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【ゲーム紹介】『ワンナイト人狼』|3人から遊べるお手軽人狼パーティーゲーム【No.007】

ワンナイト人狼 アイキャッチ No. 001 ~ 020

『ワンナイト人狼』はこんなゲーム

ワンナイト人狼は、村人と人狼のチームに分かれて議論を行う正体隠匿系ゲームをモチーフとしたパーティーゲームです。 議論と投票を1回だけ行って勝敗を決めます。

人狼よりも少人数・短時間でできるので、人狼をプレイしたことがない人もプレイしやすいです。

この記事では、僕が持っている「プラスチック版」を元に書いています。
現在流通している「通常版(紙カード)」とは、カードの絵柄等が少し異なっている場合があります。

ゲーム名ワンナイト人狼
メーカーワンナイト人狼
ゲームデザイナー奥井 晶久
人数3~7人
時間10分
年齢10才~
価格(専用スリーブ付)
(専用スリーブ無)
2,300円(税込)
1,650円(税込)

👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。

☆こんな人におすすめ!

会話するゲームが好きな方
 言わずもがな正体隠匿系のキモである会話が好きな方は楽しめますね。

・人数が少ないけど、どうしても人狼がしたい方
 大人数で揃わなくて3人でプレイしたい時も成立する、仕組みがすごいですよ!

・短期決戦型をお望みの方
 泣いても笑っても一発勝負で決まる爽快感を得られます。

人狼とワンナイト人狼の違い

人狼とは、ゲームマスター(GM)と呼ばれる司会者の進行の下に、村の中にまぎれこんだ人を襲う人狼を会話に基づいて村から追放していく正体隠匿系ゲームです。

人気のゲームですが、遊ぶには少しハードルがあります。 この『ワンナイト人狼』は、その点をふまえて遊びやすく設計されています。違いを表にしてみました。

    人狼     ワンナイト人狼 
人数最低8人程度必要3人からプレイ可能
時間30~90分5分程度
脱落脱落者あり
暇な人ができてしまう
1回で決着が着く
暇な人ができない
GM必要声での進行は必要だが、
全員プレイヤーになれる

比較すると、遊びやすさがわかると思います。

役職の説明

4種類の役職カードはこちらです

村人村人(人間チーム)
特殊な能力はありません。 会話から人狼を推理しましょう。
占い師占い師(人間チーム
他プレイヤー or 担当がいない2枚のカードの どちらかをこっそり確認できます。
怪盗怪盗(人間チーム
他プレイヤーのカードと交換することができます。 交換したカードを確認したら、その役職になります。
人狼人狼
人狼同士担当が誰かを確認できます。 人間チームにバレずに追放から逃れましょう。

