2026年10月17日(土)~10月18日(日)に幕張メッセ 展示ホール1・2・3・4・5で開催されるアナログゲームのイベント『ゲームマーケット2026秋』。
今回は、そのイベントで販売される『インヴィクタス ver.2.0』を紹介させていただきます。
今回は、前回以降に発売される「第4弾:オーディン(ケルト)」と「第5弾:トラトアニ(アステカ)」、「第6弾:エンペラー(帝国)」の紹介と、どのデッキがおすすめかなどをまとめて紹介させていただきます。
『インヴィクタス ver.2.0』はこんなゲーム
インヴィクタス ver.2.0は、6種類のカードで互いにデッキを組んで対戦する2人用カードゲームです。
5種類の兵士カードは、20枚の制限の中で好きな割合でデッキに入れることができ、互いにデッキを組みます。
そこに、リーダー1枚を加えて対戦します。
勝利条件が4種類ある中、戦況を見極めて勝利を目指しましょう。
| ゲーム名 | インヴィクタス ver.2.0 |
| メーカー | Hemz Universal Games |
| ゲームデザイナー | ナイトウ ソウヤ |
| 人数 | 2人(4人) |
| 時間 | 5~30分 |
| 年齢 | 13才~ |
| 価格 | 第1弾:キング(王国):1,000円(税込) 第2弾:将軍(戦国):1,800円(税込) 第3弾:ファラオ(古代エジプト):1,800円(税込) 第4弾:オーディン(ケルト):1,800円(税込) 第5弾:トラトアニ(アステカ):1,800円(税込) 第6弾:エンペラー(帝国):1,800円(税込) 専用プレイマット:2,200円(税込) |
『インヴィクタス ver.2.0』のルール等について
『インヴィクタスver.2.0』のルールの詳細や第1弾~第3弾の紹介は、こちらに掲載していますのでご覧ください。

・攻撃力について
カードの攻撃力について、以下の攻撃力が増えます。
・攻撃力
「C」は、兵士カードにアタックすると、捕獲することができます。
リーダーカードには、アタックできません。
「N」は、自分の戦場内のカードの枚数が、攻撃力になります。
リーダーも枚数に含めます。
「K」は、自分の王国でのポイント(KP)が、攻撃力になります。
後方支援能力
第4弾~第6弾のカードの、後方支援能力は以下の通りです。
第4弾:オーディン(ケルト)

| カード名 | 基本能力 | 後方支援能力 | |
![]() | ヴァイキング | 攻撃力:3 防御力:縦2 横1 | 発動タイミング:【メイン】 ターン終了時まで、自分の戦場内のカードは、 自分の戦場内のレスト状態のカードの枚数分、 攻撃力を+する。 |
![]() | ジャイアント | 攻撃力:2 防御力:縦4 横2 | 後方支援を持たない。 |
![]() | アルバリスト | 攻撃力:1 防御力:縦2 横1 | 発動タイミング:【メイン】 相手戦場内の、このターンまだダメージを 受けていない、HP2の「兵士」カードを1枚、 破壊する。 |
![]() | バード | 攻撃力:0 防御力:縦2 横2 | 発動タイミング:【メイン】 相手の待機列にあるカードを1枚、相手の戦場の 任意のマスに、任意の状態で置く。 選んだマスに既にカードが置かれていた場合、 置かれていたカードを相手の待機列の 最後尾に置く。 ただし、「リーダー」カードが置かれている マスを指定することはできない。 |
![]() | ドルイド | 攻撃力:1 防御力:縦1 横1 | 発動タイミング:《ネゲート》 相手の後方支援を防ぐ。その後、相手の墓地から カードを1枚選び、相手の待機列の最後尾に 置いてもよい。 既に相手の待機列にカードが5枚ある場合、 相手の後方支援は防げるが、 墓地から選んだカードを待機列に置くことはできない。 ※相手の墓地にカードが無い場合、この後方支援は使用できない。 |
![]() | オーディン | カードにより 異なる | ヴァイキング・アルバリスト・バード・ドルイド の中から後方支援を1つ選び、効果を発動する。 |
第5弾:トラトアニ(アステカ)

| カード名 | 基本能力 | 後方支援能力 | |
![]() | オセロット | 攻撃力:C 防御力:縦2 横1 | 発動タイミング:【メイン】 ターン終了時まで、自分の戦場内の 全てのカードは、自分が獲得している KP分、攻撃力を+する。 |
![]() | トラコチカルカトル | 攻撃力:2 防御力:縦2 横2 | 発動タイミング:《ブロック》 「リーダー」カードへのアタックを、 必ず防ぐ。 ※この後方支援を防ぐことはできない。 |
![]() | クァクァウティン | 攻撃力:1 防御力:縦2 横1 | 発動タイミング:【メイン】 相手戦場内の、このターンまだダメージを 受けていないHP1の「兵士」カードを 1枚選び、自分の王国に移す。 |
![]() | ポチテカ | 攻撃力:1 防御力:縦2 横2 | 発動タイミング:【メイン】 自分の戦場の「兵士」カード1枚と、 自分の王国のカード1枚を入れ替える。 ※王国から戦場に置かれるカードの状態は、 入れ替える前のカードの状態と同じにする。 |
![]() | トラマカズキ | 攻撃力:1 防御力:縦1 横1 | 発動タイミング:【メイン】 相手の墓地からカードを1枚選び、自分の 王国に移す。 発動タイミング:《ネゲート》 相手の「兵士」カードの後方支援を防ぎ、 そのカードを破壊する。 |
![]() | トラトニア | カードにより 異なる | オセロット・トラコチカルカトル クァクァウティン・ポチテカ・トラマカズキ の中から後方支援を1つ選び、効果を発動する。 |
第6弾:エンペラー(帝国)

