『ワンナイト人狼 超人ver』はこんなゲーム
ワンナイト人狼 超人verは、単体でも遊べるワンナイト人狼の拡張ゲームです。
ワンナイト人狼の基本的な説明は、こちらからご覧ください。
この記事では、ワンナイト人狼との違いを中心にご紹介します。
この記事では、僕が持っている「プラスチック版」を元に書いています。
現在流通している「通常版(紙カード)」とは、カードの絵柄等が少し異なっている場合があります。
ゲーム名 | ワンナイト人狼 超人ver |
メーカー | ワンナイト人狼 |
ゲームデザイナー | 奥井 晶久 |
人数 | 3~7人 |
時間 | 10分 |
年齢 | 10才~ |
価格 | 1,650円(税込) |
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
☆こんな人におすすめ!
・ワンナイト人狼が好きな方
言わずもがなですね!
・役職者に俺はなるという方
安心して下さい、全部何かの役割があります。
・自分が普通ではないと感じ始めた方
それはきっと、何かに目覚める前兆です…
ワンナイト人狼との違い
ワンナイト人狼では「村人」という特に能力を持たない役職がありました。
ですが、この超人verは「全員が何かの能力」を持っています。なので、より一層展開が激しくなります。
人狼になれた方は初めてがこちらでも対応できるかもしれませんが、そうではない方はワンナイト人狼を先に遊んでみることをおすすめします。
役職の説明
5種類の役職カードはこちらです。
狩人(人間チーム)《プラスチック版のみ》 追放された場合は誰か一人を指名することができます。 その人が「人狼」なら人間チームが勝利します。 | |
超能力者(人間チーム) 他プレイヤー or 担当がいない2枚のカードの どちらかをこっそり確認できます。 ワンナイト人狼でいう「占い師」と同じ能力です。 | |
忍者(人間チーム) 他プレイヤーのカードと交換することができます。 交換したカードを確認したら、その役職になります。 ワンナイト人狼でいう「怪盗」と同じ能力です。 | |
CIA(人間チーム) 夜の時間、人狼と一緒に目を覚まします。 目が合った人が人狼か仲間のCIAかはわかりません。 また、自分がCIAだと言うことはできません。 | |
人狼(人狼チーム) 人狼同士担当が誰かを確認できます。 人間チームにバレずに追放から逃れましょう。 | |
狂人(人狼チーム)《通常版では2枚ある》 特殊な能力はありません。 ですが、勝利条件は人狼が勝つことです。 時には自らが犠牲となり、人狼を追放から守りましょう。 |
能力の使用方法などは、後の『ゲームの流れ』で紹介します。
『ワンナイト人狼 超人ver』の準備
全8枚のカードから、「人数+2枚」のカードを準備します。
役職のおすすめ内訳はルールに記載されていますので、 そちらでご確認ください。
プレイヤーは、1枚役職カードを受け取り内容を確認し、 自分の前に裏向きでおきます。
選ばれなかったカード2枚は、裏向きのまま中央におきます。
『ワンナイト人狼 超人ver』のルール
ここからは、ワンナイト人狼 超人verのルールとゲームの流れを紹介していきます。
ゲームの流れ
基本的な流れは、ワンナイト人狼と同じです。 それぞれの役職の行動は以下をご覧ください。
夜の時間
マスターのセリフは、マ「○○」で表しています。
- 開始マ「 夜になりました 」
全員目をつぶり、みんなの行動がバレないように 指でテーブルを叩きます。
- ① 人狼・CIAマ「人狼は目を覚まし、お互い確認してください」
人狼とCIAのプレイヤーは、顔を上げてアイコンタクトで相方を確認してください。
お互い人狼かCIAかはわかりません。 - ② 超能力者マ「 超能力者は目を覚まし、誰かを占ってください 」
超能力者のプレイヤーは、 2つの内どちらかを行います。
A : 他プレイヤー1人のカードを確認する
B : 中央2枚のカード2枚とも確認する - ③ 忍者マ「忍者は目を覚まし、カードを交換してください」
忍者のプレイヤーは、他プレイヤーのカードと自分の忍者カードを交換してください。
交換してきたカードを確認して、これ以降はその役職の勝利条件になります。
ちなみに、交換しなくてもかまいません。
昼の時間
続いて昼の時間です。
- 開始マ「夜が明けました。全員目を覚ましてください」
全員目を開けます。
- ④ 議論開始マ「議論開始!」
議論時間は、5分程度を目安にタイマーなどではかります。
夜の時間に得た情報や、各々どの意見を信じるかなどを話し合います。
人狼がウソを言ってだましてくることでしょう。
占い師や怪盗であるとウソをついたり、あらぬ疑いをかけたり。 - ⑤ 投票マ「議論をやめて投票に移ります」
時間が来たら一斉に投票を行います。 「せーの」の掛け声で指差し投票をします。
最多投票数のプレイヤーは、カードを表向けにして、 自分の役職を発表します。
その後全員がカードを表向きにして役職を発表し、 ゲームは終了、勝敗判定となります。
ゲームの終了
投票が終わったら、ゲームは終了します。
・最多投票数が人狼の場合
人間チームの勝利です。 人狼が2人いた場合も、どちらかの人狼が最多であれば人間チームの勝利です。
・最多投票数が人間の場合
人狼チームの勝利です。
・最多投票数の人が2人の場合
2人とも追放となります。 その中に1人でも人狼がいた場合は人間チームの勝利、
人狼がいなければ人狼チームの勝利です。
・投票数が全員バラバラの場合
追放者は誰もいません。 プレイヤーに人狼チームがいなければ、人間チームの勝利です。〈「平和村」といいます〉
プレイヤーに人狼チームがいれば、人狼チームの勝利です。
『ワンナイト人狼 超人ver』の感想
・常に何か役割がある
みんな何か役割があるので、基本のワンナイト人狼より議論は活発になります。
役職で得た情報がある方が話しやすいですし、みんなの話も理解しやすくなります。
もちろん、ウソも増えちゃいますね。
・CIAが一番のキモ
癖が強いけれど、CIAの動きで勝敗が大きく変わります。
発言に制限(自分をCIAと言えない)があるというのも、他にはなかなかないので注意が必要です。
あと、4人で目を開けたりしても、決して笑わない様に注意してくださいね。
・頭の整理が忙しい
「あの人が人狼の場合は…狂人の場合は…」といった具合に、場合分けで考えていくことが役職が増えたので多くなります。
基本のワンナイト人狼で慣れてからプレイがおすすめです。
最後に
今回は、『ワンナイト人狼 超人ver』をご紹介しました。 基本のワンナイト人狼より、ドラマが生まれやすいので、慣れた方はこちらがおもしろいと感じることでしょう。
また、「狂人」は、どのシリーズと併せても楽しめるので、他と混ぜてみるのはおすすめです!
おもしろかった経験をお話ししておくと・・・
「5人プレイ」で起こった例で、僕は「狂人」で『超能力者で中央は人狼と忍者でした』と言ったら…
他の4人に爆笑されてしまいました。理由は…わかりますよね?
『ワンナイト人狼』シリーズ紹介
ワンナイト人狼は、基本セットを中心に多くのシリーズが発売しています。
それぞれが単独で遊べるのはもちろん、多くのセットは裏面が同じなので混ぜて遊ぶこともできます。
初心者におすすめのボードゲーム20個を紹介
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