能力の使用方法などは、後の『ゲームの流れ』で紹介します。

『ワンナイト人狼』の準備

ワンナイト人狼の準備
4人プレイの準備

全8枚のカードから、「人数+2枚」のカードを準備します。

・占い師:1枚
・怪盗 :1枚
・人狼 :2枚
・村人 :参加人数によって調整

といった感じです。

プレイヤーは、1枚役職カードを受け取り内容を確認し、 自分の前に裏向きでおきます。

選ばれなかったカード2枚は、裏向きのまま中央におきます。

『ワンナイト人狼』のルール

ここからは、ワンナイト人狼のルールとゲームの流れを紹介していきます。

ゲームの流れ

ゲームは、「夜の時間」と呼ばれる役職カードが行動する時間と「昼の時間」と呼ばれる議論をして投票をする時間に分かれています。

プレイヤー1人をマスターとして、進行の声掛けをしてもらいます。

役職カードの行動時間として「10秒程度」数え、その後役職者はそっと目をつぶってください。

夜の時間

マスターのセリフは、マ「○○」で表しています。

夜の時間の進行
  • 開始
    マ「 夜になりました 。」

    全員目をつぶり、みんなの行動がバレないように 指でテーブルを叩きます。

  • ① 占い師
    マ「 占い師は目を覚まし、誰かを占ってください。 」

    占い師のプレイヤーは、 2つの内どちらかを行います。

    A : 他プレイヤー1人のカードを確認する
    B : 中央2枚のカード2枚とも確認する

  • ② 人狼
    マ「人狼は目を覚まし、お互い確認してください。」

    人狼のプレイヤーは、顔を上げてアイコンタクトで相方を確認してください。1人の場合もあります。

  • ③ 怪盗
    マ「怪盗は目を覚まし、カードを交換してください。」

    怪盗のプレイヤーは、他プレイヤーのカードと自分の怪盗カードを交換してください。
    交換してきたカードを確認して、これ以降はその役職の勝利条件になります。
    ちなみに、交換しなくてもかまいません。

昼の時間

続いて昼の時間です。

昼の時間の進行
  • 開始
    マ「夜が明けました。全員目を覚ましてください。」

    全員目を開けます。

  • ④ 議論開始
    マ「議論開始!」

    議論時間は、5分程度を目安にタイマーなどではかります。
    夜の時間に得た情報や、各々どの意見を信じるかなどを話し合います。
    人狼がウソを言ってだましてくることでしょう。
    占い師や怪盗であるとウソをついたり、あらぬ疑いをかけたり。

  • ⑤ 投票
    マ「議論をやめて投票に移ります。」

    時間が来たら一斉に投票を行います。 「せーの」の掛け声で指差し投票をします。
    最多投票数のプレイヤーは、カードを表向けにして、 自分の役職を発表します。
    その後全員がカードを表向きにして役職を発表し、 ゲームは終了、勝敗判定となります。

ゲームの終了

投票が終わったら、ゲームは終了します。

・最多投票数が人狼の場合
 人間チームの勝利です。 人狼が2人いた場合も、どちらかの人狼が最多であれば人間チームの勝利です。

・最多投票数が人間の場合
 人狼チームの勝利です。

・最多投票数の人が2人の場合
 2人とも追放となります。 その中に1人でも人狼がいた場合は人間チームの勝利
 人狼がいなければ人狼チームの勝利です。

・投票数が全員バラバラの場合
 追放者は誰もいません。 プレイヤーに人狼がいなければ、人間チームの勝利です。〈「平和村」といいます〉
 プレイヤーに人狼がいれば、人狼チームの勝利です。

『ワンナイト人狼』の感想

・充分な人狼体験を得られる

一度の勝負だけど、しっかりと議論ができ読み合いもあるので、充分な人狼体験ができます。

怪盗があることにより、「ひょっとして人狼が入れ替わってる?」という疑心暗鬼が自然と発生するので、しっかりと考えさせられます。

・いろいろと挑戦できる

すぐに終わるので、繰り返し遊んでいろんな戦略を試せます。

いきなり役職を発表したり、最後まで伏せたままにしたり、一緒にプレイしている人の雰囲気も見ながら試行錯誤するのは楽しいです。

・メタ要素もおもしろい

オンラインでは体感できない夜の時間の動く音やカードを触った跡などのいろんな情報がゲームに影響するのでおもしろいですね。

・ウソを付くのが苦手な人もいる

会話でウソを付いたり疑ったりするのが苦手な人もいるので、 必ずみんなが楽しめるわけではないことは注意が必要です。

最後に

今回は、『ワンナイト人狼』をご紹介しました。 たった5分で濃密な心理戦ができるので、人狼ゲームに興味のある方はまずはこれから挑戦してみることをおすすめします。

頻繁にプレイすることを考えて専用のスリーブがあるので、付けておくことをおすすめします。

ハマってしまうと、一晩中プレイしてしまうこと間違いなし!

コバ
コバ

お酒を飲みながらプレイしてもおもしろいですよ。
もう、ウソなのか酔ってるのかわからなくても楽しいです!

『ワンナイト人狼』シリーズ紹介

ワンナイト人狼は、基本セットを中心に多くのシリーズが発売しています。
それぞれが単独で遊べるのはもちろん、多くのセットは裏面が同じなので混ぜて遊ぶこともできます。

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