『ゴビット』はこんなゲーム
ゴビットは、4種の生物の食物連鎖にしたがって 素早くカードを叩く、反射神経が重要なアクションゲームです。
プレイヤーは、自身の山札からカードを1枚めくって前に置きます。
次のプレイヤーも同様に、1枚ずつめくっていきます。
途中、ルールにしたがってカードの取り合いが発生します。
どんどん山札がなくなっていく中、最後の1人まで生き残ればゲームは終了し、最後1人のプレイヤーはゲームに勝利します。
現在、旧版も新版もあまり流通しておらず、入手は難しいと思いますがご了承ください。
ゲーム名 | ゴビット |
メーカー | オールドチャップ・エディションズ |
ゲームデザイナー | Paul-Adrien Tournier(ポール=アドリアン・トゥルニエ) Jean-Baptiste Fremaux (ジャン・バチスト) Thomas Luzurier (トマ=リュズリエ・フレモー) |
人数 | (旧)2~8人 (新)3~8人 |
時間 | 10~20分 |
年齢 | (旧)6才~ (新)8才~ |
価格 | 2,200円(税込) |
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☆こんな人におすすめ!
・反射神経に自信のある方
対決の勝ち負けを素早く判断して行動できると強いです。
・わいわい遊ぶゲームが好きな方
取った取られたが何度も起こるので、盛り上がりますよ。
・お子さまと遊ぶゲームを探している方
カードは絵だけですし、ルールも簡単なのでおすすめです。
『ゴビット』の準備
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48枚のカードをよく混ぜて、プレイヤー全員に配り切ります。
配られたカードは、裏向きのまま自分の前に山札にして置いておきます。
適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
『ゴビット』のルール
ここからは、ゴビットのルールを紹介していきます。
カードの種類と食物連鎖
最初にカードの種類と食物連鎖を解説しておきます。
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カードには、「虫」・「カメレオン」・「ヘビ」・「ゴリラ」 の4種類あり、それぞれ赤・青・黄色の3色あります。
食物連鎖の関係性は図の通りです。
虫 ← カメレオン ← ヘビ ← ゴリラ
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同じ色の生物同士だけ、この食物連鎖が発生します。
① カードをめくる
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順番が来たプレイヤーは、自分の山札から1枚カードを めくって、山札の前に出します。
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めくったカードを出した場所を「捨て札」と呼びます。
相手側が先に見えるようにめくります。
② 対決
食物連鎖の食べる側と食べられる側の条件がそろった場合、対決が発生します。
自分がめくった瞬間はもちろん、他プレイヤーがめくった瞬間でも、条件がそろえば対決は発生します。
確認して対決の処理を行ったら、時計回りのプレイヤーに順番が移ります。
以下からは、食物連鎖の強い生物の立場で分けて解説していきます。
カメレオンとヘビの場合
食べる側と食べられる側で、以下のように対決します。
- 食べる側(カメレオンやヘビ)
同色の虫やカメレオンのカードの捨て札を素早く叩きます。
先に叩くことができたら、その捨て札を自分の山札の下に獲得します。
自分の捨て札はそのままです。 - 食べられる側(虫やカメレオン)
自分の捨て札を守ろうと、素早く捨て札を叩きます。
守ることができたら、その捨て札を自分の山札の下に入れます。
ゴリラの場合
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ゴリラは、同色の生物を全て叩きつぶします。
- ゴリラ側
同色の虫やカメレオン、ヘビのカードの捨て札を素早く叩きます。
先に叩くことができたら、その捨て札を墓場に行かせます。
自分の捨て札はそのままです。 - 叩きつぶされる側(虫・カメレオン・ヘビ)
自分の捨て札を守ろうと、素早く捨て札を叩きます。
守ることができたら、その捨て札を自分の山札の下に入れます。
お手つきと墓場
ここでは、お手つきと墓場について解説していきます。
- お手つき
間違ったカードを叩いてしまったり、叩くタイミングではないのに
叩いてしまうなどした場合、お手つきとなります。
お手つきしてしまったら、自分の捨て札を全員共通の「墓場」に置きます。 - 墓場
ゲーム開始時にはありませんが、以下の条件の時、テーブルの中央に墓場ができます。
・ゴリラに叩かれた場合
・お手つきした場合
カードを裏向きにして重ねていきます。
ゴビット!
