『ドブル』はこんなゲーム
ドブルは、8種類の絵が描かれたカード2枚を見比べて、共通する絵を素早く探すゲームです。
どの2枚を見比べても必ず1つは同じ絵があるという特性を生かして、たくさん集めたりなるべく減らしたりするルールが5種類盛り込まれています。
5種類のルールは、別々に解説します。
ゲーム名 | ドブル |
メーカー | ホビージャパン |
ゲームデザイナー | Denis Blanchot (デニス・ブランコット) |
人数 | 2~8人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 1,980円(税込) |
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
☆こんな人におすすめ!
・反射神経がいい方
パッと見てすぐに反応できる人は得意ですね。
・じっくり考えるのが苦手な方
瞬発力重視なので、むしろ悩んでたら負けちゃいますよ!
・大人数で遊びたい方
最大8人で遊べるので、とても盛り上がりますよ。
この記事では、僕が持っている「2012年版」を元に書いています。 現在流通している「2023年版」とは、パッケージが異なっています。
遊ぶ前に
以降で解説しているルールで遊ぶ前に、先にこの2つをやってみてください。
① 全部のカードをながめてみる
まずは、どんな絵が描かれているのかを見てみることをおすすめします。
一度ながめているだけで、パッと絵が認識しやすくなりますよ。
② 共通の絵を探してみる
一通りながめた後、中央に1枚と各プレイヤーに1枚カードを配ってみましょう。
そこで「共通の絵」を見つけてその名前を叫んでみましょう。
絵の名前は決まってないので、みんなに伝われば大丈夫です。
例えば、このカードだと・・・
同じサボテンの絵が見つけられますね。そしたら、
サボテン !
と名前を叫んでみるわけですね。
どのルールも共通する絵を素早く見つけるのが目的なので、ここで軽く練習する感じです。
では、これ以降はそれぞれのルールを解説していきます。
どのルールも、手番などはなく「全員同時に行動する」というものになっています。
ルール① タワーリングインフェルノ
1. 準備
カードをすべてシャッフルし、各プレイヤーに裏向きで1枚ずつ配ります。
残りのカードは表向きにし、中央に山札としておきます。
2. 遊び方
手元のカードを一斉に表向きにします。 中央の絵と共通する絵を見つけたら宣言します。
一番先に宣言したプレイヤーは、中央からカードを1枚手元のカードに重ねます。
中央のカードが新しくなるので、素早く宣言して・・・をくり返します。
3. ゲームの終了
山札が全てなくなったらゲーム終了です。 最もカードを獲得したプレイヤーが勝利します。
ルール② 井戸掘り
1. 準備
中央に1枚表向きにカードをおきます。各プレイヤーに裏向きでカードを配りきります。
配られたカードをすべてシャッフルし、自分の手元に山札として裏向きでおきます。
2. 遊び方
山札を1枚表向きにします。 中央の絵と共通する絵を見つけたら宣言します。
一番先に宣言したプレイヤーは、山札からカードを1枚中央のカードに重ねます。
中央のカードが新しくなるので、素早く宣言して・・・をくり返します。
3. ゲームの終了
山札が全てなくなったらゲーム終了です。 山札のカードを出し切ったプレイヤーが勝利します。
ルール③ アツアツポテト
1. 準備
このゲームはラウンド制です。
各プレイヤーの手のひらに1枚、裏向きでカードを配ります。
2. 遊び方
一斉にカードを表向きにします。 他プレイヤーのカードと見比べて共通する絵を宣言し、
持っているカードをその相手に渡します。
渡されたプレイヤーは、宣言できたら全てのカードを渡します。
3. ゲームの終了
1人だけ残ってしまったら、1ラウンド終了です。
渡されたカードは、マイナス点として自分の前においておきます。
その後、新しいラウンドを開始します。 配るカードがなくなるまでくり返したら、ゲーム終了です。
最もマイナス点が少ない人が勝利します。
ルール④ 全部集めよう!
