『ダンゴーダンジョン』はこんなゲーム
ダンゴーダンジョンは、3つのダンジョンに4体ずついるモンスターを表では協力して倒していくゲームです。
武器カードと呼ばれる数字のカードを出して、モンスターのHPを超えていたら倒すことができ、一定人数のプレイヤーは宝石が手に入ります。
3つのダンジョンをプレイして宝石を手に入れ、最も点数の多いプレイヤーがゲームに勝利します。
ゲーム名 | ダンゴーダンジョン |
メーカー | ちゃがちゃがゲームズ |
ゲームデザイナー | 榎 智洋 |
人数 | 4~5人 |
時間 | 20~30分 |
年齢 | 8才~ |
価格 | 3,300円(税込) |
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☆こんな人におすすめ!
・RPGゲームが好きな方
みんなでパーティを組んでモンスターを倒す感覚は、まさしくRPGゲームです。
・交渉ごとが得意な方
話し合ってモンスターを倒すので、交渉が上手いと有利かも。
・ウソが得意な方
話していたのと違うカードを出さないと、なかなか宝石はもらえませんよ。
『ダンゴーダンジョン』の準備
プレイボードを中央におきます。
モンスターカードをダンジョンⅠ~Ⅲにわけてよく混ぜ、ボードの対応する場所におきます。
赤・青・黄色の宝石は、箱に入れて「宝石置き場」としておいておきます。
各プレイヤーは、同じ色の武器カード6枚(1~6)を手札とし、赤・青・黄色の宝石を1つずつ受け取ります。
武器カードと同じ色の「ATTACKカード」を自分の前におきます。
スタートプレイヤーを決め、「勇者の証カード」を受け取ります。
『ダンゴーダンジョン』のルール
ここからは、ダンゴーダンジョンのルールを紹介していきます。
モンスターカードの見方
最初にモンスターカードの見方を解説しておきます。
- モンスターの名前
- モンスターのHP
このモンスターの体力を表しています。
勇者たちの攻撃力がこの数値を超えれば、倒すことができます。 - 宝石ステイタス(下の表記)
このモンスターを倒した時に獲得できる宝石です。
複数書かれている場合、それだけの人数が受け取れる可能性があります。
① モンスターの配置
「勇者」(スタートプレイヤー)は、「DUNGEON Ⅰ」にあるモンスターカードをよく混ぜ、ボード上部に4枚裏向きで配置します。
残ったモンスターカードは、箱にしまっておきます。
「DUNGEON Ⅱ」以降も、同様にモンスターカードを配置します。
② モンスターの出現
ボードに配置したモンスターカードの内、1番左側の「MONSTAR 1」を表向きにします。
2体目以降も、左から順番に1枚ずつ表向きにします。
③ 武器の選択
各プレイヤーは、どの数字の「武器カード」を出すか話し合って決めます。
決まったら、裏向きのまま「ATTACKカード」の上におきます。
実際に出すカードを見せてはいけません。
ウソをついても構いません。
④ 討伐判定
全員の出した武器カードを一斉にオープンします。
武器カードの数字の合計が、総攻撃力となります。
同じ数字の武器カードを2枚以上出していた場合、それらは全て攻撃力0となります。
総攻撃力がモンスターのHP以上であれば、討伐は成功となります。
判定の結果によって、宝石の獲得や支払いを行います。
討伐成功
各プレイヤーの総攻撃力が、モンスターのHP以上であれば討伐は成功となります。
その場合、以下の順番で処理を行います。
- 小さい数字の「武器カード」を出した順番に、宝石ステイタスに書かれた宝石を受け取る
- 誰も獲得しない宝石があった場合、「宝石置き場」に戻る
- ボード左下の「ボーナスエリア」に宝石がある場合、1と同様に宝石を1つずつ選んで受け取る
討伐失敗
各プレイヤーの総攻撃力が、モンスターのHP未満であれば討伐は失敗となります。
その場合、以下の順番で処理を行います。
- 同じ数字を出したプレイヤーも含めて、最も小さい数字の「武器カード」を出したプレイヤーは、
モンスターの攻撃を受ける - 受け取った宝石の内、最も多い色の宝石1種類を全て「ボーナスエリア」におく
- 数が同じ場合、好きな色の宝石を選んで「ボーナスエリア」におく
⑤ 次のモンスター
④の判定が終わったら、次のモンスターに移ります。
先程使用した「武器カード」は、手札に戻さずに「ATTACKカード」の横に表向きでおいておきます。
その後、②~④までを4体目のモンスターまでくり返します。
⑥ 次のダンジョン
4体目のモンスターが終わったら、次のダンジョンに移ります。
全ての「武器カード」を回収し、手札に戻します。
スタートプレイヤーは、「勇者の証」を左隣のプレイヤーにわたします。
再び①モンスターの配置から始めて、ゲームを進めていきます。
ゲームの終了
「DUNGEON Ⅲ」の4体目のモンスターが終わったら、ゲーム終了です。
受け取った宝石の点数を計算します。 得点計算の方法は以下の通りです。
- 宝石は、1つ1点
- 赤,青,黄色の3色1セットで3点
宝石1つと3色セットの点数を合計し、最も点数の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
『ダンゴーダンジョン』の感想
・協力して倒せると気持ちいい
RPGのパーティの一員としてモンスターと戦うので、やっぱり上手く倒せると気持ちいいですね。
勇者のパーティやモンスターたちのデザインも素敵なので、世界観にどっぷりハマれますよ。
・談合(相談)が楽しい
自分の考えだけで武器カードを選ぶのでは、なかなか宝石はもらえません。
譲り合ったり騙し合ったりと相談するのが楽しいですね。
・想定通りにはいかないのが楽しい
みんなが欲望を出すと、HP4のモンスターでさえ倒せないことも。
小さい数字からいい宝石がもらえるので、みんな小さい数字を出すと総攻撃力が足りないことも。
その上手くいかない感じも、わいわいと楽しめますよ。
・遊べる人数が限られている
ゲームのルールなので仕方のない事ですが、4~5人しか遊べません。
上手く人数が確保できると、間違いなく盛り上がれると思います。
最後に
今回は、『ダンゴーダンジョン』をご紹介しました。一見協力してモンスターを倒すように思えて、実は裏では出し抜こうとする感じが楽しいパーティゲームです。
以前に紹介した『ハゲタカのえじき』に似ていますが、得点できる条件が異なるので、違った味わいがあり大好きなゲームです。
このゲームをきっかけに、「長谷川 登鯉さん」と「井上 磨さん」 の
素敵なアートにハマりました!
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