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【ゲーム紹介】『カルカソンヌ』|道や都市を作って得点するタイル配置ゲーム【No.044】

No. 041 ~ 060

『カルカソンヌ』はこんなゲーム

カルカソンヌとは、地形が描かれたタイルを引いて道や都市を形成していく、タイル配置ゲームです。

手番が来たプレイヤーは、山からタイルを1枚引き、全員共通の場にある 他のタイルに絵が繋がるように配置します。

タイルには、「道路」「都市」「修道院」などが描かれています。
タイルを配置した時、そのタイルに対してコマをおくことができます。

コマをおいた地形が完成すると、種類に応じた点数を獲得します。

これをタイルがなくなるまでくり返すとゲームは終了し、 得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲーム名カルカソンヌ
メーカーメビウスゲームズ
ゲームデザイナーKlaus-Jürgen Wrede
(クラウス=ユルガン・レード)
人数2~5人
時間30~45分
年齢8才~
価格3,500円(税込)

👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。

☆こんな人におすすめ!

・直感的に遊びたい人
 絵に合わせてタイルを配置するので、何をやってるのかわかりやすいです。

・RPGが好きな方
 ド○クエのマップの様な地形が出来あがっていくのは、見ているだけで楽しいですね。

・ゲームの準備が苦手な方
 ルールはシンプルですし、始める準備も簡単ですよ。

『カルカソンヌ』の準備

裏面の色が異なるタイルが1つあります。
そのスタートタイルを表向きにし、テーブルの中央におきます。

それ以外の全てのタイルをよく混ぜ、裏向きのままいくつかの 山札にしておいておきます。

各プレイヤーは、自分の担当する色を「黄色」 から決めて、
その色の人型コマ「ミープル」を8個受け取ります。

得点計算をする「ポイントボード」をテーブルの脇におき、 各プレイヤーは、ボードの0点のマスにミープルを人1つおきます。

適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。

『カルカソンヌ』のルール

ここからは、カルカソンヌのルールを紹介していきます。

① 地形タイルの配置

手番プレイヤーは、山札からタイルを1枚引いて表向きにし、 タイルを配置します。

タイル配置には以下のルールがあります。

  • 既にあるタイルに少なくとも1辺は接しないといけない。
  • 絵柄が繋がるように配置しないといけない。
  • もしどこにも配置できなければ、そのタイルを捨てて新たに1枚引き直す。

② コマの配置

タイルに対して、ミープル(コマ)を配置することができます。

「道路」「都市」「修道院」「草原」にコマを配置することができます。

コマの配置には以下のルールがあります。

  • コマは1つしか配置できない。
  • 自分の手元にあるコマから配置しないといけない。
    ない場合は、タイル配置のみを行う。
  • 今配置したタイルに対してのみ、おくことができる。
  • タイルのどの部分に置くかは、その場で決めなければいけない。
  • コマを置こうとする「道路」「都市」「草原」の繋がっている所に、
    自分を含めた他のコマがあったら、配置できない。

③ 完成確認

「道路」「都市」「修道院」が完成しているかを確認します。

完成した場合、コマをおいていたプレイヤーは、それぞれの地形に応じて得点し、そこに置いていたコマを手元に戻します。

完成するタイルにコマを置いて、即座に手元に戻すことも可能です。

得点は、即座にボードに記録します。

地形の種類に応じて、以下のように完成確認をします。

道路
道路の両端が、交差点や都市の一部などに繋がっていれば完成。
【 道路の長さ分=タイル数×1点 】獲得する。
都市
都市が城壁によって囲まれ、内側に空白がなければ完成。
【 都市の大きさ=タイル数×2点 】獲得する。
都市の一部に紋章が描かれている場合、1個につき2点獲得する。
修道院
修道院の周囲全てが8枚のタイルで囲まれれば完成。
9点獲得する。

完成していてもしていなくても、プレイヤーの手番は終了し、 時計回りに次のプレイヤーに手番が移ります。

道路や都市に複数コマがあった場合

タイルの置き方によっては、複数のコマが1つの道路上にいたり、 都市の中にいたりします。

その場合、以下のルールがあります。

  • そこに最も多くのコマを置いているプレイヤーは、点数を獲得する。
  • コマの数が同じ場合、全てのプレイヤーはそのままの点数を獲得する。

草原

タイルの草原にもコマを置くことができます。

ゲームに慣れないうちは、草原のルールを除いてプレイするのもいいかもしれません。

草原への配置には以下のルールがあります。

  • コマは寝かせて配置する。
  • ゲーム終了時に得点計算される。
  • ゲーム終了時まで、コマは手元に戻ってこない。
  • 道路,都市,タイルの端などによって分割する。
  • コマが置かれている草原に面している【 都市の数×3点 】獲得する。

点数計算の詳細については、こちらで解説しています。

ゲームの終了

最後のタイルを置いたプレイヤーの手番が終了したら、 ゲームは終了です。

得点計算の方法は以下の通りです。

  1. 完成していない「道路」「都市」「修道院」

    そこにコマを置いているプレイヤーは、関連する【 タイルの枚数×1点 】獲得する。
    都市の紋章も、1点として数えます。
    複数コマがあった場合は、こちらと同じ計算方法です。
  2. 草原

    コマが置かれている草原に面している【 都市の数×3点 】獲得する。

 これらを全て合計し、得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。

『カルカソンヌ』の感想

・幅広い人が楽しめる

絵の描かれたタイルをつなぐだけなので、ボードゲームの初心者はもちろん、お子さんとも充分に楽しめます。

得点計算はゆっくりで構いませんので、ぜひチャレンジして欲しいですね。

・競技としてもプレイできる奥深さ

大人数で遊べばわいわいと楽しめ、2人で遊べば真剣勝負にもなります。

2人プレイは世界大会もあるぐらい、いろんな遊び方ができます。

・他プレイヤーとの駆け引きがおもしろい

完成しそうな所に相乗りしたり、むしろなかなか完成しないように邪魔したり。

タイルを並べるだけなのに、それぞれの思惑が出て来るおもしろさがあります。

慣れた頃に草原ルールを入れると、より読み合いも生まれておもしろくなりますよ。

・点数計算が少し大変

完成の度に点数を数えて記録していくので、数え間違いや記録もれ等も起こり得ます。

慣れるまでは、全員で確認しながら記録するようにしましょう。

最後に

今回は、『カルカソンヌ』をご紹介しました。準備は簡単、ルールもタイルを並べるだけというシンプルさ。

ですが、引き運や相手との駆け引きで全然飽きない名作です。

拡張もたくさん出ているので、基本が楽しいと感じた方は挑戦してみてください。

コバ
コバ

毎年ドイツで開催される世界大会は、
日本人も大活躍されてるんですよ!

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