| カード名 | 基本能力 | 後方支援能力 | |
![]() | イモータル | 攻撃力:N 防御力:縦2 横1 | 発動タイミング:【メイン】 次とその次に攻撃する「兵士」カードの 攻撃力を、一度だけ+2する。 ※一度攻撃したら、攻撃力は元に戻る。 ※この効果は、次のターンに持ち越せない。 |
![]() | カタフラクト | 攻撃力:1 防御力:縦3 横1 | 発動タイミング:《ブロック》 相手のアタックを防ぎ、アタック対象のカードを 自分の戦場内の空いている別のマスに移す。 ※後列のマスに移す場合、その目の前の マスにカードがなければいけない。 ※既に自分の戦場内にカードが6枚ある場合、 アタックは防げるがカードの移動は行わない。 |
![]() | サイフォナリオイ | 攻撃力:K 防御力:縦1 横3 | 発動タイミング:【メイン】 相手の戦場の前列にある全てのカードに、 1ダメージを与える。 |
![]() | ディプロマット | 攻撃力:1 防御力:縦2 横2 | 発動タイミング:【メイン】 相手の戦場の前列中央のマスにあるカードを、 相手戦場内の空いている別のマスに任意の状態で 移す。 ※相手の戦場の前列中央のマスにカードが無い、 もしくは相手戦場内にあるカードが6枚ある合、 この後方支援は使用できない。 |
![]() | アルケミスト | 攻撃力:3 防御力:縦1 横1 | 発動タイミング:《ネゲート》 相手の「紫」の後方支援(ネゲート以外)を防ぐ。 発動タイミング:【メイン】 このターン、相手の後方支援の使用を禁止する。 発動タイミング:【エンド】 次のターン、相手の後方支援の使用を禁止する。 |
![]() | エンペラー | カードにより 異なる | イモータル・カタクラフト・サイフォナリオイ ディプロマット・アルケミストの中から 後方支援を1つ選び、効果を発動する。 |
1~6弾の特徴
ここでは、1~6弾のデッキごとにおける特徴を解説します。
解説する項目は以下の通りです。
- 概要と特徴
その弾にあるカードの性能や特徴的な部分について - 戦術と魅力
それを踏まえてどの様な戦術を狙いやすいか、どの様な強みがあるか - まとめ
どの様なプレイスタイルの方におすすめか
第1弾:キング(王国)

一番基本となる扱いやすいデッキです。
攻撃力はそこまで高くないですが、攻撃範囲をそれぞれが補う様に配置すると、盤面を広くカバーできます。
相手の手札や墓地などの状況に左右されないシンプルな後方支援の能力なので、扱いやすいのが魅力です。
どの終了条件も狙えますが、自陣のカバーに使う後方支援が強く、攻撃力を集中させれば「(1)追放」、持久戦に持ちこめば「(4)終戦」なんかは狙いやすいかもしれません。
「まずはしっかりルールを覚えたい」という方は、どんな場面にも適応ができて能力もシンプルなので、やはりこちらがおすすめです。
第2弾:将軍(戦国)

攻撃力が高く、前列と後列のどちらにも圧力がかけられます。
ただし、後方で活躍するカードの攻撃範囲が特殊なので、デッキに入れる枚数や戦略には少し注意が必要です。
相手の手札を確認したり、相手の待機列を埋めたりする後方支援があり、相手の戦略を崩していくのが得意です。
また、攻撃力をあげたり高い攻撃力を集中させる能力もあることから、「(1)追放」や「(3)滅亡」が狙いやすくなっています。
「ガンガン攻めてゲームの主導権を握りたい」という攻撃的なスタイルが好きな方はおすすめです。
一気に戦局をひっくり返す爽快感が味わえます。
第3弾:ファラオ(古代エジプト)

自分の墓地や王国から戦場に送るカードを持ってこれるという、特殊な後方支援が特徴的です。
また、前列への攻撃が強いカードが多くそろっています。
中盤ぐらいから、兵士をどんどん戦場に送り込めるような動きができるので、息切れし辛く長期戦に向いています。
「(4)終戦」までもつれても墓地のカードが少なくできますし、前列にリーダーを引きづり出して「(1)追放」を狙うのもいいかもしれません。
「じっくり考えて粘り強く戦ってみたい」という方は、全てのカードを上手く活用しきって盤面の状況に合わせて戦えるこちらがおすすめです。
第4弾:オーディン(ケルト)

