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【徹底調査】ボードゲーマー186名に聞いた 「#最初に買ったボードゲーム5点」TOP10

コラム
  • ボードゲームを始めてみたいけれど、何を買えばいいかわからない
  • どんなゲームが実際に人気かわからない
  • みんなが初心者だった頃、どんなゲームが遊ばれていたか知りたい

いろんなメディアで最近、ボードゲームが取り上げられてきています。

ですが、新しいゲームやめずらしいゲームは取り上げられているものの、 ほんとうにボードゲームを遊んでいる人にアンケート等をとったランキングを 作成しているものは少ないように感じます。

僕は、2014年からボードゲームにハマり、400個以上のゲームを所持しています。

いろんなボードゲームシーンを約9年間みつづけてきました。実際このブログでは、自分の所持ゲームを購入した順番で紹介しています。

👉 詳しくは、こちらのゲーム紹介の記事をご覧ください。

コバ
コバ

僕もボードゲームを始めた頃は、
何を買っていいかわかりませんでした……。

このブログでゲームを紹介していると、「みんなはボードゲームを始めた時、どんなゲームを買っていたのか」が気になり始めました。

この記事では、初心者の人が迷わずにボードゲームが選べるように、 「#最初に買ったボードゲーム5点」というハッシュタグを使いTwitterで投稿された内容 全186名分を集計し、ランキング形式でTOP10まで解説します。

1月19日に記事を公開して以降も、44名の方が投稿してくださいました。

そこで、7月5日時点で再度集計した結果を反映させて、記事をリライトしました。

ちなみに、僕の投稿はこちらです。

この記事を読めば「ほんとうにボードゲームを遊んでいる人の生の意見」を元に作成された人気ランキングから、 自分に合うボードゲームを探すことができます。

投稿された実際のランキングを見てみたい方は、最後まで読んでください。

TOP10以降のすべてのランキングデータも、見られるように公開していますよ!

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「#最初に買ったボードゲーム5点」TOP10

集計した結果がこちらです。  2023/7/5 現在 】

  第1位  カタン
  44票  
  第2位  ドミニオン
  30票  
第2位1 UPカルカソンヌ
  30票  
第4位宝石の煌き
  19票  
第5位ハゲタカのえじき
  15票  
第5位モンスターメーカー
  15票  
第5位2 UPニムト
  15票  
第5位5 UPブロックス
  15票  
第9位1 DOWN犯人は踊る
  13票  
第9位1 DOWNパンデミック
  13票
第9位1 UPごきぶりポーカー
  13票
第12位2 DOWNスコットランドヤード
  12票

という結果になりました。

TOP10と言っておきながら、同率順位のゲームもあったので、 12作品の解説になります。

いろんな世代、いろんな属性の方の投稿を集計ししました。

正直な僕の感想は、

コバ
コバ

やっぱり定番は強い!

再度集計した結果、上位の順位変動はあったものの、12個のラインナップは変わらないという結果でした。

改めて、これらのゲームの認知度や人気の高さがわかりましたね。

ということで、それぞれのゲームを解説していきます。

あくまでも、「#最初に買ったボードゲーム5点」の投稿を元に 7/5時点で集計したデータで作成したランキングです。 必ずしも初心者のみなさんに合うゲームばかりではありませんのであしからず。

ですが、この中に自分に合うゲームがきっと見つかると思うので、ぜひ参考にして下さい!

第1位 カタン

『カタン』は、無人島に自身の拠点をおき、そこから得られる資源を使って 開拓を進めていくゲームです。

種類の資源が産出される土地にはサイコロの目に応じた数字が配置されており、
サイコロを振って出た目の資源が産出。

拠点のあるプレイヤーは資源を得られ、建造したり交渉で資源を交換したりしていきます。

最も早く10点獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲーム名カタン
メーカージーピー
ゲームデザイナーKlaus Teuber (クラウス・トイバー)
人数3~4人
時間60分
年齢10才~
価格4,400円(税込)

・資源管理や交渉などの要素が詰まっている

産出された資源使って、いかに効率的にに発展させられるかを考えるのが楽しいです。
交渉も重要な要素で、他プレイヤーとの駆け引きがアツいです。

・初めての人は少し難しい

最初に購入したゲームとして紹介していますが、ボードゲームが未経験な方は少し難しい印象。
ルールの難易度や交渉の具合など、他のゲームを経験した頃に遊ぶとより理解できて楽しめます。

第2位 ドミニオン

『ドミニオン』は、場に並べられたカードをお金のカードで購入し、 自分の使用するカードデッキを構築するゲームです。

さまざまな能力を持つカードをデッキに入れ、相手を攻撃したりアクションのコンボを作ったりと発展させていきます。特定のカードがなくなった時、最も多くの得点カードを獲得したプレイヤーが勝利します。

