『コロレット』はこんなゲーム
コロレットは、場に並んだカメレオンのカードをできるだけ3色に抑えるように集めてくる、セットコレクションゲームです。
手番が来ると、プレイヤーの人数分ある列カードに山札から引いたカードを並べていきます。
いいタイミングで1列カードを受け取り、ラウンドを抜けていきます。
最終ラウンドカードがでたら、全員が手番を終えるとゲーム終了。
集めたカードの枚数が多い色3色までが得点、それ以外は失点となり、合計得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | コロレット |
メーカー | メビウスゲームズ |
ゲームデザイナー | Michael Schacht (ミヒャエル・シャハト) |
人数 | 2~5人 |
時間 | 30分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 1,500円(税込) |
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☆こんな人におすすめ!
・運も実力のうちだと思う方
運よく攻められると得できますが・・・
・シンプルな駆け引きを楽しみたい方
相手が欲しい色にいらない色を付けたりと、直接駆け引きがありますね。
・カラフルなものが好きな方
カードの絵柄がきれいでたくさん集めたくなりますが、なるべく3色に抑えましょう!
『コロレット』の準備
3~5人用のルールと2人用のルールでは、少しだけ異なる部分があります。
2人用ルールについては、後で解説します。
まず、内容物はこちら
- カラーカード 7色×9枚・・・63枚
- ジョーカーカード・・・3枚
- +2点カード・・・10枚
- 最終ラウンドカード・・・1枚
準備を順を追って説明します。
3人でプレイする場合、カラーカードを1色分取り除いておきます。
① 3~5人でプレイする場合、テーブルの中央に人数と同じ数だけ列カードを並べます。
② 各プレイヤーは得点チャートを受け取ります。最初は茶色の面を使いましょう。
③ 各プレイヤーは、それぞれ異なる色のカラーカードを1枚受け取って自分の前に並べておきます。
④ 残りのカラーカード ,+2点カード ,ジョーカーカード をよく混ぜて山札とし、テーブルの中央におきます。
⑤ 最終ラウンドカードを山札の下から16番目に入れておきます。
『コロレット』のルール
ここからは、コロレットのルールを紹介していきます。
じゃんけんなどでスタートプレイヤーを決めておきます。 そこから順番に時計回りで手番をくり返していきます。
手番になったら、以下の2つのアクションからどちらか1つを必ず実行します。
A. 山札からカードをめくって並べる
B. 1列選んでカードを受け取り、ラウンドを抜ける
A. 山札からカードをめくって並べる
山札の1番上のカードをめくって表向きにし、いずれかの列カードの横に並べます。
Aのアクションには以下の条件があります。
- 1列に3枚までしか並べることができない
- 全ての列に3枚並んでいたら、このアクションを実行できない
B. 1列選んでカードを受け取り、ラウンドを抜ける
中央に並んだカードの列から好きな列を1列選びます。
選んだ列のカラーカードと列カードを全て受け取ります。
列カードは自分の前に、カラーカードは色ごとに並べます。
受け取ったカードの中にジョーカーカードがあった場合は、以下のように処理します。
- いったん脇に置並べておき、ゲーム終了時に好きな色のカードとして使う
- ゴールデンジョーカーを獲得した場合、山札の一番上から追加でカードを獲得する
あとは、通常のジョーカーと同じように扱う
Bのアクションには以下の条件があります。
- 1枚以上カラーカードが並んでいる列しか選べない
- カードを取ったら、そのラウンドから抜ける
ラウンドの終了
各プレイヤーがBのアクションを実行し、1列カードを受け取ったらラウンド終了です。
列カードを中央に並べ直し、最後にBのアクションを実行した人から次のラウンドを始めます。
ゲームの終了
最終ラウンドカードがめくられたら、そのラウンドを最後までプレイし、ゲームの終了となります。
ジョーカーカードを持っているプレイヤーは、どの色として使うかを決めます。
得点計算の方法は以下の通りです。
- 色ごとに何枚並べているかを数える
- 任意の色を3色決め、それらはプラスの点数となる
- それ以外は全てマイナスの点数となる
- 6枚を超えてカードを持っていても追加の点数はない
- 得点チャートを参照し、点数を計算する
- +2点カードは1枚2点として合計する
計算を行い、最も点数の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
2人用ルール
2人でプレイする場合、以下の点が変更になります。
- カラーカードを2色分取り除く
- 各プレイヤーは、それぞれ異なる色のカラーカードを2枚受け取って自分の前に並べておく
- 列カードは緑色のものを使う
カードごとに1枚・2枚・3枚までその列にカードを並べられます。 - 2人がそれぞれBのアクションを行った場合、残っている列のカードはゲームから取り除く
『コロレット』の感想
・適度な嫌がらせがおもしろい
相手が集めている色に不要な色を足してみたりと、駆け引きが生まれます。
自分の利益か相手の不利益か、どちらを優先するかが悩ましく楽しいですね。
・得点目標がわかりやすい
何枚集めれば何点になるか、どの色が伸ばせそうかなどがわかりやすいです。
・みんなの情報がオープンで考えやすい
場に並べられたカードやプレイヤーが獲得したカードが全て見えています。
誰が得点が多そうか、誰にどの色を渡してはいけないかなどがわかるので、やるべき行動がわかりやすいですね。
・カードの引き運はどうしてもある
相手が欲しそうなカードを引いてしまったり、自分の欲しいカードが引けなかったり。
たまにはそんなラウンドも出てしまいます。ですが、短時間でさっと終わるので、何度かチャレンジしてみて欲しいですね。
最後に
今回は、『コロレット』をご紹介しました。色と+2しか要素のないゲームですが、何をするかどの色を集めるかで悩ましく楽しいめます。
お子さんともそこまでの実力差なく楽しめるように、幅広い場面で活躍する定番のゲームです!
ルール説明も簡単なので、スキマ時間にも遊べちゃいますよ!
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