1. 準備
このゲームはラウンド制です。
カードをすべてシャッフルし、山札として脇においておきます。 そこから中央に1枚表向きにカードをおきます。
各プレイヤーに裏向きでカードを1枚配ります。
2. 遊び方
一斉に手元のカードを表向きにします。 中央の絵とめくられたカードで共通する絵を見つけたら宣言します。
一番先に宣言したプレイヤーは、めくられたカードを1枚獲得します。
自分がめくった以外のカードも獲得できます。
3. ゲームの終了
めくったカードが全てなくなったら1ラウンド終了です。
中央のカードを山札の一番下に入れて、新しいカードを山札から出します。
裏向きでカードを配って新しいラウンドを開始します。山札のカードがなくなったらゲーム終了です。
最も獲得したカードが多いプレイヤーが勝利します。
ルール⑤ 毒された贈り物
1. 準備
カードをすべてシャッフルし、各プレイヤーに裏向きで1枚ずつ配ります。
残りのカードは表向きにし、中央に山札としておきます。
2. 遊び方
手元のカードを一斉に表向きにします。 中央の絵と他プレイヤーのカードの絵で共通する絵を見つけたら宣言します。
一番先に宣言したプレイヤーは、中央からカードを1枚その見つけたプレイヤーのカードに重ねます。
中央のカードが新しくなるので、素早く宣言して・・をくり返します。
3. ゲームの終了
山札が全てなくなったらゲーム終了です。 おかれたカードが最も少ないプレイヤーが勝利します。
小さい子向けの『ドブル・キッズ』
絵が小さいお子さまには少し難しいので、4.5才の子と遊ぶ時は「ドブル・キッズ」がおすすめです。
仕組みは全く同じですが、違いがあります。
・絵の数が8→6
・カード枚数が55枚→30枚
・絵が全て「動物」
・ルールが小さい子でも遊びやすい物が書かれている
という感じで、遊びやすくなっています。
もちろん、通常のドブルのルールでも遊べるので慣れてくるといろいろなルールで遊んでみるといいですね。
ゲーム名 | ドブルキッズ |
メーカー | ホビージャパン |
ゲームデザイナー | Denis Blanchot (デニス・ブランコット) |
人数 | 2~6人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 4才~ |
価格 | 1,760円(税込) |
それに伴い、仕様が大きく変更になりますのでご注意ください。
・パッケージが変更
・絵の数が6→8 通常版と同じに変更
・カード枚数が30枚→55枚 通常版と同じに変更
・絵が全て「動物」→「子ども向けの絵柄」
・価格1,760円(税込)→1,980円(税込)
限定生産『ドブル:ディズニー100周年記念版』
ディズニーの100周年を記念したバージョンが、4月30日に発売されることになりました。
マークの種類は91種類となり、カードに描かれている絵も10個に増えました。
ホビージャパン公式サイトには、限定版なので再販の予定はないと記載されていました。
ディズニーが好きな方は、見逃せない機会ですね!
ゲーム名 | ドブル:ディズニー100周年記念版 |
メーカー | ホビージャパン |
ゲームデザイナー | Denis Blanchot (デニス・ブランコット) |
人数 | 2~8人 |
時間 | 15分 |
年齢 | 6才~ |
価格 | 2,860円(税込) |
『ドブル』の感想
・説明がほとんどいらない
この記事では細かく説明しましたが、一度知ってしまうと人に説明するのはすごく簡単です。
直感的に遊べるのがこのゲームの良さですね。
・スキマ時間にも遊べる
ゲーム会などで集まった時、待ち時間などにちょっとできるので便利ですね。
・カードの紛失にも強い
お子さんがいると紛失のリスクを考えますが、1.2枚なくなったとしても ゲームは成立しちゃいます。
・スピード系が苦手だとしんどい
アクション系やスピード系が苦手な人と得意な人が一緒に遊ぶと、 一方的な展開になることもあり得ます。
深く考えすぎず、ライトに遊ぶ気持ちで楽しみましょう。
最後に
今回は、『ドブル』をご紹介しました。大人から子どもまで、基本的には大きな実力差なく楽しめる定番のゲームです。
メーカー発表の年間売り上げで9年間ぐらいずっとトップになるほどの人気。飲み会や何かの集まりのアイスブレイクとしても大活躍間違いなしです!
イベント出展時は、道行く人にいきなりアツアツポテトをしかけて
興味を持ってもらったりしてますね。
初心者におすすめのボードゲーム20個を紹介
👉 このゲームも紹介している、【初心者におすすめのボードゲーム20個】を紹介している記事はこちら。
👉No.021~040に紹介したゲームのまとめ記事は、こちら。