2025年11月22日(土)~23日(日)に行われる、幕張メッセ 展示ホール3・4・5・6で開催されるアナログゲームのイベント『ゲームマーケット2025秋』。
今回は、そのイベントでPlayteさんから販売されるゲームをまとめて8個紹介させていただきます。
1. スターフォール
スターフォールは、星空に浮かぶ月や惑星を集めてくるセットコレクションゲームです。
各プレイヤーは、ゲーム開始時点で星トークンを32ポイント分もらいます。
これは、夜空に浮かぶ星々に見立てたカードを購入するための資金です。
手番が来たプレイヤーは、以下の3つから1つのアクションを選んで実行します。
A. 夜空カードをボード上に配置する
B. 夜空カードを移動させる
C. 夜空カードを発見(購入する)
夜空カードは、配置されてから移動をしていくと徐々に価値が安くなっていきます。
夜空カードが最後の1枚になるか、全プレイヤーが星トークンを使い切ったら、ゲームは終了します。
集めたカードに描かれた月や惑星ごとに勝利点を得ます。
余った星トークンも2ポイントで1点もらえます。
これらを合計して最も勝利点の多いプレイヤーは、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | スターフォール |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Scott Almes |
| 人数 | 2~4人 |
| 時間 | 30分 |
| 年齢 | 14才~ |
| 価格 | 3,500円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
「星」は最も数が多いと得点でき、「彗星」は数を多く集めると得点が伸びるなど、カードに描かれた星によって得点条件が異なります。
しかも、誰がどれを集めているのかがわかる中で安く且つできるだけ多く集めたいというジレンマが楽しいですね。
PlayteさんのXはこちらです。
2. パロットダイム
パロットダイムは、各ラウンドごとに決められたルールに基づいて得点条件が変わるトリックテイキングゲームです。
4色1~10までのカードを人数に応じた枚数配ります。
各ラウンドごとの条件が書かれた14枚のカードから、プレイ人数に応じた枚数のカードを選びます。
スタートプレイヤーは、+と-が書かれたカードを持ちます。
ラウンド開始時、条件カードの条件を満たすと「得点する(+)」か「失点する(-)」かを決めます。
スタートプレイヤーはカードを1枚出し、以降のプレイヤーは同じ色のカードがあれば出さなければいけません。
スタートプレイヤーと同じ色で最も数字が大きいカードを出したプレイヤーは、このトリックを取ります。
ラウンドが終了したら、条件カードを元にメモパッドに得点を記録します。
これを条件カードがなくなるまでくり返したらゲームは終了します。
最も多く得点したプレイヤーは、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | パロットダイム |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Michel Matschoss |
| 人数 | 2~6人 |
| 時間 | 30分 |
| 年齢 | 14才~ |
| 価格 | 2,500円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
「赤いカードごとに±4点」や「7のカードごとに±10点」などの条件がある中、突然「7並べ」が始まることもあるのがおもしろいですね。
固くならずにわいわい楽しめる、初心者向けのトリックテイキングですね。
3. コール・マイ・トラッシュ
コール・マイ・トラッシュは、ウソを混ぜつつ手札のゴミカードを捨てていくブラフゲームです。
1~30まで各2枚ずつのゴミカードと、産業廃棄物と呼ばれるカードが20枚あります。
産業廃棄物カードが最初に2枚配られ、その後プレイ人数ごとに決められた枚数のカードを受け取ります。
手番が来たプレイヤーは、カードの数字を宣言しながら裏向きにして場に出します。
同じ数字は2枚同時に出してもよく、連番の数字であれば何枚でも出すことができます。
ただし、出す際にはウソの数字を宣言しても構いません。
もし、今出されたカードの数字がウソだと思ったら、手番順に関係なく指摘することができます。
出されたカードが正しければ指摘したプレイヤ、ウソだった場合はウソをついたプレイヤーが場のカードを全て引き取ります。
