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【ゲーム紹介】『酔いどれ猫のブルース』|手札のカードで競りを行い4枚セットを作るカードゲーム【No.020】

No. 001 ~ 020

『酔いどれ猫のブルース』はこんなゲーム

酔いどれ猫のブルースは、山札から公開された猫カードを同じ猫カードで競り落とすカードゲームです。

競り落とした時に同じ数字のカードを4枚セットで公開すると数字の分得点できます。
上手くカードセットを公開し、最も多くの得点カードを獲得したプレイヤーが勝利します。

ゲーム名酔いどれ猫のブルース
メーカーニューゲームズオーダー
ゲームデザイナーReiner Knizia (ライナー・クニツィア)
人数2~6人
時間30分
年齢10才~
価格1,870円(税込)

👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。

☆こんな人におすすめ!

・じっくり考えるゲームを探している方
 上手く競りを行いじっくりと手札を育てるゲームです。

・クニツィア先生が好きな方
 手札のカードで手札を競る独特の感覚は、ジレンマを生んで楽しいですよ

・猫が好きな方
 カードの猫がかわいいので、シビアなゲーム中に癒されます。

『酔いどれ猫のブルース』の準備

1~5の数字とJ(ジョーカー)の6種類×15枚の合計90枚の猫カードをよくシャッフルします。

各プレイヤーに猫カードを6枚ずつ手札として配ります。
残りの猫カードを山札として中央にふせておきます。

得点であるネズミカードを人数に応じて準備します。

・2~4人・・・20枚
・5~6人・・・24枚

最初のバンドリーダー(親)を決めておきます。

『酔いどれ猫のブルース』のルール

ここからは、酔いどれ猫のブルースのルールを紹介していきます。

猫カードは色や楽器に特に意味はなく、数字やJだけを参照します。

① 猫カードをめくる

親は、山札から猫カードを1枚ずつ、以下の条件になるまでめくっていきます。

・同じ数字の猫カードが2枚になった
・ジョーカーカードがめくられた

ジョーカーカードがめくられた場合、各プレイヤーは1枚ずつ山札からカードを引きます。

② 競りを行う

今回はこの4枚が対象

めくられたカード全てを対象とした競りを行います。競りは手札の猫カードで行います。

競りのルールと競り値の強さを解説します。

競りのルール

競りは以下のルールで行います。

 バンドリーダーの左隣のプレイヤーから順番に、手札を公開せず宣言だけ
  競り値を付けていきます。

② 既に競り値が付いていたら、より高値を付けるかパスをしなければいけません。
  パスをすると、それ以降は競りに参加できません。

 もしも誰も競り値を付けずパスをした場合、カードは捨て札となり、
  同じバンドリーダーが改めて新しいカードをめくって競りを行います。

 1人以外全員パスをしたら、競り値として付けたカードを公開して競りに勝利し、
  公開したカードは表向きで捨て札となります。

 勝利したプレイヤーがバンドリーダーとなり、新しい競りを続けて行きます。

競り値の強さ

競り値の強さはこのようになります。

1枚やセットでは、数字の大きい方が強くなります。
バラでは、どんな数字が使われているかは関係ありません。

  弱
1枚
2枚 バラ
2枚 セット
3枚 バラ
3枚 セット
4枚 バラ
4枚 セット
5枚 バラ
  強

③ カルテットの公開(得点化)

競りに勝利したプレイヤーは、その直後に カルテットを公開することができます。

ルールは以下の通りです。

・ カルテットとは、同じ数字もしくはジョーカーを  4枚セットで公開することをいいます。

・ 一度に2組以上のカルテットを公開することができる。

▲ 数字のカードのカルテットを公開・・・その数字分のネズミカードを受け取る。

▲ ジョーカーカード4枚を値のあるカードとして公開・・・その数字分のネズミカードを受け取る。

ジョーカーカードを値のないカードとして公開・・・ジョーカー4枚を捨て札にする。ネズミカードは受け取れない

ジョーカーについて

ジョーカーについては、以下の様なルールがあります。

・ 競り値を付ける時やカルテットを公開する時、どの数字としても使うことができます。

・ ジョーカーカード使用した場合やゲーム終了時に手札にあった場合、
  自分の前にジョーカーカードを並べておきます。

・ ゲーム終了時に最も多くジョーカーを並べていたプレイヤーは、ネズミカードを5枚失います。

・ 最も多くネズミカードを公開したプレイヤーが複数人いた場合、
  その全員がネズミカードを5枚失います。

・失点によりマイナス点になる場合もありえます

・カルテットを公開する時、ジョーカー4枚として公開した時に限り、
ジョーカーカードを捨て札にすることができる。

ゲームの終了

次の場合、ゲームは終了し得点計算を行います。

A. 山札が全てなくなった時
B. ネズミカードが全てなくなった時

A. 山札がなくなった時

①のカードをめくる時に山札がなくなったら、即座にゲームは終了します。

B. ネズミカードが全てなくなった時

③のカルテットを公開する時にネズミカードがなくなったら、即座にゲームは終了します。

ネズミカードが少ない場合、公開した数字分受け取れない場合もあり得ます。

得点計算

ネズミカードの枚数を数え、ジョーカーカードの失点がある場合は支払い、その後最もネズミカードを持っていたプレイヤーが勝利します。

ネズミカードの得点が同じ場合、ジョーカーカードの枚数が少ないプレイヤーが優先されます。

『酔いどれ猫のブルース』の感想

・競りの駆け引きが楽しい

ここぞというタイミングの時、いいカードを出してでも攻めて競り勝つと楽しいですね。
他プレイヤーの動向にも注意して、無理に攻め過ぎないようにしましょう。

・ジレンマががあり悩ましい

手札を得点に使うカードと競りに使うカードとの配分を考えたり、ジョーカーをどうやって使うか考えたりと、常に悩ましいです。

・競りゲームに慣れていないと少し難しい

どこまでのカードを出したらいいのか、競りに慣れていないとその感覚が難しいかもしれません。
競りに勝っても得点できない、なんてことになると苦しいですからね。

コツとしては、競りの対象カードの枚数以上を競り値として宣言する時は気を付けましょう。
カルテットを作って3枚以下ぐらいに手札がなってしまうと、なかなか競りで勝てなくなってしまいますよ。

最後に

今回は、『酔いどれ猫のブルース』をご紹介しました。 手札のカードで手札を競るという独特な感覚や、 カードをどう使うかの配分で悩ましい、じっくりと楽しむゲームです。

初めの数回は慣れるためだと思って、何回かプレイしてみることをおすすめします。
ある程度ゲームに慣れた人同士だと、相手との駆け引きが楽しめますよ!

コバ
コバ

これで初めて競りゲームを体験しましたが、
なかなか悩ましくて何度もプレイした記憶がありますね。

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