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【ゲーム紹介】『テンガロン』|ちょうど10差で割り込める 早出しを競うハンドマネージメントゲーム【No.071】

No. 061 ~ 080

『テンガロン』はこんなゲーム

テンガロンは、順番通りにカードを出していく中、場のカードと10差の時には割り込みができるハンドマネージメントゲームです。

プレイヤーは、1~40の数字のカードが配られてそれを手札とします。

最初のプレイヤーは、好きなカードを1枚出すことができます。
2番目のプレイヤーは、出されたカードより±10以内のカードを1枚出すことができます。
それ以降のプレイヤーは、出せるカードが昇順か降順かが決まり、10以内の差で出していきます。

場に出ている数字と±10差のカードは、手番順に関係なく割り込んで出すことができます。

誰かが手札を出し切ると、ラウンドは終了します。

得点計算を行ってプレイ人数分のラウンドを行ったらゲームは終了し、最も得点が多いプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲーム名テンガロン
メーカーサイ企画
テンデイズゲームズ
ゲームデザイナー居椿 善久
人数2~6人
時間15分
年齢6才~
価格1,500円(税込)

☆こんな人におすすめ!

・トランプのスピードが好き方
 どんどんテンポよく場にカードを出していく感じは、スピードによく似ていますね。

・お子さんと遊ぶゲームを探している方
 ルールは簡単で、計算の練習にもなりますよ。

・反射神経がいい方
 場のカードの変化に素早く対応して、割り込みでカードを出せるかな?

『テンガロン』の準備

全部で61枚のカードには「黒い数字カード」「赤い数字カード」があります。

各カードの枚数は、以下の通りです。

黒い数字(1~40)・・・各1枚
・赤い数字(10~30)・・・各1枚

全てのカードを裏向きにしてよく混ぜ、プレイ人数に応じてプレイヤーにカードを配ります。

  • 2~4人・・・10枚ずつ
  • 5~6人・・・8枚ずつ

残ったカードは山札としてテーブル中央に置き、一番上のカード1枚を表向きにして山札の上に置いておきます。

得点計算用にメモを準備しておきます。

適当な方法でスタートプレイヤーを決めておきます。

『テンガロン』のルール

ここからは、テンガロンのルールを紹介していきます。

① 好きなカードを1枚出す

場にカードが出されていない最初のプレイヤーは、手札から好きなカードを1枚場に出します。

② ±10以内のカードを出す

2番目のプレイヤーは、場に出されたカードの数字より±10以内のカードを出すことができます。

③ カードを出すかパスをする

3番目以降のプレイヤーは、手番になったら以下の2つのアクションからどちらか1つを必ず実行します。

A. 10差以内のカードを昇順か降順で出す

B. パス

③-A. 10差以内のカードを昇順か降順で出す

②で2番目のプレイヤーが出したカードが、1枚目から2枚目に対して数字が大きくなったか(昇順)小さくなったか(降順)でそれに従わなくてはいけません。

そのルールに従っていれば、好きなカードを選んで出すことができます。

同じ数字のカードは出せません。

③-B. パス

出せるカードない場合や出したくない場合、パスをすることができます。

パスには以下の条件があります。

  • 山札の上にある表向きのカードを1枚引かなければいけない
  • その後、新たに山札の一番上のカードを表向きにする
  • 一度「パス」を宣言した後でも、次の手番で出せるカードがあれば出してもよい
  • 全員がパスをした場合、場のカードは脇によけて新たに①からゲームを再開する
  • 山札がなくなった場合、使用済みのカードを集めて裏向きにしてよく混ぜ、新たに山札を作る

特別ルール『テンガロン』

場のカードの数字とちょうど±10のカードを持っていた場合、「テンガロン」が宣言できる。

「テンガロン」には以下の条件があります。

  • 黒い数字カードの場合、自分の手番であれば「10大きい」か「10小さい」 数字を出して宣言することができる
  • 赤い数字カードの場合、自分の手番ではなくても割り込んで宣言し、カードを出すことができる
  • 宣言された場合、場のカードを脇によけて①から再開する
  • 自分が出したカードには、宣言することができない

ラウンドの終了

プレイヤーの誰かの手札がなくなったら、ラウンドは終了します。

得点計算の方法は、以下の通りです。

手札が残っているプレイヤー

  • 黒い数字は1枚「-1点」
  • 赤い数字は1枚「-2点」

手札を出し切ったプレイヤー

  • 他プレイヤーのマイナス点の合計を「プラス点」として獲得

各プレイヤー毎に、点数ををメモに記録します。

新しいラウンドのスタートプレイヤーは、前のラウンドの時計回りで次のプレイヤーに代わって次のラウンドを開始します。

ゲームの終了

プレイヤーの人数と同じだけのラウンドを行ったら、ゲームは終了します。

最も点数が多いプレイヤーは、 ゲームに勝利します。

『テンガロン』の感想

・誰でもすぐに遊べる

ルールは簡単で難しい計算も必要ないので、誰でもすぐに遊べます。

小学生ぐらいのお子さんと遊ぶと、計算の練習にもなっていいですね。

・油断できないドキドキが楽しい

赤いカードでテンガロンをされると、手番が飛ばされるかもしれません。
自分の番ではどれを出すかを考えつつ、他プレイヤーに出せれないように素早く出さないといけません。

逆に他プレイヤーの手番に割り込めるように、場の状況をしっかりと見ないといけないので、 適度な緊張感にドキドキしますね。

・持ち方によっては数字が見ずらい

左上の数字は大きいので場に出ていると見やすいですが、 重ねて持つと見ずらいです。

上下を逆さまにすると見やすくなりますね。

最後に

今回は、『テンガロン』をご紹介しました。かわいい絵柄でテンポよくサクッと遊べるカードゲームです。

みんなが慣れてくると、トランプのスピードの様にどんどん場のカードが変化してきて、ドキドキハラハラ楽しいですよ。

コバ
コバ

この黄色い動物は「クマ」ではなくて「テン」ですよ!

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