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【ゲーム紹介】『ダンゴーダンジョン』|表では協力してモンスターを倒すダンジョン探索バッティングゲーム【No.035】

No. 021 ~ 040

『ダンゴーダンジョン』はこんなゲーム

ダンゴーダンジョンは、3つのダンジョンに4体ずついるモンスターを表では協力して倒していくゲームです。

武器カードと呼ばれる数字のカードを出して、モンスターのHPを超えていたら倒すことができ、一定人数のプレイヤーは宝石が手に入ります

3つのダンジョンをプレイして宝石を手に入れ、最も点数の多いプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲーム名ダンゴーダンジョン
メーカーちゃがちゃがゲームズ
ゲームデザイナー榎 智洋
人数4~5人
時間20~30分
年齢8才~
価格3,300円(税込)

👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。

☆こんな人におすすめ!

・RPGゲームが好きな方
 みんなでパーティを組んでモンスターを倒す感覚は、まさしくRPGゲームです。

・交渉ごとが得意な方
 話し合ってモンスターを倒すので、交渉が上手いと有利かも。

・ウソが得意な方
 話していたのと違うカードを出さないと、なかなか宝石はもらえませんよ。

『ダンゴーダンジョン』の準備

4人プレイの準備

プレイボードを中央におきます。

モンスターカードダンジョンⅠ~Ⅲにわけてよく混ぜ、ボードの対応する場所におきます。

黄色の宝石は、箱に入れて「宝石置き場」としておいておきます。

各プレイヤーは、同じ色の武器カード6枚(1~6)を手札とし、黄色の宝石を1つずつ受け取ります。

武器カードと同じ色の「ATTACKカード」を自分の前におきます。

スタートプレイヤーを決め、「勇者の証カード」を受け取ります。

『ダンゴーダンジョン』のルール

ここからは、ダンゴーダンジョンのルールを紹介していきます。

モンスターカードの見方

最初にモンスターカードの見方を解説しておきます。

  • モンスターの名前
  • モンスターのHP
    このモンスターの体力を表しています。
    勇者たちの攻撃力がこの数値を超えれば、倒すことができます。
  • 宝石ステイタス(下の表記)
    このモンスターを倒した時に獲得できる宝石です。
    複数書かれている場合、それだけの人数受け取れる可能性があります。

① モンスターの配置

「勇者」(スタートプレイヤー)は、「DUNGEON Ⅰ」にあるモンスターカードをよく混ぜ、ボード上部に4枚裏向きで配置します。

残ったモンスターカードは、箱にしまっておきます。

「DUNGEON Ⅱ」以降も、同様にモンスターカードを配置します。

② モンスターの出現

ボードに配置したモンスターカードの内、1番左側の「MONSTAR 1」を表向きにします。

2体目以降も、左から順番に1枚ずつ表向きにします。

③ 武器の選択

各プレイヤーは、どの数字の「武器カード」を出すか話し合って決めます。

決まったら、裏向きのまま「ATTACKカード」の上におきます。

実際に出すカードを見せてはいけません。

ウソをついても構いません。

④ 討伐判定

全員の出した武器カードを一斉にオープンします。

武器カードの数字の合計が、総攻撃力となります。

同じ数字の武器カードを2枚以上出していた場合、それらは全て攻撃力0となります。

総攻撃力モンスターのHP以上であれば、討伐は成功となります。

判定の結果によって、宝石の獲得や支払いを行います。

討伐成功

「1」を出したプレイヤーが、「青の宝石1つ」を獲得

各プレイヤーの総攻撃力が、モンスターのHP以上であれば討伐は成功となります。

その場合、以下の順番で処理を行います。

  1. 小さい数字の「武器カード」を出した順番に、宝石ステイタスに書かれた宝石を受け取る
  2. 誰も獲得しない宝石があった場合、「宝石置き場」に戻る
  3. ボード左下の「ボーナスエリア」に宝石がある場合、1と同様に宝石を1つずつ選んで受け取る

討伐失敗

「4」が除かれ合計が「3」 「1」の人が宝石を支払います

各プレイヤーの総攻撃力が、モンスターのHP未満であれば討伐は失敗となります。

その場合、以下の順番で処理を行います。

  1. 同じ数字を出したプレイヤーも含めて、最も小さい数字の「武器カード」を出したプレイヤーは、
    モンスターの攻撃を受ける
  2. 受け取った宝石の内最も多い色の宝石1種類を全て「ボーナスエリア」におく
  3. 数が同じ場合好きな色の宝石を選んで「ボーナスエリア」におく

⑤ 次のモンスター

④の判定が終わったら、次のモンスターに移ります。

先程使用した「武器カード」は、手札に戻さずに「ATTACKカード」の横に表向きでおいておきます。

その後、②~④までを4体目のモンスターまでくり返します。

⑥ 次のダンジョン

4体目のモンスターが終わったら、次のダンジョンに移ります。

全ての「武器カード」を回収し、手札に戻します。

スタートプレイヤーは、「勇者の証」を左隣のプレイヤーにわたします。

再び①モンスターの配置から始めて、ゲームを進めていきます。

ゲームの終了

「DUNGEON Ⅲ」の4体目のモンスターが終わったら、ゲーム終了です。

受け取った宝石の点数を計算します。 得点計算の方法は以下の通りです。

8個+2セット(2×3点=6点)=14点
  • 宝石は、1つ1点
  • ,,黄色の3色1セットで3点

宝石1つと3色セットの点数を合計し、最も点数の高いプレイヤーがゲームに勝利します。

『ダンゴーダンジョン』の感想

・協力して倒せると気持ちいい

RPGのパーティの一員としてモンスターと戦うので、やっぱり上手く倒せると気持ちいいですね。

勇者のパーティやモンスターたちのデザインも素敵なので、世界観にどっぷりハマれますよ。

・談合(相談)が楽しい

自分の考えだけで武器カードを選ぶのでは、なかなか宝石はもらえません。

譲り合ったり騙し合ったりと相談するのが楽しいですね。

・想定通りにはいかないのが楽しい

みんなが欲望を出すとHP4のモンスターでさえ倒せないことも。

小さい数字からいい宝石がもらえるので、みんな小さい数字を出すと総攻撃力が足りないことも。

その上手くいかない感じも、わいわいと楽しめますよ。

・遊べる人数が限られている

ゲームのルールなので仕方のない事ですが、4~5人しか遊べません。

上手く人数が確保できると、間違いなく盛り上がれると思います。

最後に

今回は、『ダンゴーダンジョン』をご紹介しました。一見協力してモンスターを倒すように思えて、実は裏では出し抜こうとする感じが楽しいパーティゲームです。

以前に紹介した『ハゲタカのえじき』に似ていますが、得点できる条件が異なるので、違った味わいがあり大好きなゲームです。

コバ
コバ

このゲームをきっかけに、「長谷川 登鯉さん」「井上 磨さん」
素敵なアートにハマりました!

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