ゲーム名ドミニオン:第二版
メーカーホビージャパン
ゲームデザイナーDonald X. Vaccarino (ドナルド・バッカリーノ)
人数2~4人
時間30分
年齢14才~
価格4,950円(税込)

・カードの種類がたくさんあって戦略を考えるのが楽しい

カード同士の組み合わせしだいで、何通りもの戦略が生まれます。
さらに拡張も10種類以上発売しており、楽しみ方は無限大

・カード効果を理解するのが難しい

カードゲームに慣れていないと、効果の意味を上手く理解しづらいかもしれません。
少し考えるゲームにも挑戦してみようという方には、間違いなくハマるゲームですね。

最近は流通量が少なく、定価よりかなり高い金額の場合もありますので、ご注意ください!!

第2位 カルカソンヌ

『カルカソンヌ』は、道や城壁などが描かれたタイルを配置していくゲームです。

タイルを配置する時、自分の物だと示すためにミープル(人型のコマ)をおくことができます。

道や城壁が完成すると得点でき、タイルがすべてなくなった時に最も得点の多いプレイヤーが勝利します。

ゲーム名カルカソンヌ
メーカーメビウスゲームズ
ゲームデザイナーKlaus-Jürgen Wrede (クラウス=ユルゲン・ヴレーデ)
人数2~5人
時間30~45分
年齢8才~
価格3,500円(税込)

・運と戦略のバランスがいい

どんなタイルを引くかは運ですが、どこに配置するかやミープルをおいて得点化を目指すかなど、
非常に悩ましいゲームです。2人で対戦する世界大会があるほど、2人でもしっかり遊べるのでおすすめ!

・草原ルールがわかりにくい

道や城壁などは完成がわかりやすいですが、草原ルールは終了後に判定するので初心者は理解しづらいです。
このルールを抜いて遊んでみて、慣れた頃に入れてみるのをおすすめします。

第4位 宝石の煌き

『宝石の煌き』は、5色の宝石や黄金のトークンを獲得し、それらを使って発展カードを購入して得点していくゲームです。

発展カードには宝石の絵が描かれており、後の購入の際に安くカードが獲得できます。
また、一定宝石を集めると貴族が訪れ得点できます。

カードや貴族の点を集め、いち早く15点獲得したプレイヤーが勝利します。

ゲーム名宝石の煌き
メーカーホビージャパン
ゲームデザイナーMarc André (マーク・アンドレ)
人数2~4人
時間30分
年齢10才~
価格5,500円(税込)

・獲得するための計画を考えるのが楽しい

目標のカードを得るために、どういった順序でトークンやカードを集めるのかを考えるのが楽しいです。
他プレイヤーに先を越されない様に、邪魔ができる様に行動を上手く選択できると気持ちいですね。

後半どんどん発展していくのも、爽快感がありおすすめ!

・他プレイヤーとの接点が強め

相手が嫌がる行動をすることもあるので、それが苦手な人もいるかもしれません。
見合って我慢比べをするので、わいわいとした楽しさは少ないでしょう。

👉 詳しくは、こちらのゲーム紹介の記事をご覧ください。

第5位 ハゲタカのえじき

ハゲタカのえじき アイキャッチ

『ハゲタカのえじき』は、1~15までの手札をじゃんけんの様に使って点数カードを取り合うカードゲームです。

点数カードも15枚あるので、手札15枚を全てプレイして、最も点数が大きいプレイヤーが勝利します。

ゲーム名ハゲタカのえじき
メーカーメビウスゲームズ
ゲームデザイナーAlex Randolph (アレックス・ランドルフ)
人数2~6人
時間15分
年齢7才~
価格1,500円(税込)

・最後まで深い心理戦

ハゲタカカードの順番や他プレイヤーの残り手札の状況で、自分は何を出したらよいかが変わってきます
勝負のしかけ所を見極めて成功すると楽しいです。

・なぜかバッティングしたら楽しい

ここまで考えてそれでも被ってしまうと、なぜか声を出す程笑ってしまいます
自分だけ得点できたり、バッティングしてマイナス点を回避したりするとテンションが上がりますよ

👉 詳しくは、こちらのゲーム紹介の記事をご覧ください。

第5位 モンスターメーカー

『モンスターメーカー』は、1988年に発売され、一世を風靡したカードゲームの金字塔
2018年にリメイクが発売されています。

ゲーム内容は、迷宮を進んで奥にある宝物を手に入れることを目的としたカード+サイコロのゲームです。

迷宮を進んでいく中で、他プレイヤーをモンスターで邪魔することができます。
モンスターを倒して最奥に行くと、宝物カードが得られます。

宝物をもって無事に迷宮を帰ってくることができ、最も高い価値の宝物を獲得できたプレイヤーが勝利します。

ゲーム名モンスターメーカー
メーカーアークライト
ゲームデザイナー鈴木銀一郎
人数2~6人
時間30分
年齢8才~
価格3,850円(税込)

・ルールがシンプルでわかりやすい

手番にすることは、迷宮を進んだり、モンスターを出現させたり倒したりと、非常にわかりやすいです。
サイコロでモンスターを倒す瞬間は、爽快ですね!