これをくり返していき、誰かが手札を出し切るまでプレイすると、1ラウンドが終了します。
引き取ったカードは、通常のゴミカードは-1点、産業廃棄物カードは-3点として計算します。
これを3ラウンドくり返したらゲームは終了し、最も失点が少ないプレイヤーは、ゲームに勝利します
| ゲーム名 | コール・マイ・トラッシュ |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Byeongjung Kim Boardgame Lab. |
| 人数 | 3~8人 |
| 時間 | 15分 |
| 年齢 | 8才~ |
| 価格 | 2,500円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
トランプゲームの「ダウト」を改良したようなゲームですね。
同じ数字や連番の数字はたくさん出せることでスピーディーになり、数字がないカードを入れることで必ずウソをつかなければいけない。
出すのも指摘するのもドキドキする、楽しいブラフゲームですね。
4. ローリー
ローリーは、サイコロを振って一時的に持ったお金を無事に確保することを目指すダイスゲームです。
スタートプレイヤーは、サイコロを2個振ります。
異なる目かゾロ目かでアクションが変わります。
異なる目の場合、出た目のどちらかと同じお金を一時保管として受け取るか、一時保管しているお金を確保するかを選択します。
ゾロ目の場合、出た目と同じお金を一時保管していると、そこにあるお金を全て没収されてしまいます。
同じお金を一時保管していない場合は、そのまま保管状態を維持できます。
全プレイヤーがお金を確保するか破産してしまった場合、ラウンドは終了します。
これを7ラウンドくり返したら、ゲームは終了します。
各プレイヤーは、確保したお金の枚数をそれぞれの種類ごとに数えます。
各種類ごとにお金を集めた数が多い1~3位までまでのプレイヤーは、ボーナスをもらうことができます。
集めたお金とボーナスを合わせて最も多くのお金を稼いだプレイヤーは、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | ローリー |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Joël Gagnon |
| 人数 | 2~6人 |
| 時間 | 20分 |
| 年齢 | 8才~ |
| 価格 | 3,000円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
たくさんお金を得ようとすると、破産のリスクがある。
10もたくさん集めたいけど、-5や0の方がボーナスが魅力的。
随所にどうするべきか悩ましい点があり、サイコロを振る度に一喜一憂する楽しいパーティゲームですね。
5. 大体八百長レース
大体八百長レースは、カードをプレイしながらナマケモノコマを進めて2位を目指すレースゲームです。
手番が来たプレイヤーは、手札から数字の書かれたカードを出します。
シングル・ジャンプ(同じ数字)・ラン(連番)といった役がある中、場のカードよりも強いカードを出すことができると、出したカードの枚数分コマを進めることができます。
誰かがゴールしてもラウンドは終わらず、2位が決まるまで続きます。
ただし、禁止薬物が入った「怪しいドリンク」といわれるワイルドカードを、誰かが1位でゴールするまでに使用しなければいけません。
無事に使って2位でゴールをしたプレイヤーは、お金トークンを受け取ります。
これを3ラウンドくり返したら、ゲームは終了します。
最もお金トークンを獲得したプレイヤーは、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | 大体八百長レース |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Anuc Kim Reader on Jupiter |
| 人数 | 3~5人 |
| 時間 | 20分 |
| 年齢 | 14才~ |
| 価格 | 2,500円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
大富豪に似たカードゲームをするのですが、このジャンルのゲームは強い手札が有利という手札運が勝敗に影響してきます。
このゲームはそこのバランスを解決するために、「2位を目指す」というのが斬新でおもしろいですね。
名誉かお金か・・・欲しいのはもちろん、「お金」ですね!
