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【ゲーム紹介】『モーモー トレトレ』|枚数の指示に従って目当ての数字を作る計算ゲーム【No.074】

No. 061 ~ 080

『モーモー トレトレ』はこんなゲーム

モーモー トレトレは、手札から使えるカードの枚数を指定される中、得点カードであるウシの数字にあわせた合計数を出していくカードゲームです。

プレイヤーは「ウチュージン」の小学生となり、「モーモー」と呼ぶウシを捕まえることを目指します。

場に5枚の「モーモーカード」が並べられます。
そのカードの裏面には、このラウンドで使用できる「カード枚数」が指定されています。

各プレイヤーは1~3等の数字が書かれた手札から、このラウンドで指定された枚数を使い、場に並んだカードの数字と同じになるようにカードを組み合わせて、モーモーカードが獲得できたかを判定します。

これをスタートプレイヤーが2周するまでプレイするとゲームは終了。

獲得した点数が最も多いプレイヤーが、ゲームに勝利します。

ゲーム名モーモー トレトレ
メーカーキングダイズゲーム
ゲームデザイナーワタナベ アキタカ
人数3~5人
時間15~30分
年齢8才~
価格2,800円(税込)

☆こんな人におすすめ!

・読み合いが好きな方
 バッティング要素があるので、誰がどこを狙っているのか読み合いがあります。

・お子さんと遊ぶゲームを探している方
 手元で簡単な計算をするので、勉強にもなりますね。

・かわいい絵柄が好きな方
 ウシやウチュージンはとてもかわいいですよ!

『モーモー トレトレ』の準備

得点カードである「モーモーカード」の内訳は以下の通りです。

・マダラモーモー(3)
   ・・・26枚(子連れ4枚含む)
・赤毛モーモー(4)
   ・・・19枚 (子連れ3枚含む)
・黒毛モーモー(5)
   ・・・15枚 (子連れ2枚含む)
モーモーカードの裏面は
こんな感じです。

裏面はこのようになっています。

手札として使用する「トレトレカード」の内訳は以下の通りです。

・1 ・・・19枚
・2 ・・・19枚
・3 ・・・19枚
・0 ・・・4枚
・±1,±2,±3 ・・・それぞれ3枚
トレトレカードの裏面は
こんな感じです。
モーモー トレトレの準備
  • トレトレカードの配布


    各プレイヤーに「1・2・3」のトレトレカードをそれぞれ1枚ずつ
    残りのカードから裏向きでランダムに2枚配ります。

    残ったトレトレカードは、裏向きにしてテーブルの左側に山札として置きます。

  • UFOチップ


    各プレイヤーに「±1・±2」のUFOチップをそれぞれ1枚ずつ配ります。

    受け取ったチップは、カラーの面を表向きにして、各プレイヤーの手元に置きます。

  • モーモーカード


    モーモーカードを裏向きにしてよく混ぜ、テーブルの右側に山札として置きます。

  • 牧場マーカー


    テーブルの中央に「牧場マーカー」を種類ごとに分けて置きます。

  • リーダーチップ


    じゃんけんを行い、最初のリーダーを決めます。

    リーダーになったプレイヤーは、リーダーチップのウチュージンが描かれた面を表にして手元に置きます。

『モーモー トレトレ』のルール

ここからは、モーモートレトレのルールを紹介していきます。

① モーモーカードを5枚並べる

リーダーチップを持っているプレイヤーは、モーモーカードの山札から1枚ずつめくり、5枚まで場に並べます。

その際、モーモーカードは種類ごとに分けて並べます。

同じ種類のモーモーカードは少しずらして並べ、何枚あるかわかりやすくします。

牧場マーカーをそこの並べた枚数と同じになるように表にし、残りを裏向きにします。

マダラモーモー3枚赤毛と黒毛モーモー2枚まで並べます。
超えた場合はそのカードを捨て札にし、さらに山札引いて並べ直します。

牧場マーカーは、数字の小さい方を優先的に表にします。

② トレトレカードを決めてふせる

リーダーから時計回りに、トレトレカードの数字の合計が牧場マーカーが示している数字と同じになるように計算し、裏向きにふせて置きます。

この時に使用するトレトレカードの枚数は、「モーモーカードの裏面の星の数」と同じでないといけません。

また、カードだけではどうしても数字が作れない場合、「UFOチップ」を使用することができます。

カードをふせる際、そのカードの横にどちらかのチップを同時に出します。

これには以下の条件があります。

  • UFOチップを+として使うか、-として使うかまでは宣言しなくても構わない
  • UFOチップを使用して数字を作ることができる場合、必ず使用して数字を作らないといけない
  • UFOチップは一度に何枚使用してもよい
  • UFOチップを使用しても無理な場合指示された枚数のカードをふせる