・運の要素は出てしまう

カードの引きやモンスターを倒す際のサイコロのなどは、どうしても要素として大き目
ですが、経験の差が出にくいとも捉えられるので、いろんな人とも遊びやすいです。

ダンジョン飯とのコラボバージョン

第5位 ニムト

『ニムト』は、カードに描かれた牛マークのポイントを、いかに獲得しないかを競うカードゲームです。

1~104の数字が書かれたカードの内、各プレイヤーは10枚を手札として受け取ります。
場に並んだ4枚のカードの横に並べる1枚のカードを選び、いっせいに表向きにし、小さい数字のカードから順番に列に並べていきます。

自分のおいたカードがその列の6枚目のカードになった場合、それより前の5枚のカードを失点として受け取らなくてはいけません。

誰かが66点を超えた時点で、最も失点の少ないプレイヤーが勝利します。

ゲーム名ニムト
メーカーメビウスゲームズ
ゲームデザイナーwolfgang Kramer (ヴォルフガンク・クラマー)
人数2~10人
時間30分
年齢8才~
価格1,200円(税込)

・相手との読み合いが楽しい

このカードは安全におけるかわからない。相手が何を出すかわからない。
そんな中、無事に出せた時はテンションが上がっちゃいますね。

・人数が少ないと運要素が強い

104枚のカードを使う都合、人数が少ないと手札のカード運が勝敗に大きく関わってきます。
5人以下なら、55までのカードに絞ると緊迫感が出ておもしろくなりますよ。

最近は流通量が少なく、定価よりかなり高い金額の場合もありますので、ご注意ください!!

👉 詳しくは、こちらのゲーム紹介の記事をご覧ください。

第5位 ブロックス

『ブロックス』は、4色の様々な形のブロックをそれぞれ持ち、ボード上で陣取りを行うゲームです。

4隅からおき始め、辺ではなく角が接するように自身のブロックをつなげていきます。
他プレイヤーのブロックもせまる中、全員がおけなくなったらゲームは終了。

手元に残ったブロックのマス目が一番少ない人が勝利します。

ゲーム名ブロックス
メーカーマテル・インターナショナル
ゲームデザイナーBernard Tavitian(ベルナール・タビシアン)
人数2~4人
時間20~30分
年齢7才~
価格3,300円(税込)

・ルールや戦況がわかりやすい

角の接触でブロックをつなぐだけというシンプルなルール
戦況もボードを見るとおおよそわかるので、遊びやすいですね。

・強い人にはなかなか勝てない

運要素はないので、ここで逆転できるといったポイントもありません。
ですが、大人も子どももじっくり考えてプレイできるおすすめのゲームです。

第9位 犯人は踊る

犯人は踊る アイキャッチ

『犯人は踊る』は、たった1枚の犯人カードが次々にいろんなプレイヤーに渡っていく中、誰が持っているのかを当てる推理系カードゲームです。

探偵カード等の方法で犯人を当てる、もしくは誰にも指名されずに最後の1枚で犯人カードを出せば勝利します。

ゲーム名犯人は踊る
メーカー鍋野企画 すごろくや
ゲームデザイナー鍋野ぺす
人数3~8人
時間10~20分
年齢8才~
価格1,320円(税込)

・すぐに始められる

カードの効果は読めばすぐに理解できるぐらいなので、スキマ時間にもぱっと始められます
初心者と一緒にゲームをする機会や、ゲーム会の最初なんかにも適していますね。

・スリーブはあった方がいい

カードスタンドがないと常にカードを持っていたりするので、特に犯人カードはよく触られて傷みやすいので、スリーブに入れておく方がいいです。

👉 詳しくは、こちらのゲーム紹介の記事をご覧ください。

第9位 パンデミック

『パンデミック』は、世界中に広まった4種の病原体の根絶を目指す協力型のゲームです。

各プレイヤーはそれぞれ違った役割を担い、各地の病原体の治療をしていきます。
治療が得意な者や移動が得意な者など、役割は様々です。

失敗条件がせまる中、協力して治療薬を作成し、4種全ての治療薬が完成するとゲームに勝利します。

ゲーム名パンデミック
メーカーホビージャパン
ゲームデザイナーMatt Leacock (マット・リーコック)
人数2~4人
時間45分
年齢8才~
価格5,500円(税込)

・達成感がすごい

広がる病原体に対処するだけでも大変なのに、行動回数が少なくて治療薬を作ることもままなりません。
ですが、勝利した時は世界を本当に救えたかのような達成感があります。

協力ゲームは、これなくしては語れません!

