2025年1月18日(土)～19日(日)に行われる、インテックス大阪で開催されるアナログゲームのイベント『Board Game Business Expo Japan 2025』。
今回は、そのイベントで販売される『ホステスト』を紹介させていただきます。
『ホステスト』はこんなゲーム
ホステストは、クラブのホストやホステスの素質をテストするというテーマの、お酒を飲みながら楽しむパーティーゲームです。
まず最初に、ゲーム以外に「お酒」を用意します。
ゲーム中の様々な場面で、お酒を飲む指示があります。
飲めない方は、ソフトドリンクでも大丈夫です。
手番が来たプレイヤーは、サイコロを振ります。出た目に応じて、クイズやゲームを実行します。
その結果によって資金を獲得し、その資金を元に様々な能力を持つ店舗を購入していきます。
時計回りで手番が進んでいく中、プレイヤーの誰かが店舗を購入したポイントの合計で5点以上集めたら、全プレイヤーが同じ数の手番を実行します。
その後ゲームは終了し、最も点数が多いプレイヤーはゲームに勝利します。
| ゲーム名 | ホステスト |
| メーカー | Kodaka OtonaShi |
| ゲームデザイナー | Kodaka OtonaShi |
| 人数 | 2～6人 |
| 時間 | 20～40分 |
| 年齢 | 20才～ |
| 価格 | 2,200円（税込） |
詳しくは、Kodaka OtonaShiさんのXをご確認ください。
『ホステスト』の簡単ルール解説
- ①業務カードと紙幣カード
テーブルに、「休憩・サービス・クイズ・ゲーム・トーク・飲み」の6種類の業務カードを、種類ごと裏向きにしてよく混ぜた後に並べます。その脇に、クイズで使用する「○×カード」を置いておきます。
紙幣カードを「1億円・3億円・5億円」の種類に分けて業務カードの近くに置いておきます。 - ②店舗カード
店舗カードを購入時のポイントごとに分けてよく混ぜ、表にして種類ごとに並べます。 - ③名刺カード
適当な方法でスタートプレイヤーを決め、そこから時計回りの順番に1～6での名刺カードを受け取ります。余った名刺カードは箱に戻しておきます。
- ④ドリンク
全員がお酒などのドリンクを飲める状態にしておきます。
- ⑤店舗の購入
手番が来たプレイヤーは、必要な資金を支払って店舗を1つ購入することができます。サイコロを振る前にしか購入できません。
店舗を購入したらポイントを獲得し、書かれている能力も基本的には即時で発動します。
- ⑥サイコロを振って業務を実行する
サイコロを振って、出た目に対応する業務カードを確認します。サイコロの出目に対応する業務カードは、以下の通りです。
1：休憩
何も起こりません
2：サービス
サイコロを振って出た目のプレイヤー
と書かれた内容の行為を実行する
3：クイズ
○×で答えられるクイズを出し、自分と正解者は資金を獲得し、
不正解なら1口飲む。
4：ゲーム
簡単なゲームを行い、勝者は資金を獲得し、敗者は1口飲む。5：トーク
テーマに沿った内容の話をし、良いと思う感想やアドバイスをくれたプレイヤーと自分は資金を獲得し、それ以外のプレイヤーは1口飲む。6：飲み
1億円獲得する。その後、全員1口飲む。業務を実行したら、時計回りに次のプレイヤーに手番が移ります。
- ⑦ゲームの終了
プレイヤーの誰かが店舗を購入したポイントの合計で5点以上集めたら、全プレイヤーが同じ数の手番を実行します。
その後ゲームは終了し、最も点数が多いプレイヤーはゲームに勝利します。
最高ポイントのプレイヤーが複数いた場合、所持金が多いプレイヤーがゲームに勝利します。
それも同じ場合、名刺の番号が小さいプレイヤーが勝利します。
コンポーネント紹介
ここでは、ホステストのコンポーネントを簡単に紹介します。
画像はタップで拡大できます。
・業務カード
・店舗カード
・紙幣カード
『ホステスト』の感想
・お酒が楽しく飲める
ただお酒を飲んでいるだけでは、飲んでいるメンバーによってはあまり盛り上がらないこともあると思います。
よく飲む仲間とはもちろん、久しぶりに会った友人や飲むのが初めての仲間と遊ぶと、
会話も盛り上がってお酒も進んで楽しいですね。
・すぐに遊べる
ルールがカードをめくる度に出て来るので、説明や準備が簡単です。
ゲームやトークの部分だけを切り取って遊んでも楽しいので、移動中の車の中や列に並んで待っている間なんかに遊ぶのもいいかもしれません。
・ある程度のことは許せる仲で
サービスのカードの指示は、誰かの体に触れたりする内容の物があるので、そういった行動を許し合える仲間で遊ぶことをおすすめします。
『合コン』なんかには、うってつけのゲームですね。
最後に
今回は、『ホステスト』をご紹介しました。
ホスト・ホステスの素質をテストするという少し攻めたテーマですが、クイズ・ゲーム・トークのカードを抜粋して遊んだりしてもおもしろいと思いました。
万人受けするゲームではないかもしれませんが、『合コン』では活躍しそうな楽しいゲームですね。
お酒が必須なゲームは、
めずらしくておもしろいですね。
Kodaka OtonaShiさんのゲーム
その他にKodaka OtonaShiさんが制作された『センシンク』の記事はこちらです。
『シネマスター』の記事はこちらです。
