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【ゲーム紹介】『インカの黄金』|進むか戻るかだけなのに悩ましいチキンレースゲーム【No.004】

インカの黄金 アイキャッチ No. 001 ~ 020

『インカの黄金』はこんなゲーム

インカの黄金は、遺跡の中にある黄金を求めて進んでいき、ここで帰るか危険を覚悟でさらに進むかを決めるチキンレースのゲームです。

他のプレイヤーより多くのお宝を持って帰れば勝利です。

ゲーム名インカの黄金
メーカーアークライト
ゲームデザイナーAlan R. Moon(アラン・ムーン) 
& Bruno Faidutti(ブルーノ・フェデュッティ)
人数3~8人
時間20~40分
年齢8才~
価格3,520円(税込)

👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。

☆こんな人におすすめ!

アドベンチャー映画が好きな方
 好きな映画のテーマをかけながらプレイすると、雰囲気が出て楽しいです!

ヒリヒリする駆け引きが好きな方
 他人を出し抜いて成功した時、気持ちいいですね


きれいな宝石が好きな方
 キラキラした宝石のコマは、きっと集めたくなりますよ。

『インカの黄金』の準備

  たいまつカード(進む)         キャンプカード(戻る)
テントも精巧に作られてます

たいまつカード(進む)、キャンプカード(戻る)を1枚づつ受け取ります。

テントを受け取ります。(獲得した宝石を隠すもの)

宝石は1ヵ所に集めて山にしておきます。

宝石は、
トルコ石(1点)
黒曜石(5点)
黄金(10点) です。

 トルコ石       黒曜石         黄金

『インカの黄金』のルール

ここからは、インカの黄金のルールを紹介していきます。

各ラウンド開始時

全部で5ラウンド行います。
各ラウンドの開始時に、「遺物カード」1枚探検カード」30枚と合わせてシャッフルし、「山札」とします。

① 進むか戻るかを決める

プレイヤーは、全員「たいまつカード」「キャンプカード」を1枚選んで裏向きで出します。

「せーの」で全員いっせいに表向きにして、カードの内容を確認します。

② 進むプレイヤー

スタートプレイヤーは、山札から1枚引いて表向きに公開し、山札の横に並べます。

A. お宝カード(青色)の時

お宝カード

お宝カード(青色)には数字が書かれていて、「進むと決めたプレイヤー」で均等に分けます
分けきれなかった宝石は、今めくったカードの上におきます

受け取った宝石は、「テントの横」においておきます。
まだ、「テントの中」には入れないで下さい。

例:7のカード3人で分ける場合

1人2個のトルコ石を受け取ります。1個のトルコ石は、カードの上おきます。

B. 障害カード(赤色)の時

障害カード

障害カード(赤色)は、5種類3枚づつあります。

1枚目は何もおきません
すでにめくられている種類と同じ種類のカードがめくられた時、次の事がおこります。

「落石」が2枚

・「テントの横」にある宝石を宝石の山に返す
・今めくられた障害カード1枚をゲームから取り除く
・ラウンドが終了する

C. 遺物カード(黄色)の時

遺物カード(黄色)すぐには獲得できません。 そのまま山札の横に並べておきます。
獲得する方法は後に説明します。

③ 戻るプレイヤー

1人で戻ると全部もらえます

戻るプレイヤーは、今までカードの上に残された宝石を集めて、戻るプレイヤーで均等に分けます
 分けきれなかった宝石は、どこかのお宝カードの上に返します

・戻る際にもらった宝石とテント横の宝石を「テントの中」に入れます。

・戻るプレイヤーが1人だった場合、「遺物カード」を獲得します。
 遺物カードは、獲得して1~3枚目は5点、4~5枚目は10点になります。

④ ラウンドの終了

・全プレイヤーが戻るを選んだ場合
・同じ障害カードが2枚出た場合

以上の場合にラウンドが終了し、次のラウンドに移ります。

ゲームの終了

テントの中の宝石とと遺跡カードを合計します

5ラウンド終了したらゲーム終了です。

獲得した宝石を公開し、遺物カードの点数を足して、最も得点の高いプレイヤーが勝利します。

『インカの黄金』の感想

・2択なのに悩ましい

進むか戻るかの2択なのに、自分や他プレイヤーの現在の点数や障害カードの残り枚数などの状況が違うと
なかなか決められない程悩ましく、考えるのが楽しいです

・性格があらわになる

自分も「こんなに大胆に攻めるとは」とおどろきますし、他プレイヤーの大胆さにおどろくハズです。攻めるときは攻める…時には失敗してもゲームなのでいい経験です!

・進むか戻るかわかりづらい

この版ではカードを使いますが、イラストの意味が少しわかりづらいです。

今流通している物は、原版の「ダイヤモンド」同様、コマを「にぎる」か「にぎらないか」に変わっているので
この点は解消されています。

最後に

今回は、『インカの黄金』をご紹介しました。 マンガで出てくる様なギリギリの体験ができて、たった2択なのに終わると疲れちゃう程悩ましく楽しいチキンレースゲームの定番です。

お手軽なパーティーゲームなので、どんな人とも実力差がなく楽しめます。

また、お子さんは宝石を分ける時に計算の練習にもなると思います。

上記しましたが、今流通している版は、「進むか戻るか」は木のコマになり、遺物カードも固定の得点に変わっているようなので、詳しくはルールを確認してみて下さい。

コバ
コバ

山札を3つに分けて、手番の人がどれかを選ぶ様にすると、
より探索している感じがしておすすめです!

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