③ 一斉にオープン

全プレイヤーは、ふせたカードを作った数を宣言しながら表向きにします。

掛け声は「モーモー8」といったように宣言します。

数字が作れなかった場合、「モーモーブタ」と宣言します。
その場合、±1のUFOチップを表向きにして再度使用できるようになります。

④ 誰がカードを獲得できたか判定する

誰がモーモーカードを獲得できたかを判定します。

カードを出した状況は3段階にわかれ、段階ごとに確認していきます。

  1. その種類を宣言したのが1人
  2. 同じ種類の数字に対して複数人が宣言
  3. 同じ種類の最小の数字に対して複数人が宣言

1. その種類を宣言したのが1人

その種類を宣言したのが1人だった場合、その列に並べられた全てのモーモーカードを獲得します。

2. 同じ種類の数字に対して複数人が宣言

同じ種類のモーモーの数字に対して複数人が宣言した場合、最も数字の小さい数を宣言したプレイヤーがその列に並べられた全てのモーモーカードを獲得します。

これを「少数精鋭ルール」と呼びます。

3. 同じ種類の最小の数字に対して複数人が宣言

同じ種類モーモーの最小の数字に対して複数人が宣言した場合、「山分けルール」が適用されます。

山分けルール

該当するプレイヤーの間で、モーモーカードを分け合います。

リーダーチップを持ったプレイヤーから順番に、時計回りで近いプレイヤーから列の中から好きなカードを選んで受け取ります。

場に並べれらたカードがある限り、これを続けます。

⑤ モーモーカードを捨て札にする

獲得されずに場に残ったモーモーカードがあれば、全て捨て札にします。

⑥ トレトレカードの補充

各プレイヤーは、使用したトレトレカードを捨て札にします。

UFOチップを使用した場合、裏向きにします。

その後、リーダーから順番に使用した枚数と同じ枚数のトレトレカードを山札から補充します。

⑦ 次のラウンドの準備

リーダーは、リーダーチップを時計回りで次のプレイヤーに渡します。

その後、①に戻って新しいラウンドを開始します。

最初にリーダーをしたプレイヤーにリーダーチップが来た際、チップを裏向きにします。

トレトレカード、モーモーカードがなくなった場合、捨て札を裏向きにしてよく混ぜ、新しい山札にします。

ゲームの終了

リーダーチップが2周したら、そのラウンドでゲームは終了します。

もしくは、モーモーカードが場に5枚と裏向きに1枚並べられなくなった場合、即座に終了します。

得点計算の方法は以下の通りです。

15+8+10+1+1+2=37点
  • モーモーカードの数字はそのまま得点
  • 子連れのモーモーカードは、+1点
  • 表向きのUFOチップは、±1は1点、±2は2点
  • 1種類のモーモーカードだけを集めた場合、カード枚数がさらに加点
  • 3種類を1セットとし、セット毎に1点加点

この方法で計算を行い、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

『モーモー トレトレ』の感想

・読み合いが楽しい

手元のカードはみんな違いますが、UFOチップなどもあり、取りたいモーモーカードは大抵取れる状況になります。

みんながどこを狙っているのかを読み合うのは楽しいですね。

・テーマと絵柄がかわいい

先生の指示の下、ウチュージンの子どもがウシを捕まえてくるというのがかわいいですね。

テーマとゲーム性がマッチしているので、ウチュージンの気持ちで遊べて楽しいですね。

・戦略がいろいろ考えられる

1種類だけに絞って集めるのか、3種類のセットをたくさん作ることを目指すのかなど、戦略がいろいろと考えることができます。

いろんな戦略が考えられるのはいいゲームですね。

・逆転はしづらい

ハゲタカのえじきとよく似ていますが、手札が異なっている分、ゲームの終盤に向かっていっても相手の出すカードは読み切れません。

ここぞと思って成功しないと、なかなか得点が得られないこともあるかもしれません。

最後に

今回は、『モーモートレトレ』をご紹介しました。 ウチュージンがウシを捕まえるというテーマのバッティングゲームです。

点数を狙える箇所が2~3個あるので、点数も得られやすい…かもしれませんね。 ウチュージンの子どもになりきって、楽しくわいわい遊べる素敵なゲームです。

コバ
コバ

テーマソングもあるので、ぜひ見て欲しいです!

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