『ニムト』はこんなゲーム
ニムトは、カードに描かれた牛マークのポイントを、いかに獲得しないかを競うカードゲームです。
各プレイヤーは10枚の手札から1枚のカードを選び、いっせいに表向きにします。
小さい数字のカードから順番に4列に並べていきます。
自分のおいたカードがその列の6枚目のカードになった場合、前の5枚のカードを失点として受け取らなくてはいけません。
誰かが66点を超えた時点で、最も失点の少ないプレイヤーが勝利します。
この記事では、僕が持っている「20周年記念版」を元に書いています。 現在流通している「通常版」とは、カードの絵柄等が少し異なっている場合があります。
ゲーム名 | ニムト |
メーカー | メビウスゲームズ |
ゲームデザイナー | Wolfgang Kramer (ヴォルフガング・クラマー) |
人数 | 2~10人 |
時間 | 30分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 1,200円(税込) |
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
☆こんな人におすすめ!
・大人数で遊びたい方
ヒリヒリした読み合いを最大10人まで遊べます。
・読み合いが好きな方
手札や場の情報から相手のカードを読むのが楽しいです。
・シンプルなルールが好きな方
覚えるルールは少なくてすぐに遊べます。
『ニムト』の準備
1~104までのカードをよく混ぜて、各プレイヤーに裏向きで10枚配ります。
テーブルの中央に4枚のカードを表向きで並べます。 残ったカードは使用しません。
『ニムト』のルール
ここからは、ニムトのルールを紹介していきます。
① 1枚選んでふせる
手札から1枚カードを決めて、自分の前にふせておきます。
② 一斉にオープン
前に出したカードを一斉にオープンします。
③ 小さい数字から並べていく
表向きになったカードを数字の小さい順から処理していきます。
中央の場に並べられたカードに付け足すように出されたカードを並べていきます。
並べるルールは以下の通りです。
- 出したカードより小さく、一番近い数字のカードの後ろに並べる
- 各列は5枚までしか並べられない
- 並べるカードが6枚目になった時、そのカードを出したプレイヤーがそれまでの5枚のカードを手元に引き取る
- 6枚目になったカードは、新たに場のカードとしておかれる
- 出したカードの数字が、どの列の最後尾の数字よりも小さい場合、1列選んで全てのカードを引き取る
- 牛のマーク1つに付き1点マイナスになる。
④ ラウンドの終了
①~③を10枚の手札が全てなくなるまでくり返します。
10枚の手札を出し切ったら改めて失点を計算します。
次のラウンドに行く前に、各プレイヤーの失点を記録しておきましょう。
ゲームの終了
何ラウンドかプレイして、誰かの失点がマイナス66点を超えたらゲームは終了です。
その時点で最も失点が少ないプレイヤーがゲームに勝利します。
『ニムト30周年記念版』
2024年1月25日、メビウスゲームズさんより『ニムト30周年記念版』が発売されます。
4種類の「スペシャルファンカード」と呼ばれる拡張カードが同梱されており、
「バッファローを倒せ」という協力ゲームモードもあるようです。
ゲーム名 | ニムト |
メーカー | メビウスゲームズ |
ゲームデザイナー | Wolfgang Kramer (ヴォルフガング・クラマー) |
人数 | 1~10人 |
時間 | 45分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 2,800円(税込) |
『ニムト30周年記念版』を1/25(木)より、一般販売を開始いたします。 pic.twitter.com/AOM7dbYbeI
— メビウスゲームズ (@mobiusgamesoyaG) January 11, 2024
メビウスゲームズを永らく支えてきた、主力商品の『ニムト』の30周年記念版になります。
— メビウスゲームズ (@mobiusgamesoyaG) January 11, 2024
通常のニムトに加え、4種の”スペシャルファンカード”によるバリエーション、さらに協力ゲームの”バッファローを倒せ”も含まれております。
『ニムト』の感想
・相手との読み合いが楽しい
このカードは安全におけるかわからない。相手が何を出すかわからない。
そんな中、無事に出せた時はテンションが上がっちゃいますね。
・考えることがシンプル
この数字はどこに並ぶ可能性があるかだけを考えればいいので、 複雑な文章を読んだりしません。
もちろん、考え通りにいかないこともありますが、それもおもしろいです。
・多人数でも遊べる
小箱のカードゲームで10人まで遊べるのは、なかなかありません。
どんな場面でもきっと盛り上がるので、持っていて損はありません。
・人数が少ないと運要素が強い
104枚のカードを使う都合、人数が少ないと手札のカード運が勝敗に大きく関わってきます。
5人以下なら、55までのカードに絞ると緊迫感が出ておもしろくなりますよ。
最後に
今回は、『ニムト』をご紹介しました。7並べのような感覚ですが、相手と同時に行動するので、とんでもない展開が生まれる楽しいゲームです。
20年や25年で記念版も出るぐらい、古くから愛されるけど色褪せない定番ゲーム。
プレイしたことがない方は、ぜひプレイしてみてください。
20周年記念版を買えて興奮したのを今でも覚えている、
そんな思い出深いゲームです。
初心者におすすめのボードゲーム20個を紹介
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