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墓場にカードがある状態で、少なくとも1匹ずつ「赤・青・黄色」の3色の虫が全員の捨て札の中にいた場合、
墓場のカードを素早く叩いて、 『ゴビット!』と言います。
ゴビット!が発生した場合、食物連鎖のルールは一旦無視します。
一番先に墓場を叩いたプレイヤーは、一番遅く墓場を叩いたプレイヤーの捨て札を全て受け取ります。
その他のプレイヤーは、全員捨て札を自分の山札の下に入れます。
一番先に墓場を叩いたプレイヤーからゲームを再開します。
おじゃま幽霊
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山札にも捨て札にもカードがなくなった場合、 ゲームから脱落します。
ですが、そのプレイヤーは「おじゃま幽霊」となり、以降のゲームにも参加します。
- おじゃま幽霊側
同色で同種の生物カードの捨て札を両手で素早く叩きます。
2色の虫カードは、2色とも同じでなければいけません。
先に叩くことができたら、その捨て札を墓場に行かせます。 - 守る側
自分の捨て札を守ろうと、素早く捨て札を叩きます。
守ることができたら、その捨て札を自分の山札の下に入れます。
おじゃま幽霊がお手つきした場合、叩かれた捨て札は持ち主の山札の下に入れます。
ゴビット!には参加できません。
ゲームの終了
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以下の条件になった場合、ゲームは終了します。
- 手元に山札か捨て札が残っているプレイヤーが、1人だけになった場合
- 自分だけが山札を残している時に、自分の捨て札を守った場合
- 誰もが山札を使い切って、対決などが起きなかった場合
手元に山札か捨て札を残しているプレイヤーが、 ゲームに勝利します。
もし残している人が複数人いた場合、それぞれのプレイヤーは 山札と捨て札のカードを全て確認します。
カメレオンのカードがより多いプレイヤーが、ゲームに勝利します。
その枚数も同じなら、残ったカード枚数が多いプレイヤーが ゲームに勝利します。
『ゴビット』の感想
・盛り上がるポイントがわかりやすい
静かな時から突然対決が発生する、その時が一番盛り上がります。
アクション系のゲームなので、変化が起こる瞬間が楽しいですね。
・慣れてくると上手くなってくる
最初はルールを守ることに必死ですが、 慣れてくるとだんだんと上手くなってきます。
一瞬も気を許せない程の緊張感があるからこそ、 楽しいですよ。
・脱落しても楽しめる
脱落してしまっても、おじゃま幽霊としてゲームに参加できます。
残ったプレイヤーをじゃまするのも楽しいので、待ち時間がなくていいですね。
・ケンカには気を付ける
手と手が触れる可能性のあるゲームなので、強く叩きすぎてケンカにならないように注意しましょう。
最後に
今回は、『ゴビット』をご紹介しました。大人から子どまで、幅広い人が楽しめる パーティゲームです。
最近あまり流通していないのが、とても残念です。
どこかで見つけたら即購入をおすすめします!
![コバ](https://tanagaippai.com/wp-content/uploads/2022/11/335964df89316de78479e23501391b6a-150x150.jpeg)
ゴリラを引いてたくさん叩くのが、
とても気持ちいいですよ!
初心者におすすめのボードゲーム20個を紹介
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
👉No.001~020に紹介したゲームのまとめ記事は、こちら。
![](https://tanagaippai.com/wp-content/uploads/2024/02/0f075912e29badb4a4030706527aac87-1024x576.jpg)