『グローブトロッター』はこんなゲーム
グローブトロッターは、フランスの小説「80日間世界一周」から着想を得た、あらゆる手段を使っていち早く世界一周を成し遂げようというカードゲームです。
同じ色か同じ乗り物の絵のカードをプレイし、ワールドと呼ばれるカードの上を渡っていきます。
ラウンドが終了したら、自分のコマより後方にいるコマの状況で得点が入ります。
プレイヤー人数分のラウンドを行い、合計得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | グローブトロッター:世界を巡る旅行者 |
メーカー | Joygames Gamestore Banesto |
ゲームデザイナー | Silvano Sorrentino (シルヴァーノ・ソレンティーノ) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 30分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 2,420円(税込) |
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☆こんな人におすすめ!
・旅行が好きな方
都市カードにはいろんな都市の写真があり、旅行した気分になれますよ。
・計画するのが好きな方
計画して、どこで一気にカードを出すかが重要です。
・お子さんと遊ぶゲームを探している方
文字や数字すら出て来ないので、お子さんとも充分に楽しめます。
『グローブトロッター』の準備
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両面に絵が描かれた都市カードをよく混ぜます。その中から12枚を円形に表裏ランダムにして並べます。
最初に並べた都市カードの上に、フィニッシュマーカーをおきます。
各プレイヤーは、担当するキャラクターを決めて、コマを最初の都市カードの上におきます。
移動カードをよく混ぜて、各プレイヤーに5枚ずつ配り手札とします。
これ以降、基本的に「カード」と表記している場合、『移動カード』のことを指しています。
残りは山札として、都市カードの円の中においておきます。
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スタートプレイヤーを決め、各プレイヤーは一度だけ好きな枚数カードを引き直すことができます。
引き直した後に山札を作り直したら、1枚だけ山札の横に表向きにおきます。
この場のカードを『旅行記』と呼びます。
合鍵のトークンを山札の上におきます。
3つの駐車場をワールドの横におきます。
『グローブトロッター』のルール
ここからは、グローブトロッターのルールを紹介していきます。
手番になったら、以下の2つのアクションからどちらか1つを必ず実行します。
A. 山札もしくは駐車場からカードを1枚引く
B. 手札のカードを任意の枚数だけ『旅行記』に出す
A. 山札もしくは駐車場からカードを1枚引く
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山札もしくは駐車場からカードを1枚引きます。
プレイヤーの持つ手札には、上限はありません。
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また、追加アクションを行うことができます。
もし『駐車場』に空き枠がある場合、手札から駐車場にカードを1枚おくことができます。
山札もしくは駐車場から先にカードを引かないと、駐車場にカードをおくことはできません。
B. 手札のカードを任意の枚数だけ『旅行記』に出す
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『旅行記』の一番上のカードと「同じ乗り物」か「同じ色」のカードであれば、上に重ねて出すことができます。
手番中には、可能な限り何枚でも『旅行記』にカードを1枚ずつ出すことができます。
『旅行記』は新しく更新していきますが、さかのぼって確認することはできません。
『旅行記』にカードを出した結果に応じて、キャラクターコマを進めることができます。
a) 最後に出したカードとキャラクターコマから見て次の都市の「乗り物」か「色」が同じ場合
キャラクターコマを次の都市に進める
b) 手札のカードを全て出し切った場合
山札からカードを5枚引き、キャラクターコマを都市2つ分進める
c) 上記2の条件を両方満たした場合
山札からカードを5枚引き、キャラクターコマを都市3つ分進める
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山札がなくなった場合、『旅行記』の一番上のカードを残し、それ以外のカードをよく混ぜて新しい山札を作ります。
カードを山札から必要な枚数引けなかった場合、他のプレイヤーの手札から足りない枚数分引くことができます。 どのプレイヤーから、何枚引いてもかまいません。 ただし、手札が1枚のプレイヤーからは、カードを引くことができません。
合鍵の獲得と使用
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Bのアクションを実行した時、『旅行記』に対して連続する同じ「乗り物」か「色」のカードを 3枚出し続けられたら、場もしくは他プレイヤーから合鍵を獲得することができます。
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Bのアクションを実行する時、合鍵はジョーカーとなります。使用することで、『旅行記』と「乗り物」や「色」が異なるカードでも1枚出すことができます。
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使用した手番で再び上記の条件を満たした場合、再び合鍵を獲得することができます。
ラウンドの終了
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誰かのキャラクターコマがフィニッシュマーカーのある都市を越えたら、他のプレイヤーは手番数が同じになる様にスタートプレイヤーの前のプレイヤーまで 手番を行います。
全員の手番が終了したら、ラウンドは終了します。
得点計算は、以下のように行います。
- 各プレイヤーは、自分のコマより後ろにいるコマまで「いくつ都市が離れているか」を数える
- 後ろにいるコマ全てに対して数える
- その数に対応する得点チップを受け取る
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得点計算が終わったら、ゲームの準備に戻り次のラウンドを行います。
都市カードも、再度新しいカードを並べます。
スタートプレイヤーマーカーを左隣に渡します。
ゲームの終了
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プレイヤー人数分のラウンド、つまり全員がスタートプレイヤーを行ったら、ゲーム終了です。
各プレイヤーは、全てのラウンドで獲得した得点チップを合計し、 最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
最多得点のプレイヤーが複数人いた場合、該当するプレイヤーはもう1手番ずつ行います。
その手番が終了した後、より前にいたプレイヤーがゲームに勝利します。
ショートゲーム
ショートゲームでは、前半と後半の2ラウンドだけ行います。
以下の点が標準のルールとは異なります。
- 後半のスタートプレイヤー
前半終了時、最も得点が少ないプレイヤーが後半のスタートプレイヤーになる - ゲームの終了
2ラウンド行ったら、ゲーム終了です。
最多得点のプレイヤーが複数人いた場合、後半のゲームでより前にいたプレイヤーがゲームに勝利します。
ヴァリアントルール
ゲームの最初に駐車場3枠に、あらかじめカードをおいておきます。
カードを引く際、選択肢が増えます。
『グローブトロッター』の感想
・テーマとシステムがマッチしている
世界の都市が描かれたカードの上をいろんな乗り物のカードを出すことで回っていくので、 テーマに沿ったシステムでいいですね。
実際の都市の絵があり、世界旅行をしている気持ちになれます。
・子どもと一緒でも充分に楽しめる
カードには文字も数字も書かれていないので、お子さんとも遊びやすいですね。
ルールもシンプルなので理解しやすく、すぐに遊べます。
・誰が勝っているのかわかりやすい
レースゲームなので、キャラクターコマの状況で誰が勝っているのかすぐにわかります。
抜きつ抜かれつの熱い展開になると楽しいですよ。
・5人で5ラウンドは少し長いかも
楽しいゲームではあるのですが、人数が多いとラウンド数も増えます。
5人ではショートゲームの方がサクッと遊べていいかもしれません。
最後に
今回は、『グローブトロッター』をご紹介しました。かわいい絵のキャラクターとカラフルなカードなので、子どもでも楽しみやすいカードゲームです。
上手くコンボがつながってカードを出し切れると気持ちいですね。
![コバ](https://tanagaippai.com/wp-content/uploads/2022/11/335964df89316de78479e23501391b6a-150x150.jpeg)
行ってみたい都市の話をしながら遊ぶと、
雰囲気も出て楽しいですよ!
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