『ウミガメのスープ』はこんなゲーム
ウミガメのスープは、水平思考ゲーム(ラテラルシンキングパズル)と呼ばれるゲームの代表的な問題のタイトルで、 ゲームの名前としても呼ばれるようになったものです。
ということで、ひとまず水平思考ゲームの解説をします。
水平思考ゲームとは、1人の出題者がストーリーを話し、質問をしながら推理をして真相を導き出しましょう。
このルールを元に、書籍やカードゲーム等様々な形式で問題が作成され、発売されています。
たくさんある中から、3つご紹介します。
☆こんな人におすすめ！
・推理小説やマンガが好きな方
真相にたどり着く様は、さながら名探偵です！
・お手軽な会話ゲームが好きな方
問題さえ共有できれば、どこでもプレイできます。
・大人数で遊べるゲームを探している方
基本的には人数制限はないので何人でも遊べます。
『ウミガメのスープ』の準備
ゲームマスター(GM)を1人決めます。
その人は、問題の全文と回答を先に確認しておきます。
『ウミガメのスープ』のルール
ここからは、ウミガメのスープのルールを紹介していきます。
GMは問題を読み上げます。
その後、その他のプレイヤーは読まれた問題に対して 「はい」・「いいえ」で答えられる質問をします。
例えば…
その出来事は、季節が関係ありますか？
などです。
GMは質問に対し「はい」・「いいえ」・「関係ない」で回答します。
このやり取りをくり返し、回答者が真相にたどり着いたらゲーム終了です。
注意事項
ゲームの性質上、一度答えを知ってしまった問題は二度と説くことができなくなります。
SNSなどで解答を拡散することはもちろん、一緒に遊ぶ仲間の中でもむやみに解答を広める行為はやめましょう。
例題
ではここで、1つだけオリジナルの問題を出してみます。
質問に回答することはできませんが、ヒントと解答をここに掲載しておきますので、お友達とプレイしてみてください。
おすすめの ウミガメのスープのゲーム
ここからは、おすすめのゲーム3点を紹介していきます。
それぞれを比較した表はこちらです。
| ゲーム名 |  ポール・スローンの ウミガメのスープ |  ブラックストーリーズ |  水平思考クイズゲーム ウミガメのスープ |
| 形態 | 書籍 | カード | カード |
| 問題数 | 約80 問 | 50 問 | 84 問 |
| シリーズ数 | 4 | 10以上 | 4 |
| 価格 | 1,430円（税込） | 1,650円（税込） | 1,760円（税込） |
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
①『ポール・スローンのウミガメのスープ』シリーズ
| ゲーム名 | ウミガメのスープ 他3冊 |
| メーカー | エクスナレッジ |
| ゲームデザイナー | ポール・スローン デス・マクヘール |
| 人数 | 2人～ |
| 時間 | – |
| 年齢 | – |
| 価格 | 1,430円（税込） |
以前ニンテンドーDSのソフトで『スローンとマクヘールの謎の物語』というゲームがあったのですが、 プレイした方も多いのではないでしょうか。 その原作となったのが、こちらの書籍です。
ゲーム名にもなった「ウミガメのスープ」の問題はもちろん、 1冊で80問近く収録されており、シリーズで4冊出版されています。
書籍で持ち運びも便利なので、列に並んだ待ち時間なんかに最適です！
②『ブラックストーリーズ』
| ゲーム名 | ブラックストーリーズ 他多数 |
| メーカー | グループSNE |
| ゲームデザイナー | ホルガー・ベッシュ |
| 人数 | 2人～ |
| 時間 | 2～222分 |
| 年齢 | 12才～ |
| 価格 | 1,650円（税込） |
グループSNEから発売している、カードゲームタイプのシリーズです。
ブラックストーリーズと言いうだけあって、ちょっと怖いものから刺激の強めなものまで体験できます。
シリーズの作品数が10を超えるという驚きの作品数です。 大人の集まりには、刺激的なこちらがいいかもしれませんね。
③『水平思考クイズゲーム ウミガメのスープ』
| ゲーム名 | 水平思考クイズゲーム ウミガメのスープ 1～4 |
| メーカー | 幻冬舎 |
| ゲームデザイナー | 古川 洋平 (カプリティオ) 酒井 英太 (カプリティオ) |
| 人数 | 2人～ |
| 時間 | |
| 年齢 | 12才～ |
| 価格 | 1,760円（税込） |
本の出版で有名な幻冬舎から出版されているこの作品。
制作はYoutubeでも活躍されている、「クイズ法人カプリィテオ」です。
チャンネル内の動画でも、ウミガメのスープをプレイしている動画があるぐらい、みなさんこのゲームがお好きなようです。
日本人が考えているので、ストーリーも共感できて遊びやすくなっています。
こちらもシリーズが4作品発売していますので、全部そろえたくなりますね。
『ウミガメのスープ』の感想
・お出かけに最適
ドライブ・待ち時間などでも、問題を共有できればどこでも遊べます。 暇つぶしにしりとり…
じゃなくて「ウミガメのスープ」というのもアリですね。
・思考力がきたえられる
今見えている事実から周囲の状況をどんどん想像していくので、思考力はホントにきたえられます。
ビジネスにおいても、新しいアイディアの発想や問題の解決に役立つ思考力が身につくことでしょう。
・知っていると遊べない
性質上しかたがないことですが、問題を知ったら回答者にはなれません。
お互いに持っていない作品を買うなどして、出題者を持ち回りにするとよいでしょう。
最後に
今回は、『ウミガメのスープ』をご紹介しました。
いろんな出版社から発売しているので、 気になった作品をぜひ手に取ってみてください。
これで遊園地の待ち時間もへっちゃらです！
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