『似顔絵探偵』はこんなゲーム
似顔絵探偵は、犯人の似顔絵を描いて当てるお絵描きゲームです。
絵を描く探偵役と犯人を見る目撃者役に分かれます。
探偵役は目をつむり、目撃者役は一定時間犯人カードの絵を覚えます。
その後、目撃者役は後から決められた顔のパーツを探偵役に説明していきます。
探偵役は、その情報を元に犯人の似顔絵を描いていきます。
絵が完成したら、探偵役は全ての犯人カードから今回の似顔絵の犯人を一定時間内に探し当てます。
見事探し当てられるでしょうか。
ゲーム名 | 似顔絵探偵 |
メーカー | ジョイントゲームファクトリー |
ゲームデザイナー | おーつぼじゅうじん まえだ |
人数 | 3~7人 |
時間 | 30~40分 |
年齢 | 9才~ |
価格 | 2,500円(税込) |
☆こんな人におすすめ!
・記憶力に自信のある方
カードの絵を覚えて探偵に正確に特徴を伝えられるかな?
・お絵描きゲームが好きな方
決して上手く描けなくても楽しめますよ。
・協力ゲームが好きな方
みんなで犯人確保のために協力して正解すると気持ちいいですね。
2024年3月23日(土)~24日(日)に開催されるBGBE Japanにて、最新バージョンが発売されるそうです。詳しくはこちらをご覧ください。
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2つのゲーム
このゲームは、2種類のゲームで遊ぶことができます。
- ルール1:目撃者
- ルール2:公開捜査
それぞれのルールについてわけてご紹介します。
ルール① 『目撃者』
『目撃者』と呼ばれる、証言を元に似顔絵を描いて犯人を当てるゲームです。
①-1 準備
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適当な方法で「犯人の似顔絵を描いて当てる似顔絵探偵役」1人と、その他の「目撃者役」を決めておきます。
「似顔絵探偵役」は、似顔絵を描く手配書1枚と鉛筆などの筆記用具、描く絵を隠すための箱のふたを受け取ります。
容疑者カード48枚を裏向きにしてよく混ぜ、テーブル中央においておきます。
パーツカード6枚を裏向きににしてよく混ぜ、裏向きにのまま「目撃者役」全員に配り切ります。
プレイ人数によっては、2枚のパーツカードを担当するプレイヤーも出てきます。
パーツカードは、指示があるまで表を見てはいけません。
①-2 遊び方
ここからは、『目撃者』の遊び方を紹介していきます。
(1) 目撃者フェイズ
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目撃者の1人が、容疑者カードからランダムに裏向きで1枚選びます。これが今回の犯人です。
似顔絵探偵は目を閉じます。
目撃者は犯人のカードを掛け声と共に表向きにし、全員でその犯人の顔を覚えます。
似顔絵探偵は、目撃者の掛け声と共に声に出して5秒数えます。
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5秒数え終わったら目撃者は犯人のカードを裏向きにして、他の容疑者カードの中に混ぜておきます。
カードの上下はそろえて混ぜておきましょう。
(2) 証言フェイズ
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目撃者役は、先に配られていたパーツカードを表にして自分の前に置きます。
「輪郭」が配られていた目撃者から順番に、似顔絵探偵に犯人の特徴を口頭で説明します。
以降、時計回りで担当するパーツの特徴を伝えていきます。
ジェスチャーによる説明、担当パーツ以外の説明は禁止です。
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似顔絵探偵役は、その説明を聞きながら手配書に似顔絵を描いていきます。
描いている絵が見られないように、ゲームの箱で隠しながら描きましょう。
(3) 探索フェイズ
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似顔絵探偵役は、全てのパーツを書き終わったら絵を公開します。
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似顔絵探偵役は、その公開した絵を元に1分以内で容疑者カードの中から今回の犯人を探し出します。
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見つけたら、「確保」と言ってそのカードを中央に出します。
(4) 判定フェイズ
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確保した容疑者カードが正解か不正解かを、目撃者役全員で教えます。