・ルールが少し複雑

手番で出来る事が多くあったり、決まった処理をしないといけなかったりと少し複雑な所があります。
ある程度ボードゲームに慣れてからのプレイがおすすめです。

第9位 ごきぶりポーカー

ごきぶりポーカー アイキャッチ

『ごきぶりポーカー』は、ごきぶり・カエル・ハエなどの嫌われ者のカードを「ウソ」を交えつつ押し付け合うカードゲームです。

同じカードが4枚、もしくは全8種を引き取ってしまうと負けとなります。

相手の考えを読み、こちらのウソはポーカーフェイスでばれない様に、みんなにカードを押し付けましょう!

ゲーム名ごきぶりポーカー
メーカーメビウスゲームズ
ゲームデザイナーJacques Zeimet (ジャック・ゼメ)
人数2~6人
時間20分
年齢8才~
価格1,800円(税込)

・相手との読み合いが楽しい

相手のたまったカードや今までの行動から、何を考えているのか読み合うのが楽しいです。
もちろん、考えが当たったらうれしいし、外れても次こそはと自分も挑戦できるので、最後まで楽しめます。

・ターゲットが集中してしまう

1人負けのゲームなので、勝ちを意識すると「負けそうな人」がターゲットになりやすくなります。
手加減するのも違うと思いますが、相手の気持ちも考慮してプレイしたいですね。

👉 詳しくは、こちらのゲーム紹介の記事をご覧ください。

第12位 スコットランドヤード

『スコットランドヤード』は、ロンドン市内を逃げる怪盗Xとそれを追う刑事に分かれて行う、おにごっこのようなゲームです。

決まったタイミングにしか姿を見せない怪盗Xは、タクシー・バス・地下鉄の交通手段を開示しながらマップを逃げていきます。刑事は、その交通手段から現在どのあたりにいるのかを推理して、協力して怪盗Xを追い詰めていきます。

24ターン逃げ切れると怪盗Xが勝利、それまでにつかまえることができると刑事が勝利します。

ゲーム名スコットランドヤード
メーカーカワダ
ゲームデザイナーManfred Burggraf(マンフレッド・ブルグラーフ)
Dorothy Garrels(ドロシー・ガレル)
Wolf Hoermann(ウルフ・フーマン)
人数3~6人
時間45分
年齢10才~
価格4,950円(税込)

・刑事ドラマを体験しているみたい

怪盗Xの足取りから、どの方面に逃げたかを考えて包囲網をしく。
さながらテレビドラマの刑事になった気分が味わえます。 怪盗も、追われるドキドキを体験できますよ。

・怪盗Xがゲームのおもしろさを左右する

怪盗Xもプレイヤーなので、うっかりと開始早々つかまってしまうこともあります。
刑事が有利な展開になることが多いので、怪盗Xはゲームになれた方が担当することをおすすめします。

スコットランドヤード: シャーロック・ホームズ

最近、何とあの「シャーロック・ホームズ 」をテーマとしたスコットランドヤードが発売されました!
基本情報はノーマルの物と同じですが、キャラクターごとに特殊能力が使えたりと、
追加ルールもあります。

名探偵シャーロック・ホームズが、仲間の警官たちとともに、犯罪王モリアーティ教授を追うスリリングなボードゲームです。ホームズ、ワトソン、レストレード警部など、さまざまなキャラクターになりきって、モリアーティ教授を追跡します。二輪馬車、四輪馬車、地下鉄など、あらゆる交通機関を駆使して、追跡と逃走が繰り広げられます。

ラベンスバーガー

それ以降のランキングデータ

それ以外のランキングは、こちらでデータを公開していますので、 よろしければご覧ください。

また、こちらのデータは好きなように使って頂いても構いません。 使用される際は、この記事を引用元として紹介して頂けると幸いです。

最後に

今回は、僕がふと思いついた「#最初に買ったボードゲーム5点」というハッシュタグを元に、 実際集まったデータを集計して記事を作成してみました。

カタンの知名度は相当な物なんだと、改めて思い知らされました。

追記:7/5までの44名分のデータを追加した際に、さらに8票増えたのには驚きました。

日本選手権も開催中のカタンは、これからも多くの方に遊ばれるゲームであることは間違いなさそうですね。

まだまだ、このハッシュタグでの投稿は続いています
またいつか、ある程度投稿数が増えた頃に、改めて集計して記事を更新してみたいと考えていますのでお楽しみに!

コバ
コバ

Twitterで「#最初に買ったボードゲーム5点」の投稿も

ぜひ見てみてくださいね!

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