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【ゲーム紹介】『グローブトロッター』|乗り物を乗り継いでいち早く世界一周を目指すカードゲーム【No.031】

No. 021 ~ 040

『グローブトロッター』はこんなゲーム

グローブトロッターは、フランスの小説「80日間世界一周」から着想を得た、あらゆる手段を使っていち早く世界一周を成し遂げようというカードゲームです。

同じ色か同じ乗り物の絵のカードをプレイし、ワールドと呼ばれるカードの上を渡っていきます。
ラウンドが終了したら、自分のコマより後方にいるコマの状況で得点が入ります。

プレイヤー人数分のラウンドを行い、合計得点が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。

ゲーム名グローブトロッター:世界を巡る旅行者
メーカーJoygames
Gamestore Banesto
ゲームデザイナーSilvano Sorrentino (シルヴァーノ・ソレンティーノ)
人数2~5人
時間30分
年齢8才~
価格2,420円(税込)

👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。

☆こんな人におすすめ!

・旅行が好きな方
 都市カードにはいろんな都市の写真があり、旅行した気分になれますよ。

・計画するのが好きな方
 計画して、どこで一気にカードを出すかが重要です。

・お子さんと遊ぶゲームを探している方
 文字や数字すら出て来ないので、お子さんとも充分に楽しめます。

『グローブトロッター』の準備

両面に絵が描かれた都市カードをよく混ぜます。その中から12枚を円形に表裏ランダムにして並べます。

最初に並べた都市カードの上に、フィニッシュマーカーをおきます。

各プレイヤーは、担当するキャラクターを決めて、コマを最初の都市カードの上におきます。

移動カードをよく混ぜて、各プレイヤーに5枚ずつ配り手札とします。
これ以降、基本的に「カード」と表記している場合、『移動カード』のことを指しています。

残りは山札として、都市カードの円の中においておきます。

スタートプレイヤーを決め、各プレイヤーは一度だけ好きな枚数カードを引き直すことができます。

引き直した後に山札を作り直したら、1枚だけ山札の横に表向きにおきます。

この場のカードを『旅行記』と呼びます。

合鍵のトークンを山札の上におきます。

3つの駐車場をワールドの横におきます。

『グローブトロッター』のルール

ここからは、グローブトロッターのルールを紹介していきます。

手番になったら、以下の2つのアクションからどちらか1つを必ず実行します。

A. 山札もしくは駐車場からカードを1枚引く

B. 手札のカードを任意の枚数だけ『旅行記』に出す

A. 山札もしくは駐車場からカードを1枚引く

山札もしくは駐車場からカードを1枚引きます。

プレイヤーの持つ手札には、上限はありません。

また、追加アクションを行うことができます。
もし『駐車場』に空き枠がある場合、手札から駐車場にカードを1枚おくことができます。

山札もしくは駐車場から先にカードを引かないと駐車場にカードをおくことはできません。

B. 手札のカードを任意の枚数だけ『旅行記』に出す

『旅行記』の一番上のカードと「同じ乗り物」か「同じ色」のカードであれば、上に重ねて出すことができます。

手番中には、可能な限り何枚でも『旅行記』にカードを1枚ずつ出すことができます。

『旅行記』は新しく更新していきますが、さかのぼって確認することはできません。

『旅行記』にカードを出した結果に応じて、キャラクターコマを進めることができます。

a) 最後に出したカードとキャラクターコマから見て次の都市の「乗り物」か「色」が同じ場合
  キャラクターコマを次の都市に進める

b) 手札のカードを全て出し切った場合
  山札からカードを5枚引き、キャラクターコマを都市2つ分進める

c) 上記2の条件を両方満たした場合
  山札からカードを5枚引き、キャラクターコマを都市3つ分進める

これは、次が緑で緑のカードをプレイした a) のパターン

山札がなくなった場合、『旅行記』の一番上のカードを残し、それ以外のカードをよく混ぜて新しい山札を作ります。

カードを山札から必要な枚数引けなかった場合、他のプレイヤーの手札から足りない枚数分引くことができます。 どのプレイヤーから、何枚引いてもかまいません。 ただし、手札が1枚のプレイヤーからは、カードを引くことができません。

