皆さんは、普段はボードゲームをどのように遊ばれていますか?
家族や友人たちとお家に集まって遊んだり、近くにボードゲームカフェがあればそこに行かれたりしていると思います。
近くにボドゲカフェもないし、家も友達を呼べる感じじゃない。
でもボードゲームを遊ぶにはどうしたらいいんだろう…
そんな時、今回お話します「ボードゲーム会」を開催したいと思う人もいると思います。
この記事では
・ ボードゲーム会の種類について
・ 開催するのに必要な4つの項目
・ 実際に開催する際の注意点
などを紹介します。
そんな僕は、 4年半程ボードゲーム会を主催してきました。
おかげで多くの友人にも恵まれ、楽しいボドゲライフを過ごしております。
その他には、地元のイベントに出展してボードゲームを広める活動をしてきました。
まだボードゲームを始めたばかりで友人も少ないという方は、 実際にボードゲーム会を開催して多くのボードゲーム仲間と出会うことができますよ。
僕も始めた頃は、地元に久しぶりに帰ってきて
友人のいない経験をしているので気持ちはよくわかります!
きちんと準備すればトラブルも起きにくくなりますので、ぜひ最後まで読んで参考にして下さい!
ボードゲーム会の種類
ボードゲーム会には2種類あります。
・オープン会
・クローズ会
呼び方は人によりますが、大きく分けるとこの2種類あります。 違いはこんな感じです。
オープン会
オープン会は、主催者が有志で公民館などの場所を借りて開催し、TwitterなどのSNSを利用して参加者を広く集めるボードゲーム会です。
友人たちはもちろん、地域の近いボードゲームに興味のある方にも参加してもらえるので、新しい仲間が増える可能性がありますね。
クローズ会
クローズ会は、主催者の自宅や場合によっては場所を借りて、友人などの決まったコミュニティの人だけで集まるボードゲーム会です。 気心の知れた友人で集まれるので、ゆったり遊べますね。
ここでは、基本的には「オープン会」を想定して記事を書いていますが、大きな違いは「募集する方法」なので、 クローズ会を考えている方は、そこを読み替えて頂ければと思います。
開催するのに必要な4つの項目
いよいよここからは、「開催するにあたって必要な4つの項目」をお伝えしていきます。
事前に準備物をまとめておくと 、
・ 名札と名刺サイズのカード
・ 筆記用具
・ 消毒液など (コロナ対策)
・ ふせん
・ 時計 (会場によってはない所もあるので)
・ 名簿などの参加者一覧表
などです。必要に応じて準備しておきましょう。
また、以下の内容に使い方を詳しく紹介しているものもありますので参考にしてみてください。
1. ボードゲームの準備
1つ目は、何といっても「ボードゲーム」ですね!
主催者がたくさんボードゲームを持って行かないといけないわけではありませんが、
中には「ボードゲームを初めて遊ぶ」方もいると思うので、5種類以上は最低でも準備しておきたいですね。
持って行くゲームが決まったら、さらにこんな準備ができるとベストですね。
・ 内容物の整理
・ 持参するゲームの一覧
・ 自分のゲームとわかる目印
① 内容物の整理
内容物の整理とは、「コマやカードがなくなっていないか」などを確認し、きちんと箱に収まっているかをチェックしておきます。
ボードゲーム会の最中に「コマが1つない」となれば、なくしたのが自宅なのか会場なのかわからいとトラブルにもなりかねません。
この記事で「開封して整理する方法」もご紹介していますので、参考にして下さい。
② 持参するゲームの一覧
「このゲームを持って行きます」と事前に告知できるように一覧を準備することをおすすめします。
ゲーム名をメモ帳などにまとめたり、オリジナルの一覧表などをパソコンなどで準備するのもいいでしょう。
準備してボドゲ会に持参すると、
・ そのゲームで遊びたい人が参加してもらえる
・ 参加者に見せて次回持参するゲームの目安ができる
ボドゲ会以外の場面でいうと、
・ ゲームに詳しくない人に、ゲームを紹介できる
・ 自身でゲームの管理がしやすくなる
といった効果があります。
僕も作成しているExcelでの一覧表は、こちらのブログを参考にしていますのでぜひご覧ください。
もし同じようなリストを作りたいという方がいましたら,こちらにテンプレートを置いておきますのでご活用ください。
引用:編集者はボードゲームの夢を見るか|自宅用ボードゲームリスト
デジタルで管理したいという方は、「ボドゲーマ」さんを利用してみると良いでしょう。
③ 自分のゲームとわかる目印
