『ロストレガシー』はこんなゲーム
ロストレガシーは、16枚のカードを使って《失われた遺産》を奪い合うカードゲームです。
プレイヤーは、探索者となりどこかにある《失われた遺産》を探し当てることを目指します。
2枚の手札から1枚を使ってプレイしていき、自分以外の全員が脱落するか最後の探索フェイズで《失われた遺産》のカードを指定することができたらゲームに勝利します。
ゲーム名 | ロストレガシー |
メーカー | ワンドロー |
ゲームデザイナー | 木皿儀 隼一 カナイ セイジ |
人数 | 2~4人 |
時間 | 10分 |
年齢 | 10才~ |
価格 | 1,540円(税込) |
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
☆こんな人におすすめ!
・ラブレターが好きな方
同じカナイセイジさんの特殊効果カードを使ったゲームなので、 こちらもハマると思います。
ちなみに、ラブレターの紹介はこちらです。
・いろんなカードの組合わせで遊んでみたい方
元々16枚のカードセットが2つ分入っているので、いろんな組み合わせで遊べてお得。
・宝探しが好きな方
最後の探索フェイズで《失われた遺産》を見つけられると興奮しちゃいますよ!
『ロストレガシー』の準備
基本セットか拡張セットか、もしくは2つを混ぜたカードセットかを選びます。
16枚のカードをシャッフルして「山札」とします。
山札の上から1枚ふせたまま取り、脇に除いておきます。
これを「遺跡」と呼びます。
その後、各プレイヤーに1枚ずつカードを配ります。
それを手札とします。
じゃんけんなどして、スタートプレイヤーを決めます。
『ロストレガシー』のルール
ここからは、ロストレガシーのルールを紹介していきます。
① ドロー:山札からカードを1枚引く
手番が来たプレイヤーは、山札から1枚カードを引きます。
② プレイ:2枚の手札から1枚選んでプレイする
引いてきたカードと合わせて2枚の手札から1枚選び、カードをプレイします。
カードの効果をねらうか、小さい数字を残しておくかなど、選ぶ基準はいろいろです。
③ エフェクト:カードの効果を使う
カードに書かれている「効果」を使用します。 可能な限り処理は行います。
④ エンド:ターンを終了して、左隣にターンをゆずる
カード効果を処理したら、左隣のプレイヤーにターンをゆずりましょう。
※ 脱落したら
カードの効果によっては、ゲームの途中で脱落することがあります。
その場合は、手札を自分の捨て札に加えてください。
もし、そのカードが《失われた遺産》の場合、山札に戻してシャッフルします。
カードの種類
カードの種類は次の通りです。( )内は、それぞれの枚数です。
「星を渡る船」と「空中庭園」の2セットあり、原則同じ数字のカードと差し替えて遊べます。
星を渡る船
1:宿命の少女(1枚) 『手札にあるこのカードを他のプレイヤーに見られた時』あなたはゲームから脱落する。 | |
2:将軍(1枚) 山札の一番上を確認して、手札と交換してもよい。 | |
3:女盗賊(1枚) 他プレイヤーの手札か遺跡のカード1枚を見て、《失われた遺産》ならゲームに勝利する。 | |
4:剣士(1枚) 他プレイヤーの手札を見て、×なら効果を無効にしてそのプレイヤーは脱落する。 | |
5:失われた遺産「星を渡る船」(1枚) このカードはプレイできない。 | |
6:古地図(2枚) 山札の一番上を見て遺跡におき、遺跡のカードをシャッフルする。 | |
7:調査(3枚) 遺跡のカード1枚を見て、手札と交換してもよい。 | |
8:襲撃(3枚) 他プレイヤーの手札を見て、手札と交換してもよい。 | |
×:待ち伏せ(3枚) 『手札にあるこのカードを他のプレイヤーに見られた時』このカードを捨て札におき、 そのプレイヤーの手札を奪う。奪われたプレイヤーは脱落する。 |
空中庭園
1:聖女(1枚) 『あなたがゲームから脱落した時』捨て札のこのカードを裏向きに、 山札から1枚引いて復帰する。 | |
2:死霊術師(1枚) 他プレイヤー1人の捨て札のカード全てを山札に戻してシャッフルする。 | |
3:冒険者(1枚) 遺跡のカード最大2枚を見て、手札と交換してもよい。 | |
4:番人(1枚) 全てのプレイヤーの手札を集めてシャッフルし、再配布する。 | |
5:失われた遺産「空中庭園」(1枚) 『このカードが捨て札に置かれた時』捨て札ではなく遺跡におき、遺跡のカードをシャッフルする。 | |
6:偽情報(2枚) 山札の一番上を見て、自分を含めた誰かの捨て札のカード1枚と共にシャッフルし、遺跡におく。 | |
7:語り部(3枚) 遺跡のカード全てをシャッフルし、その後1枚を見る。 | |
8:呪い(3枚) 数字を1つ(×は除く)宣言し、他プレイヤー1人のの手札を見る。 一致していればそのプレイヤーは脱落する。 | |
×:負傷(3枚) 『このカードが捨て札に置かれた時』あなたの捨て札に負傷が2枚あれば、あなたは脱落する。 |
ゲームの終了
次の場合、ゲームは終了し勝敗が決まります。
A. 山札がなくなった
B. プレイヤー1人を残して全員が脱落した
A. 山札がなくなった
誰かが山札の最後のカードを引いた場合、手番の終了時に手番の終了時に探索フェイズに移ります。
脱落していないプレイヤーは、手札の数字が小さいプレイヤーから「探索」を行います。
×のプレイヤーは、探索することができません。
【探索方法】
探索とは、どこかのカードを1枚指定することです。
・誰かの手札(自分も可)
・遺跡のカード
◎ 1枚指定して《失われた遺産》だった場合、そのプレイヤーはゲームに勝利します。
△ はずれた場合、次の数字順の人が探索を行います。
× 誰も《失われた遺産》を指定できなかった場合、引き分けとなります。
B. プレイヤー1人を残して全員が脱落した
即座にゲームは終了し、生き残ったプレイヤーは勝利します。
『ロストレガシー』の感想
・様々な展開にわくわくする
カードの出て来る順番が違っても展開が変わるぐらい、プレイ感が違います。
でも、だからこそ遺産を探すのが楽しくなるので、何度もプレイしたくなりますね。
・おもしろい組み合わせを探してみたくなる
ある程度まで遊び込んでくると、それぞれのセットを混ぜた組み合わせを考えてみるとおもしろいです。
・ストーリーが作りこまれていてすごい
それぞれのセットのテーマやキャラ設定などが、説明書と別に記載されています。
世界観をとても大事にしていて、没入感もありおもしろいです。
・カード効果の理解が少し大変
初めは効果の処理に手間取ってしまうかもしれません。
ポイントの説明なども説明書にあるので、困ったら確認してみるとよいでしょう。
できれば、複数回チャレンジしてみて欲しいです。
最後に
今回は、『ロストレガシー』をご紹介しました。1つで2度おいしい、誰もが楽しめるゲームです。
カード効果を上手く使い、記憶力も必要な、何度もプレイしたくなる名作です。
お子さまとも遊びやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
おもしろい組み合わせを見つけたら、
ぜひTwitter等で教えて下さいね!
『ロストレガシー』シリーズ紹介
ロストレガシーは、基本セットを中心にいくつかシリーズが発売しています。
ロストレガシー:百年戦争と竜の巫女 | |
ロストレガシー:貧乏探偵と陰謀の城 | |
ロストレガシー レジェンド |
現在流通している『ニューロストレガシー』では、旧版のようなシリーズ展開は今の所ないようです。
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