『えんかい』はこんなゲーム
えんかいは、裏向きでバラバラになった干支のタイルを順番通りに並べ替える協力ゲームです。
チップを使ってアクションを行い、干支のタイルを順番通りに並べられたと思ったら「おひらき」と宣言します。
無事正しい順番維並べられていたら、ゲームに勝利します。
インディーズのゲームなので、なかなか入手できないかと思いますが、ご了承ください。
ゲーム名 | えんかい |
メーカー | たなごころ |
ゲームデザイナー | たなごころ |
人数 | 4~12 (おすすめ6~9) |
時間 | 15~20分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 2,000円(税込) |
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☆こんな人におすすめ!
・記憶するのが得意な方
タイルの場所が覚えられると上手くゲームが進みますね。
・協力ゲームが好きな方
みんなで連携して上手く並べられると気持ちいいですよ。
・お子さんと遊ぶゲームを探している方
干支の勉強にもなっていいかもしれませんね。
『えんかい』の準備
12枚の干支コースターを裏向きにしてよく混ぜて、円形に配置します。
12の目印として、コースターの上に12マーカーをおきます。
4種類のアクションチップをプレイ人数ごとに準備します。
人数 | 3まいみる | 2まいを いれかえる | 1まいひらく | みんなで そうだん |
4 | 6 | 10 | 3 | 1 |
5 | 6 | 10 | 3 | 1 |
6 | 10 | 10 | 3 | 1 |
7 | 12 | 12 | 3 | 1 |
8 | 14 | 14 | 3 | 1 |
9 | 16 | 16 | 3 | 1 |
10 | 16 | 16 | 3 | 1 |
11 | 16 | 16 | 3 | 1 |
12 | 16 | 16 | 1 | 1 |
「3まいみる」と「2まいをいれかえ」のチップを全員に1枚ずつ配り、残りをよく混ぜて全員に配り切ります。
スタートプレイヤーを決めておきます。
『えんかい』のルール
ここからは、えんかいのルールを紹介していきます。
① 合言葉を決める
干支の動物たちは、宴会をして眠ってしまっているので、気付かれないようにしなければいけません。
ゲーム中は、基本的にはここで決めた「合言葉」以外の言葉を話してはいけません。
合言葉は、「にゃー」など何でも構いません。
また、協力する上において以下の点は禁止されています。
- 合言葉をくり返す回数やジェスチャーなどで、「コースターの数字」が特定できるように伝えること
- アクションチップの情報を伝えること
ただし「みんなでそうだん」のチップが出た時は、上記以外は自由に話すことができます。
② アクションチップを1枚使う
手番が来たプレイヤーは、手持ちのアクションチップから1枚選び、表向きにコースターの円の中に出します。
出したチップの行動を実行します。
パスをすることはできません。
その後、時計回りに手番が移りくり返していきます。
アクションチップの種類
アクションチップの種類は次の通りです。
・3まいみる 裏向きの干支コースターから3枚選んで指差し、自分だけ表を確認します。 | |
・2まいをいれかえ 干支コースターを2枚選んで、その2枚の場所を入れ替えます。 表を見たり、裏表を変えてはいけません。 | |
・1まいひらく(ネコチップ) 裏向きの干支コースターを1枚選んで、表にします。 ゲーム中は、そのまま表向きのままになります。 ただし、3枚目のこのチップが出るとその時点でゲームは終了し、敗北となります。 | |
・みんなでそうだん その手番中、以下の2点を除いて合言葉以外の言葉を話して相談することができます。 ・コースターの数字の情報 ・アクションチップの情報 位置が合っているかなどは確認しても構いません。 |
ゲームの終了
手番が来たプレイヤーが、12枚のコースターが正しい順番に並べられていると思ったら、アクションチップを裏向きで出して、「おひらき」を宣言します。
宣言するとゲームは終了し、干支コースターを表向きにして確認します。
勝利条件
- 正しい順番に並んでいる
敗北条件
- 間違った順番に並んでいる
- 「おひらき」ができず、アクションチップを使い切ってしまう
- 3枚目のネコチップが出た場合
※ 3枚目のネコチップでは、「おひらき」の宣言はできません。
『えんかい』の感想
・上手くいかないコミュニケーション
合言葉だけで協力しないといけないので、なかなか情報が伝わりません。
ですが、何とか伝えようとジェスチャー交じりで表現している様がおもしろいですよ。
・バランスが絶妙
プレイ人数ごとにチップの枚数は異なりますが、成功するかどうか絶妙な枚数です。
答えがわかっても、「2まいをいれかえ」のチップを上手く使わないといけないので、
みんなで意思疎通ができていると成功できますよ。
・上手くいくと気持ちいい
会話に制約がある中で協力しているので、成功できると達成感がすごいです。
ルールは簡単なのに制約があるので、難易度もちょうどいいですね。
・合言葉を変えないと定型化しがち
何度か遊ぶ中で、同じ合言葉をずっと使ってしまうと、 同じような表現で協力しがちになります。
「この感じは○○だな」と定型化してしまうと、おもしろみが減ってしまいます。
いろんな合言葉で挑戦すると、雰囲気も変わっておもしろいですよ。
最後に
今回は、『えんかい』をご紹介しました。干支を順番通りに並べるだけなので、大人はもちろんお子さんも楽しめる協力ゲームです。
コンポーネントも全て手作りというこだわりで、プレイ満足度も高いですよ。
人によって動物の表現方法が違うので、
いろんな人と遊びたくなりますね。
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