合鍵の獲得と使用

旅行記が緑の飛行機 右から3枚はプレイできて…
合鍵を獲得

Bのアクションを実行した時、『旅行記』に対して連続する同じ「乗り物」か「色」のカードを 3枚出し続けられたら、場もしくは他プレイヤーから合鍵を獲得することができます。

赤い飛行機は繋がってないけれど…
合鍵を使えば出せます

Bのアクションを実行する時、合鍵はジョーカーとなります。使用することで、『旅行記』と「乗り物」や「色」が異なるカードでも1枚出すことができます。

全部出し切れたのので
合鍵を改めてゲット

使用した手番で再び上記の条件を満たした場合、再び合鍵を獲得することができます。

ラウンドの終了

誰かのキャラクターコマフィニッシュマーカーのある都市を越えたら、他のプレイヤーは手番数が同じになる様にスタートプレイヤーの前のプレイヤーまで 手番を行います。

全員の手番が終了したら、ラウンドは終了します。

得点計算は、以下のように行います。

  1. 各プレイヤーは、自分のコマより後ろにいるコマまで「いくつ都市が離れているか」を数える
  2. 後ろにいるコマ全てに対して数える
  3. その数に対応する得点チップを受け取る
馬で計算すると…
後ろ3人までの都市数の合計で「7点」獲得

得点計算が終わったら、ゲームの準備に戻り次のラウンドを行います。

都市カードも、再度新しいカードを並べます。

スタートプレイヤーマーカー左隣に渡します。

ゲームの終了

プレイヤー人数分のラウンド、つまり全員がスタートプレイヤーを行ったら、ゲーム終了です。

各プレイヤーは、全てのラウンドで獲得した得点チップを合計し、 最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。

最多得点のプレイヤーが複数人いた場合、該当するプレイヤーはもう1手番ずつ行います。
その手番が終了した後、より前にいたプレイヤーがゲームに勝利します。

ショートゲーム

ショートゲームでは、前半と後半の2ラウンドだけ行います。

以下の点が標準のルールとは異なります。

  • 後半のスタートプレイヤー
    前半終了時、最も得点が少ないプレイヤーが後半のスタートプレイヤーになる
  • ゲームの終了
    2ラウンド行ったら、ゲーム終了です。
    最多得点のプレイヤーが複数人いた場合、後半のゲームでより前にいたプレイヤーがゲームに勝利します。

ヴァリアントルール

ゲームの最初に駐車場3枠に、あらかじめカードをおいておきます。

カードを引く際、選択肢が増えます。

『グローブトロッター』の感想

・テーマとシステムがマッチしている

世界の都市が描かれたカードの上をいろんな乗り物のカードを出すことで回っていくので、 テーマに沿ったシステムでいいですね。

実際の都市の絵があり、世界旅行をしている気持ちになれます。

・子どもと一緒でも充分に楽しめる

カードには文字も数字も書かれていないので、お子さんとも遊びやすいですね。

ルールもシンプルなので理解しやすく、すぐに遊べます。

・誰が勝っているのかわかりやすい

レースゲームなので、キャラクターコマの状況で誰が勝っているのかすぐにわかります。

抜きつ抜かれつの熱い展開になると楽しいですよ。

・5人で5ラウンドは少し長いかも

楽しいゲームではあるのですが、人数が多いとラウンド数も増えます。

5人ではショートゲームの方がサクッと遊べていいかもしれません。

最後に

今回は、『グローブトロッター』をご紹介しました。かわいい絵のキャラクターとカラフルなカードなので、子どもでも楽しみやすいカードゲームです。

上手くコンボがつながってカードを出し切れると気持ちいですね。

コバ
コバ

行ってみたい都市の話をしながら遊ぶと、
雰囲気も出て楽しいですよ!

初心者におすすめのボードゲーム20個を紹介

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👉No.001~020に紹介したゲームのまとめ記事は、こちら。

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