2025年11月22日(土)~23日(日)に行われる、幕張メッセ 展示ホール3・4・5・6で開催されるアナログゲームのイベント『ゲームマーケット2025秋』。
今回は、そのイベントで販売される『PON!』を紹介させていただきます。
『PON!』はこんなゲーム
PON!は、じゃんけんで勝った文字数進められるすごろくゲームです。
各プレイヤーは、「グー、チョキ、パー」と言葉の描かれた手札からカードを1枚選び、自分の前に裏向きにして置きます。
「じゃんけんPON!」の掛け声でカードを表向きにし、じゃんけんの勝敗を確認します。
じゃんけんに勝ったプレイヤーは、中央のすごろくマップにある自分のコマを、勝った際に出したカードに書かれた文字数分進めます。
その後山札からカードを補充してじゃんけんをくり返し、最初にコマがゴールしたプレイヤーは、ゲームに勝利します。
| ゲーム名 | PON! |
| メーカー | おもちゃ箱@療育ゲーム制作部 |
| ゲームデザイナー | おもちゃ箱@療育ゲーム制作部 |
| 人数 | 2~4人 |
| 時間 | 3~10分 |
| 年齢 | じゃんけんができるぐらい |
| 価格 | 2,500円(税込) |
| ブース番号 | 2025秋 両 – D25 |
『PON!』の簡単ルール解説

- ①マップ

すごろくのマップをテーブルの中央に置きます。その際、マスに効果のない「シンプルマップ」とマスに効果のある「にぎやかマップ」のどちらで遊ぶかを決めます。
- ②じゃんけんカード

42枚のじゃんけんカードを裏向きにしてよく混ぜ、山札としてマップの横に置きます。 - ③PON!カード
各プレイヤーは、以下の物を受け取ります。

- PON!カード:3枚
- コマ:1個
PON!カードとコマは、同じ色の物を受け取ります。

コマは、マップの「スタート!」の位置に置きます。 - ④1枚選んで裏向きで出す

各プレイヤーは、手札から1枚カードを選んで裏向きに自分の前に出します。 - ⑤じゃんけん
「じゃんけん PON!」の掛け声でカードを一斉にオープンします。


この時、「にぎやかマップ」で効果のあるマスにコマが止まった場合、その効果を処理します。
- ⑥捨て札
使ったカードは、以下の様に処理します。

- じゃんけんカード
山札の横に表向きにして捨てる - PON!カード
各プレイヤーの前に表向きにして捨てる
- じゃんけんカード
- ⑦カードを引く

じゃんけんの勝敗とコマの移動を行った後、各プレイヤーは山札からカードを1枚引きます。 - ⑧④~⑦をくり返す
④~⑦をくり返しプレイしていきます。
- ⑨ゲームの終了

いずれかのプレイヤーのコマがゴールした場合、ゲームは終了してそのプレイヤーが勝利します。複数人が同時にゴールした場合、喜びを分かち合いましょう。
コンポーネント紹介
ここでは、PON!のコンポーネントを簡単に紹介します。
画像はタップで拡大できます。
・PON!カード
・じゃんけんカード
・マップ
・プレイヤーコマ

『PON!』の感想
・シンプルなルールと懐かしさ
じゃんけんに勝てば単語の文字数分進めるというシンプルなルールなので、大人も子どももすぐに遊べます。
学校帰りにじゃんけんしながら帰ったことを懐かしく思い出しましたね。
・しっかりとしたかけひきも味わえる
できるだけ効率よく、多い文字数で勝ってコマを進めたいと思うのは当然でしょう。
じゃんけんに勝てば問題ありませんが、あいこの場合は「文字数が少ない人が勝ち」というルールのおかげでそう簡単にはいきません。
どのタイミングなら勝てそうか、どこなら多い文字数を使う価値があるのかを考えるなど、このルール1つでしっかりとした心理戦が生まれていますね。
・レベルを選べる
「シンプルマップ」とマスに効果のある「にぎやかマップ」の2種類のマップがあります。
誰と遊ぶかや場面に応じて、使い分けることができ、お子さんと遊ぶ場合は「シンプルマップ」、大人同士で遊ぶ場合は「にぎやかマップ」といった使い分けができます。
いろんな遊び方ができるのは便利ですね。
最後に
今回は、『PON!』をご紹介しました。
じゃんけんで勝った文字数分進められるすごろくゲームです。
大人には懐かしく、子どもには遊びやすくていろんな言葉の勉強にもなる素敵なゲームですね。
サイコロやルーレットと違って、自分で手を考えて勝たないと進めないすごろくなので、いろんな状況を理解してプレイすることになります。
その、いろんな戦略を考えることがコンパクトに体験できるのがいいですね。

年末年始の家族の集まりに
ちょうど良いゲームですよ!

















