『ペンギンパーティ』はこんなゲーム
ペンギンパーティは、5色のカードをルールに従ってピラミッド状に並べていき、 出し切ることを目指すハンドマネージメントゲームです。
ペンギンカードは、5色全部で36枚あります。
プレイヤーは、全員同じ枚数になるようにペンギンカードを配り切って手札とします。
手番がきたプレイヤーは、1枚選んで場に出していきます。
作るピラミッドは8段で、一番下には8枚までカードが並びます。
ルールに従って並べていく時、カードが出せなくなったら失点します。
プレイ人数分のラウンドを行い、最も失点が少ないプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | ペンギンパーティ |
メーカー | ニューゲームズオーダー |
ゲームデザイナー | Reiner Knizia (ライナー・クニツィア) |
人数 | 2~6人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 1,540円(税込) |
2024年2月下旬から流通する分に関しては、価格が「1,870円(税込)」に変更されると発表がありました。
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
☆こんな人におすすめ!
・シンプルなルールのゲームが好きな方
5色のカードを並べるだけなので、とてもシンプルなルールです。
・さくっと遊べるゲームを探している方
プレイ人数が変わっても、おおよそ15分前後で遊べますね。
・カラフルなゲームが好きな方
カードが並んでいくと、カラフルでとてもきれいですよ。
『ペンギンパーティ』の準備
5色36枚のペンギンカードは、各色以下の数分あります。
緑:8枚 | |
黄色:7枚 | |
赤:7枚 | |
紫:7枚 | |
青:7枚 |
このペンギンカードを裏向きにしてよく混ぜ、各プレイヤーに配り切ります。
5人プレイの場合、残った1枚はテーブルの中央においておきます。
シャチチップまとめて脇においておきます。
適当な方法でスタートプレイヤーを決めておきます。
『ペンギンパーティ』のルール
ここからは、ペンギンパーティのルールを紹介していきます。
手番がきたら、手札から1枚カードを選んで場に出します。
以下からは、その場に出す条件やラウンド・ゲームの終了などについて解説していきます。
カードの出し方について
ペンギンカードは、以下の条件に従ってピラミッド状に並べていきます。
- 作るピラミッドの段数8段
- 1番下の段には8枚までのカードが並ぶ
- 1段上がるごとに並べられるカードは1枚ずつ減っていく
- 場にすでにカードがおかれていた場合、そのカードの左右に隣り合わせにカードをおく
1番下の段か2段目から上によってカードをおくルールが異なるので、分けて解説します。
1. 1番下の段にカードをおく場合
1番下の段にカードをおく場合、すでにおかれたカードの左右どちらかにカードを並べておきます。
すでにおかれたカードが8枚ある場合、これ以上この段にはおけません。
2. 2段目から上にカードをおく場合
2段目から上におく場合、下の段のカード2枚が並んだ間にカードをおきます。
その時、下の段の2枚のどちらかと同じ色のカードであれば、 おくことができます。
下の段が全ておかれる前でも、その上の段におくことは可能です。
脱落とシャチチップについて
手番がきた時、出せるカードが手札になかった場合、 そのラウンドから脱落します。
手札の残り枚数が失点となり、その枚数と同じだけシャチチップを受け取ります。
脱落したプレイヤーは、手札を裏向きにして自分の前におきます。
以降、そのプレイヤーの手番を飛ばして進行していきます。
また、脱落することなく手札の最後の1枚のカードを出し切れたプレイヤーは、その時に持っているシャチチップを2枚までストックに返すことができます。
ラウンドの終了
全員が脱落するか手札を出し切るかしたら、ラウンドは終了します。
最後に残ったプレイヤーが、その条件を満たすまでは手番が連続する 場合もあり得ます。
ラウンドが終了したら、次のラウンドの準備をします。
シャチチップは受け取ったままにしておきます。
ペンギンカードを全て集めてよく混ぜ直し、準備と同じように配り切ります。
スタートプレイヤーは、前のラウンドの時計回りで次のプレイヤーに代わります。
ゲームの終了
プレイヤーの人数と同じだけのラウンドを行ったら、ゲームは終了します。
最も持っているシャチチップの点数が少ないプレイヤーは、 ゲームに勝利します。
2人用ルール
36枚のカードをよく混ぜ、お互いに14枚ずつ配ります。
残りのカードは、裏向きのまま脇によけておきます。
ピラミッドは7段でゲームを行います。
『ペンギンパーティ』の感想
・初めてのゲームに最適
色がわかれば誰でも遊べるので、ボードゲームが初めての方はもちろん、 お子さんと遊ぶゲームとしても最適です。
カバンに入れていてもかさばらない小箱なので、 常に持ち歩きたくなりますね。
・ペンギンの絵がとにかくかわいい
色別に種類の異なるペンギン。 しかも同じ色でも帽子や服装が全て異なっています。
テーブルにカードが並んでいくと、 思わず写真を撮りたくなりますね。
・上級者でも楽しめる
初心者も楽しめるゲームですが、ボードゲームに慣れた人同士でも充分に楽しめます。
自分の持っていない色は早めに出せなくしたり、 相手の出すカードから残りのカードを予想したりと、 戦略性の高いプレイもおもしろいですよ。
・カードの引き運はどうしてもある
色がすごいかたよってしまったりすると、 一気に失点になることもあり得てしまいます。
ラウンドが終了するごとに、しっかりと混ぜておくようにしましょう。
おすすめの混ぜ方は『焼きそば混ぜ』という、 裏向きのカードを両手でかき混ぜる麻雀の混ぜ方に似た方法です。
最後に
今回は、『ペンギンパーティ』をご紹介しました。幅広い年齢且つ6人まで対応しているという、 どんな場面でも遊びやすい定番カードゲームです。
色の識別がし辛い方も、マークやペンギンの種類で色の違いがわかるようになったデザインも、 とても素晴らしいですね。
一家に1個は持っておき、家族が集まる場面で遊んでみてはいかがでしょか。
初心者の方がいる会では、
僕も絶対に持っていく鉄板ゲームです!
初心者におすすめのボードゲーム20個を紹介
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