドカンパニー |
人数 | 2人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 1,800円(税込) |
・プレイしやすい
囲碁を簡単にしたゲームなので、複雑に感じるかと思います。
ですが、コマを3辺囲って取るだけにルールを絞っているので、とても遊びやすいです。
・ボードを平らに維持できない
折りたたんで収納する都合、ボードを広げてもなかなかまっ平にはなりません。
少し角をおさえておかないと、傾斜ができるのが難点ですね。
ワード系 1個
ワード系とは、言葉遊び等でコミュニケーションするようなゲームジャンルです。
ひらがなセンテンス【No.057】
ひらがな センテンスは、5×5マス目に並べたひらがなから、お題に合う言葉を一筆書きで探し出すワードゲームです。
各プレイヤーは、カードで選ばれたひらがなを5×5のマス目のあるシートに自由に記入していきます。
マス目が埋まったら、各プレイヤーごとに一筆書きをしてお題に合う言葉を作ります。
できあがったら発表し、一番良いと思うプレイヤーに投票をします。
最も票を集めたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
ゲーム名 | ひらがなセンテンス |
メーカー | YACO products |
ゲームデザイナー | 矢野 由布子 |
人数 | 2~10人 |
時間 | 10分 |
年齢 | 5才~ |
価格 | 1,940円(税込) |
・幅広い年齢の人とも遊べる
4つの勝利条件があるので、どうやって勝ちたいかを考えてデッキを組むのが楽しいです。
複数セット持っていればより幅広いデッキ構築もできるので、いろいろ試したくなります。
・狙い通りの文章はなかなか作れない
この言葉を作りたいなと思っても、選ばれるひらがなはあくまでもランダム。
これがきたら文章になるなと思ってもそのひらがなが来ないこともあるので、ある程度こじつけて文にしないといけないですね。
最後に
今回は『【保存版】初心者におすすめのボードゲームを購入した順番で紹介!【Level 3】』ということで、僕のブログで紹介しているNo.041~060までのゲームをまとめて紹介しました。
少し目安時間の長めのゲームにも挑戦し始めた頃ですね。
No.021~040と同様に、ゲームマーケットで購入したインディーズゲーム多く紹介しています。
気になったゲームは、ぜひ詳しく紹介していく記事も読んでみてください。
これからも、20個の紹介記事ができる度に Level Up しながらまとめ記事を公開していきますので、ぜひ追いかけてみてくださいね。
僕のボードゲーマーとしての成長を追いかけつつ、
初心者の方に役立つ記事をこれからも公開していきます!
その他のまとめ記事
👉No.001~020に紹介したゲームのまとめ記事は、こちら。