その後、パーツ毎に「似ている○」・「少し似ている△」・「似ていない×」を手配書の下の欄に記入します。
また、確保が成功したか失敗したかも記入します。
犯人の容疑者カードの番号も記入しておきます。
このラウンドの得点計算は、以下の通りです。
- 正しい犯人を確保できた場合
似顔絵探偵役は手配書を受け取る また、1番優秀だったと思う目撃者役に似顔絵探偵役が犯人の容疑者カードを渡す - 正しい犯人の確保に失敗した場合
似顔絵探偵役は、1番優秀だと思った目撃者役に容疑者カード、 2番優秀だと思った目撃者役に手配書を渡す
得点計算が終わったらラウンドは終了し、似顔絵探偵役はまだ似顔絵探偵役をしていないプレイヤーの内、容疑者カード・手配書を受け取った枚数の少ないプレイヤーから似顔絵探偵役を指名します。
①-3 ゲームの終了
- 3・4人プレイの場合
全てのプレイヤーが似顔絵探偵役をプレイしたら、ゲームは終了します。 - 5人以上のプレイの場合
4人が似顔絵探偵役をプレイしたら、ゲームは終了します。
受け取った容疑者カードと手配書の合計枚数が多いプレイヤーは、ゲームに勝利します。
ルール② 『公開捜査』
『公開捜査』と呼ばれる、『目撃者』で描かれた似顔絵を見てカルタをするゲームです。
②-1 準備
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ルール①で描かれた手配書を10枚用意します。
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全ての容疑者カードを表向きにし、テーブル中央にランダムに置きます。
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プレイヤーの1人は裏向きのまま1枚手配書を選び、テーブルの下などで持っておきます。
②-2 遊び方
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プレイヤーの1人が「捜査開始!」の掛け声と共に、手配書を手テーブル中央に置きます。
それと同時に一斉に全員で犯人と思われる容疑者カードを探します。
下の3枚の写真はタップで拡大できるので、実際に探してみて下さい。
答えは下に出て来ているので、先に見ないように注意してくださいね。
見つけたと思ったら、「確保」と言ってそのカードを取ります。
1人目の確保したプレイヤーは、10秒数えます。
残りのプレイヤーは、その10秒以内に容疑者カードを確保します。
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10秒経過したら全員で、正解どうかを確認します。
正解したプレイヤーは、手配書を受け取ります。
②-3 ゲームの終了
この流れを10枚の手配書で行えばゲームは終了します。
最も手配書を持っていたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
同数だった場合、全ての手配書のパーツ判定で○の合計数が少ないプレイヤーの勝利となります。
それも同数だった場合、△の数で比べます。
『似顔絵探偵』の感想
・絵は上手くなくてもいい
探偵役が犯人を見つけられさえすればいいので、絵は上手くなくても大丈夫です。
目撃者役は、頑張って特徴を伝えてあげましょう。
・たくさん遊んだ後も楽しめる
たくさん遊ぶと、似顔絵もたくさんできてきます。
今度は、その絵を見てカルタのように犯人カードから正解のカードを探すゲームができるのがいいですね
・長く楽しめる
最初は絵を描いて犯人を当てて遊び、たまった手配書で絵からカードを探すゲームができる。
たくさん遊べば遊ぶほど、どんどん次の遊びが拡大していくので、長く遊べます。
思い出の絵もちゃんと残っていくのは、素敵ですね。
最後に
今回は、『似顔絵探偵』をご紹介しました。マンガやドラマで見た、犯人の似顔絵を描いて当てる体験ができるパーティゲームです。
人間の記憶力の曖昧さと、上手くない絵でも犯人を当てられた時の爽快感は、このゲームならではだと思います。
老若男女誰でも遊べるので、ぜひボードゲー会や親戚で集まった際に遊んでみて欲しいですね。
![コバ](https://tanagaippai.com/wp-content/uploads/2022/11/335964df89316de78479e23501391b6a-150x150.jpeg)
ながらく流通していなかったので、
新版の発売の際にはぜひ手に入れてみて下さい!
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