準備物の時にも書きましたが、みんながゲームを持ってくると、「これ誰のゲームだっけ?」となりがちです。
ふせんなどを持って行き、名前を書いてゲームに貼れるようにしておくと間違いないですね。
2. 参加ルール
2つ目は、「参加ルール」です。
ルールと書くと難しく思えてしまいますが、「気持ちよく遊ぶためのマナー」の様なものです。
初めて会う人もいるので、最低限のルールや主催者としてして欲しくないことは事前に決めておくことをおすすめします。 1枚に箇条書きに収めたり、スライドなどを活用してもいいと思います。
内容は、
・ 参加費用
・ 会場における使用ルール
・ 入退室ルール
・ SNSへの投稿ルール
・ ボードゲームの持ち込みルール
・ トラブルなどの相談窓口
このようなことがあれば大丈夫かなと思います。自分の会に必要な部分だけでいいので、決めておきましょう。
参考に、僕の会のルールを載せておきます。
ボードゲーム会 ルールサンプル
3. 会場手配
3つ目は、「会場の手配」です。
主催者の自宅からそこまで遠くない場所に設定しておいた方が、何かあっても対応しやすいと思います。
公民館やイベントスペース、ネットカフェなどが一般的だと思います。
部屋の広さや駐車場の広さは、事前に見学に行けるようでしたら確認しておくことをおすすめします。
また、会場によってはボードゲームでの利用を断られるケースもあるかもしれませんので、施設の方とは一度話しておいた方がよいでしょう。
参加費は、5~10人来てもらえればレンタル費用がまかなえるぐらいがちょうどいいかと思います。
決めたら早めに予約しておきましょう。
定期的に使う様なら、次回の分も早めに予約しておくと告知も早くできて参加者も予定が合わせやすくなると思います。
会場の手配については、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
4. 参加者の募集
4つ目は、「参加者の募集」です。
ここまで開催の準備ができたら参加者に告知をしましょう。
クローズ会なら、LINEなどで必要事項を伝えて参加者を募れば大丈夫でしょう。
オープン会は、どうでしょうか。SNSなどを使って告知すると思いますが、それだけだと管理がしづらいですよね。 僕は、「Googleフォーム」を使って募集することをおすすめします。
Googleフォームを使う利点は、
・ 会場やルールなど、詳細な内容をしっかりと伝えられる
・ チラシを使ってSNSを利用していない人にも告知ができる
・ 簡単に参加者名簿ができる
・ 何かあった際の連絡先も教えてもらえる
などがあげられます。 詳しくはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧下さい。
実際に開催する際の注意点
最後に、実際に開催する際の注意点をいくつか紹介します。
体調管理はしっかりと
言うまでもないことですが、健康第一です。
特にオープン会は、初めての人と会うこともあるので、気を付けましょう。
手伝ってもらえる友人
大人数でなくてもいいので、2.3人は手伝ってくれる人をお願いしておくとよいでしょう。
会場の手配や設営で、初心者の方への対応など、全部1人でこなすのは大変です。 助けてもらえる仲間は大事です。
相談窓口の設置
「2. 参加ルール」でも書きましたが、相談窓口はあった方がよいでしょう。
参加者全員の連絡先を知っていれば、直接連絡をもらってもいいと思います。
難しいようなら、Googleフォームで作っておけば安心でしょう。
主催者の知らないところで起こった事でも、早めに対処できるのが次につながります。
無理はしない
定期的に主催をしていると、「絶対にしないといけない」といった使命感が出て来てしまいます。
体調はもちろん、他にも優先することがあれば無理な開催はさけましょう。
友人にお願いしてその日は主催者を代わってもらったり、時にはお休みも必要でしょう。
最後に
今回は、「【初心者向け】ボードゲーム会の始め方完全ガイド!」ということで、ボードゲーム会の始め方をご紹介しました。
「こんなにやるのはハードルが高い」と思われたかもしれません。
もちろん、ここで紹介した内容は、あくまでも多くの人が集まる会を主催する時に準備しておきたいことですので、 友人や家族と遊ぶ時には必要ありません!
ですが、主催者として信頼してもらえたり、もっと仲間を増やしたいと思って開催する時には、ぜひ参考にしてみて下さい。
準備しすぎることはありません。
しっかりとした準備が次回の参加へつながりますよ!