6. ペントリーニ

ペントリーニは、サントリーニ島の建物を模したコマを使って「今日の日付」を表すパズルゲームです。
「何月・何日・何曜日」が底面に書かれた箱があり、そこに様々な形の木コマを埋めていきます。
今日の日付になるようにきれいに埋めることができたら成功です。
毎日且つ一生遊べるパズルゲームです。
| ゲーム名 | ペントリーニ |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Junghee Choi |
| 人数 | 1人 |
| 時間 | 10分 |
| 年齢 | 14才~ |
| 価格 | 2,000円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
SNSでよく見る「万年カレンダー」の様なパズルゲームです。
サントリーニ島にある青い屋根の建物を模したコマが素敵な、毎日遊べて飾ってもきれいな一家に1つ欲しくなる作品ですね。
7. デポ
デポは、倉庫と呼ばれるエリアのカードによってプレイする枚数が制限されたカードゲームです。
手番が来たプレイヤーは、手札からカードを1枚または、同じ数字または連番でカードをプレイします。
役の強弱は、枚数が多さと「出された数字の合計値」が大きいかで決まります。
また、「倉庫」と呼ばれる山札の横に並べられたカードがあります。
同じ数字が複数枚あれば、「置かれた枚数分」まで同じ数字のカードを出すことができます。
連番で並べれてていたら、「連番で置かれていてる枚数分」まで連番のカードを出すことができます。
制限が加えられた中でカードを出していき、パスをした場合は倉庫からカードを受け取ります。
カードを出したプレイヤー以外の全員がパスをしたら、ラウンドは終了します。
これをくり返していき、いずれかのプレイヤーの手札がなくなったら、ゲームは終了します。
手札を出し切ることができたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | デポ |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | 沢口 游祐 |
| 人数 | 3〜5人 |
| 時間 | 15分 |
| 年齢 | 8才~ |
| 価格 | 2,000円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
いわゆる「大富豪系」や「ゴーアウト系」という手札を出し切ることを目指すゲームですが、出し方に制限がかけられているのは他にはあまりないように思います。
またパスの時には倉庫から手札を補充するので、全体の流れや自分の手札を見て、倉庫の状況に応じた手札を作る必要があります。
パスをして手札を作ることも戦略に必要な、あまり体験したことのない味のあるカードゲームですね。
8. ガチャポン・トリック
ガチャポン・トリックは、勝利するとお金を払っておもちゃを買うことができるトリックテイキングゲームです。
7色200~800までの7種類のカードを人数に応じた枚数配ります。
また、各プレイヤーにお金を5000円分配ります。
スタートプレイヤーはカードを1枚出し、以降のプレイヤーは同じ色のカードがあれば出さなければいけません。
なければ、他の色のカードを自由に出すことができます。
出されたカードの中で、最も多い色で且つ数字が最も大きいカードを出したプレイヤーは、トリックを取ることができます。
勝利したプレイヤーは、今回出されたカードの中から1枚選んでお金を支払って購入します。
また、望むなら山札の一番上のカードを500円で購入することもできます。
購入したカードは、自分の前に表向きに並べておきます。
これを手札がなくなるまでくり返すと、ラウンドは終了します。
同じ種類のおもちゃをたくさん集めると、多くの得点を得ることができます。
残金200円につき1ポイントもらえ、この合計を記録しておきます。
これを3ラウンドくり返したら、ゲームは終了します。
最も多くのポイントを獲得したプレイヤー、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | ガチャポン・トリック |
| メーカー | Playte |
| ゲームデザイナー | Daniel Newman |
| 人数 | 2~4人 |
| 時間 | 30分 |
| 年齢 | 14才~ |
| 価格 | 3,000円 |
| ブース番号 | 2025秋 エリア – 53 |
トリックテイキングとしてはシンプルなルールですが、得点の仕方が「セットコレクション」になっています。
同じおもちゃも、色ごとに価値が違うので全部集めてくるのは大変です。
お金を使いすぎて所持金がなくなったら、ラウンドから抜けなくてはならないので、欲しいカードがない時はなるべく勝ちたくありません。
ガチャを回してみたくなる衝動と闘いながら、上手くおもちゃを集めたいというわいわい遊べるトリックテイキングですね。
最後に
今回は、『Playteさんのゲームマーケット2025秋販売』のゲームを8個ご紹介しました。
どのゲームも、コンポーネントがかわいくて持ち運びしやすく、初心者の方でも遊びやすいゲームでした。
ぜひ、『セレクトコンテナ』に入れて、たくさんのゲームをお得に購入してみてください!

年末年始の集まりが増えるこの時期、
ぜひPlayteさんのゲームで遊んでみてください!!