とにかく攻撃力が強く、基本能力で相手のカードを豪快に倒していけます。
ただし、こちらは《ブロック》の後方支援を持つカードが無いので、攻撃するタイミングは少し注意が必要です。
ほとんどの兵士カードを1撃で「破壊」や「捕獲」ができる強さがあります。
「(3)滅亡」や「(2)建国」も狙いやすく、兵士カードがそろってくると攻撃力も上げられ、待機列にリーダーがいても任意に場所に出させられるので「(1)追放」も狙いやすいでしょう。
「カードパワーで攻めて即勝利を目指したい」という方は、相手のカードを自力で倒す力を持っているこちらがおすすめです。
第5弾:トラトアニ(アステカ)

相手の兵士を「捕獲」することに特化したテクニカルなデッキです。
現状このデッキのみに存在する「C」の攻撃力を生かして、どんどん敵の兵士カードを自分の王国に送ることができます。
攻撃や後方支援の能力で相手を「捕獲」できるので、「(2)建国」や「(3)滅亡」は狙いやすいです。
「捕獲」が進んでKPが高くなれば攻撃力も上げられるので、「(1)追放」も狙っていけます。
「相手の計算を狂わせ、他とは違う勝ち方を目指してみたい」という方は、相手のカードを自分の戦場に送ることさえできてしまうトリッキーなこちらがおすすめです。
第6弾:エンペラー(帝国)

前列への攻撃が強くて攻撃力も可変で上げていくことができ、「捕獲」も「破壊」も得意なデッキです。
後列への攻撃が少し苦手なので、前列を倒して後列にいるカードを前に出しつつ戦いましょう。
相手の行動を制限したりカードを動かすことにより、こちらに有利な展開を作っていくことができるので、
少し先を見据えて後方支援を使うなど、戦局を見極められるとかなり勝利が近づきます。
攻撃力を調整して「建国」を目指したり、攻撃を集中させて「追放」や「滅亡」を狙うのも面白いかもしれません。
「こちらに有利な展開でガンガン詰めていって勝ってみたい」という方は、先を見据えて戦略をうつ諸葛亮のようになれるこちらがおすすめです。
各ver.ごとの対戦記録
可能な限り異なるバージョンで対戦を行った結果、上位は以下の通りでした。
- 第2弾:将軍(戦国)
- 第5弾:トラトアニ(アステカ)
- 第3弾:ファラオ(古代エジプト)
購入おすすめ&強さのティア表
それぞれの特徴や対戦成績などをもとにランキング表を作成しました。
強さ
対戦データの取得方法は、上記「各ver.ごとの対戦記録」のものと同じです。

購入おすすめ
「初めて買うならどれ」という目線で選択しました。
対戦データを取得する際に一緒にプレイしてもらった友人の意見なども反映しております。

カードレシピ
簡単にカードレシピをXで公開できるツールを作成してみました。
おすすめのレシピがあれば、ぜひこちらを使って共有してみてください。
インヴィクタス デッキレシピ作成
リーダーカードと兵士カードを選び、X(旧Twitter)へ投稿できます!
『インヴィクタス ver.2.0』の第4・5弾を踏まえての感想
・戦力の幅がかなり広がった
後方支援の種類が増えるのはもちろん、攻撃力が3種類増えるなどの展開が、よりゲームの深みを増したように感じました。
各バージョン毎はもちろん、「多国籍軍」と呼ばれるバージョンを混ぜてのデッキ構築の楽しさが増えましたね。
・強さのバランス調整が素晴らしい
所謂トレーディングカードゲームのような対戦カードゲームでは、後発に出されたカードが強くなりがちで、常に新しいバージョンを買い続けないといけないことも多いと思います。
ですが、後方支援能力やカードの基本能力が絶妙に調整されており、いつどのバージョンを買っても優劣がないのが良いですね。
増えていくカードへの知識は補わないといけないものの、始めるハードルが低いので誰でも始めやすいと感じました。
・カード情報を一覧できるものが欲しい
ルールがオンライン上で公開されている関係で、カード情報の全てを掲載してしまうのが難しいのだと思います。
ですが、前述したようにこれから始める人にとっては他のバージョンの情報が見やすくまとまった表が手軽に見られるようになると、より遊びやすくなるのではと感じました。
最後に
今回は、『インヴィクタス ver.2.0』をご紹介しました。
ゲームマーケット2026秋では「1.2.3.5.6弾」が販売され、その後通常販売もされていくということで、
発売時期がまだの「4弾」も含めて体験レビューをさせていただきました。
今後、新しいバージョンが発売される予定もあり、大会も開かれていくと伺っていますので、
このタイミングで気に入るバージョンをゲットして、ガンガン対戦してみて欲しいですね。

前回言っていた「デッキレシピ」を公開するツール、
ぜひ活用してみてくださいね!
インヴィクタス ver.2.0 のシリーズ





















まとめ